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初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

森の石松

2009年09月08日 19時02分01秒 | Weblog


ラジオを作っていた高校生時代に,

ラジオでよく浪花節を聴いていました。

浪花節では,広沢虎造が好きでした。



石松が金比羅代参からの帰り,三十石船で「すしを食いねェ…」のくだりや,

都鳥(みやこどり)一家に持っていた金を貸してやり、

焔魔堂で子分にだまし討ちにあうくだりはよく覚えています。

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大映で勝新太郎は二枚目でした。

たしか題名は「次郎長富士」で勝新は「森の石松」を演じて,

焔魔堂の立ち回りのシーンを殺陣師さんの段取りがなかなか決まらず,

徹夜の撮影に付き合った思い出があります。

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 近くの百円ショップで「広沢虎造・清水次郎長伝」のテープが出ていました。


懐かしさのあまり求めてしまいました。

きのうのお爺さんのことを言っていられません…。

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CDは盤も小さくて,扱いが簡単でよいのですが,

同封されている解説書に不満があります。

LPレコードの時代は,30センチLPのジャケットが気に入って

レコードを買ってしまったことがありました…。

プレーヤー〔演奏者〕の洒落たスナップショットを使ったり,

抽象画家の絵を使ったジャケットは素晴らしかったのです。

CD時代になってからCDのケースも小さいせいもありますが、

思わず買いたくなるような絵に出会ったことがありません。





デジタルのCDは雑音もなく回転むらもなく,生々しく音楽が聞こえます。

LPレコードからの復刻盤はいいのですが、

デジタル録音のピアノの音色にクラシック・軽音楽ともに不満があります。

空き缶を叩いたような乾いた音に聞こえます。邦楽の三味線も痩せて聞こえます。

私だけでしょうか…。