
ワープロの月刊誌がありました。
日商のワープロ技能検定1級をクリアした人のインタビュー記事が載っていました。
ワープロ技能検定1級を取得する人は神様です…。
その人は,富士通の親指シフトのキーボードを使っていました。
富士通の親指シフトは独特の配列です。
打鍵スピードは群を抜いていたようです。
私はJIS配列(ま、の、り、れ…右手、は、し、と、ち…左手)です。
新JIS配列の新しいキーボードが現れました。
富士通の親指シフトに対抗して出来たようです。
キャノンはJIS配列のキーボート、新JIS配列のキーボートを備えた
2種類のワープロ機が発売されていました。
長年JIS配列で古くから慣れている人には,今更,ということでしょう。
やがて市場から姿を消します。
ワープロも機能が豊富になって,ソフトが多く出てきました。
パソコンにどんどん近づいていきました。
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テレビの事務棟,技術棟でワープロは普及しました。
テレビは職業柄、新しい機械には好奇心ですんなり受け入れられます。
ワープロは日電のブラウン管ディスプレーの「文豪」、シャープの「書院」、
富士通の親指シフトのキーボードを備えた、「オアシス」などでした。
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社内の通達は、A4判の文書スタイルです。
ワープロは複写機ゼロックスと相性が良くて,ワープロで原稿を
プリントしてゼロックスで必要な枚数のコピーをとります,
熱転写プリンターのついたワープロは便利が良かったです.
リボンがないときは、感熱紙(スーパーマーケットのレジの;レシート等)で
間に合わせました。
印字して時間がたつと,印字が薄くなってやがて消えます。
私は3年ほど前まで,DOSの機械のプリンターが熱転写プリンターで,
とっくに,リボンが販売停止になっていましたので,感熱紙でプリントして
いました。しかし、プリントアウトした感熱紙をスーパーの複写機で
コピーを忘れずにとっていました。

テレビ局内、美術関係は、WYSIWYG(ウィジウィグ)のディスプレーが見易い、
アップルのMacintoshの機械を使い始めました。
技術系はMS-DOSのNEC-98でした。
プリンターはドットインパクト方式,レーザー方式が主で,
インクジェット方式はまだでした。
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社内に「アマチュア無線クラブ」がありました。
そこのメンバーが,NEC-98にシフトしました。
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私は、5インチフロッピー内蔵と3・5インチフロッピー外付けのNEC-98に
「一太郎Ver.4.3」「ATOK 7」で、スタートしました。
この一太郎は,ハードディスクとEMSメモリーが必要でした。
