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今日のうた

思いつくままに書いています

「憲法改正『僕は反対。これが信念です』」 野中広務さんの言葉

2018-01-28 10:26:45 | ②一市民運動
①「憲法改正『僕は反対。これが信念です』 野中広務氏 
   2017年7月5日 朝日新聞デジタル」

https://digital.asahi.com/articles/ASK752T9QK75UTFK002.html

①-2「野中氏、反戦・反差別訴え『一番まずかったのは安保法』 
   1月27日 朝日新聞デジタル」

https://digital.asahi.com/articles/ASL1V6GRCL1VPTIL026.html

官房長官や自民党幹事長などを歴任した野中広務(ひろむ)さんがお亡くなりになりました。
 野中さんは「安保法」や「憲法改正」に反対でした。
 記事の一部を引用させて頂きます。

「朝日新聞のインタビューでは
 『最近の新聞の中には政府の都合の悪い報道は
  せず、かばうところも出てきた。
  安倍首相に意見する人が党内にも少ないんだ。
  一番まずかったのは集団的自衛権の行使を認める安保法制をつくり、
  戦争をできる国にしたこと。
  他国の人を傷つけ殺すことは、自分たちも殺されることになる

 と語っていた。
 
 野中さんは議員引退後、共産党機関紙のインタビューに応じ平和への思いを語った。
 「『戦争体験世代の役割として『憲法9条をまもらなあかん』
 とおっしゃっていた」 (引用ここまで)
 
 ご冥福をお祈りいたします。
 気骨ある自民党員が引退したり、お亡くなりになる。
 そして、見ざる、言わざる、聞かざるの党員ばかりが残る……。
 嘆かわしいことです。

①-3「野中広務が語っていた安倍政権への怒り!『安倍首相は東條英機と変わらない』
   『麻生太郎の差別発言は絶対許さん』 1月29日 LITERA」

http://lite-ra.com/2018/01/post-3766.html

これは必読です。なぜ日本という国が、こんなに歪められてしまったかが解かります。
 こうした記事をネットでしか読めないことが、残念でなりません。
 私の世代の女性は、ネットを使わない人が大半ですから。
 また、9条は自衛隊のことだから、私には関係ないと思っている人も多いです。
 それは間違いです。記事の一部を引用させて頂きます。

「『戦争がどれだけ深い傷痕を国内外に残したか、もっと謙虚にあの時代を検証してほしい。
 【戦後レジームからの脱却】いうてね、歴史を消してしまうようなやり方は間違っている。
 それは国際社会への復帰につながった東京裁判も否定する。
 だから安倍さんはA級戦犯が祀られている靖国神社に参るんですよ』

 『自衛隊は戦争にいかない前提で入隊した人たちが多いから、
  実際に行けといわれたら辞める人も多いはず。
  その次に何がおきるか。国防軍ですよ。
  いずれ必ず徴兵制がやってくる
』」(引用ここまで)

②「集団的自衛権巡る出動命令『全自衛官に可能性高い』 高裁、審理差し戻し
  2月1日 朝日新聞デジタル」

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13339932.html?_requesturl=articles%2FDA3S13339932.html&rm=150

国は憲法に違反する「安保法(安全保障関連法)」を強行採決で成立させたにもかかわらず、
 なぜ「国政情勢を踏まえても隊員の所属部隊に出動命令が出るとは想定できない」などと、
 無責任極まりないことが言えるのだろうか!
 安倍政権は、東京高裁の杉原則彦裁判長の言葉をかみしめて欲しい!
 一部を引用させて頂きます。

出動命令に従わなければ、免職を含む懲戒処分や刑事罰、
 厳しい社会的非難が想定され、重大な損害を受ける恐れがあると指摘。
 損害を避けるには命令に従う義務がないことの確認を求める
 訴訟以外に方法はなく、訴えは『適法』とした
」(引用ここまで)

※現在の自衛隊員のほとんどは、集団的自衛権の行使を認める
 「安保法」が出来る前に入隊したはずだ。
 「安保法」で状況が変わったのだから、自分の身は自分で守るべく
 行動を起こして欲しいです。


集団的自衛権の行使を認める安保法を安倍政権が成立させたということは、
 現在の自衛隊はアメリカと一緒になって世界のどこでも戦争ができる、ということです。
 安倍氏は、「国民のために一生懸命に働いている自衛隊の存在を
 憲法に明記すべきだ」と訴えているが、
 これは安倍氏お得意の【 トリック 】です。

 世界のどこでもアメリカと一緒になって戦争ができる現在の自衛隊の存在を、
 憲法が認めることになるからです。
 自衛隊員の方々のためにも、憲法に現在の自衛隊の存在を明記(加憲)することに反対です!
 集団的自衛権の行使を認めた安保法によって、
 現在の自衛隊は様変わりしてしまったのだから、
 憲法に現在の自衛隊の存在を明記(加憲)することは、非常に危険です
 騙されてはいけません!!!!!
 


 また、安倍氏は9条2項を残すことも考えているようだが、たとえ残しても、
 現在の自衛隊の存在が明記(加憲)されれば、そちらが優先される。
 意味を失った9条2項はいずれ削除されるのは、火を見るより明らかだ。
 これが安倍氏が訴える、憲法改正の【 悪だくみ 】の一つです。

 安保法により、集団的自衛権の行使が認められてしまいましたが、
 この安保法はあくまでも法律です。
 政権が替われば、法律を変えることもできます。
 だが、集団的自衛権の行使という任務を負った自衛隊の存在を憲法に
 明記(加憲)すれば、憲法を変えることは並大抵のことではありません。
 「日頃、自衛隊のみなさんが、私たち国民のために一生懸命働いているのだから、
  その存在をきちんと憲法に明記すべきだとは思いませんか」との
 安倍氏の言葉に騙されてはいけません!
 自衛隊員のみなさんが、自分たちの国とは全く関係のない国に行って、
 アメリカと一緒に戦うことのないよう、
 私は憲法改悪に反対です!!!!!

 選挙で使うお金は限度がありますが、国民投票には限度がないそうです。
 安倍政権は多額の金をかけて、電通に「いかに憲法改正が必要か」を宣伝させる。
 消費者心理を知り尽くした電通が、あらゆるメディアを使って宣伝活動をする。
 国民投票に持ち込んだら、怖ろしい結果にもなりかねません。
 子どもや孫のために、よく考えてください。
 いったん憲法改悪が認められれば、次々と憲法が変えられて、
 国の形が大きく変わってしまうでしょう。
 そうなってからでは遅いのです。

※参考までに、憲法9条2項
 「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
  国の交戦権は、これを認めない」

③「(社説)憲法70年 野党からの重い指摘 1月27日 朝日新聞デジタル」

https://www.asahi.com/articles/DA3S13332303.html

社説に解りやすく書いてあるので、一部引用させて頂きます。
 嘘や詭弁を用いてまで憲法改正を押し通そうとする。
 安倍氏の言葉に騙されてはいけません!

「あきれたのは、なぜ自衛隊明記が必要なのかをめぐる、自民党の
 二階俊博幹事長への首相答弁だ。
 自衛隊員たちに『君たちは憲法違反かもしれないが、
 『何かあれば命を張ってくれ』と言うのはあまりにも無責任だ」

 安倍内閣を含む歴代内閣は自衛隊を合憲とし、国民の多くも
 合憲と考えている。
 誰が自衛隊にそんな指示をするというのか。的外れもはなはだしい

 (引用ここまで)

④「額賀派クーデターの波紋 “反アベ”結集なら総裁選は大波乱 1月29日 日刊ゲンダイ」

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/222142

安倍氏が訴える改憲は、自民党の党是ではない。
 自分に都合のいい理由で国民を巻き込むのは、絶対に止めて欲しい!
 記事の一部を引用させて頂きます。

「保守本流は、GHQと一緒に憲法を制定し、日本の繁栄を支えてきた。
 ところが、安倍首相が敬愛する祖父の岸信介氏は“保守傍流”です。
 戦犯だったため憲法制定に加われなかった。
 だから、安倍首相は“押しつけ憲法だ”と批判し、
 “戦後レジームからの脱却だ”と戦後の日本を否定している

 (引用ここまで)

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※参考までに2017年5月5日の私のブログ「安倍氏のための憲法改正に
  断固として反対します! (1)」を再度載せます。
      ↓
http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/31c5cf2509db8bb998c21f84490ef63d





 







































(画像はお借りしました)


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