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安倍氏のための憲法改正に 断固として反対します! (1)

2017-05-05 09:23:11 | 市民運動
なぜ安倍氏はこんなに「憲法改正」にこだわるのか?
はたして「憲法改正」が本当に自民党の党是(とうぜ=党がよしとした基本方針)だったのか?
2015年7月20日の私のブログ「『自立路線』と呼ぶことへの違和感」を再度読むと、
このことがはっきりと見えてきた。
(読みながら鳥肌が立った。これではまるで、仇討ではないか!)
2015年にはNHKのドキュメンタリー番組が健全だったと、今、しみじみ思います。
再度、載せます。
    ↓
http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/c9e6f725514fd192b5d3b9672bd74f2b


2015年7月18日、NHKスペシャル「戦後70年 ニッポンの肖像-政治の模索-
第1回保守・二大潮流の系譜」を観る。
気になる言葉を引用します。

(1)戦後、パージ(公職追放)された多くの人が戻ってきた。岸信介もその一人だが、
  多くは戦後の社会を本能的に嫌い、戦前の社会をめざす傾向があった

(2)岸は安保反対運動を見据えて、警察官の権限の強化を目指す。
   1958年、「警察官職務執行法改正案」を提出するが、
   治安維持法の復活との反対が根強く、自民党内からも反対が続出し、
   
廃案になる
ここから岸の目論見はほころび始める。


   (法案を成立させる前に、権限の強化と反対を抑え込む目的で、
    岸は「警察官職務執行法改正」を、
    安倍は「特定秘密保護法」【2017年には「共謀罪=テロ等準備罪】を出している)

(3)1960年5月19日、会期延長して衆議院で単独で、安保改定を強行採決する。
   このことで、くすぶっていた安保反対運動に火をつけることになる。
   それまでの労働組合を中心とした縦型の運動から、全く国民的な横の社会構造の運動へと
   変わっていく。この日を境に、民主主義の危機と、1週間後には全国各地で54万人
   にふくれあがった。樺美智子さんの死で、運動は更に激化していく。
   
   「 岸内閣は警職法や安保をふくめて、非常に強権的な性格だった。 
   
 国民は『こりゃまずい』と、いろんな不満とか不安とかが、あの時に爆発した
 」

   岸内閣の支持率は26%まで下落した。岸は政権を維持できなくなり、
   6月23日に退陣表明する。

   「 岸は国民をつないでいるメディアに対して、一顧だにしなかった。
 
   メディアに対しても強硬路線を打ち出した。  
    安保改定から一気に憲法改正へという、岸の目論見は否定された。
    
まさに1960年が憲法改正の分水嶺だった 

    これ以降、岸は水面下で、80歳を過ぎても自主憲法制定を目指し
    孤
軍奮闘することになる
 


 (衆議院での単独強行採決、メディアを一顧だにしない強硬姿勢、支持率の急落、
  今の安倍政権は、まるでデジャビュのようだ)

(4)岸は憲法改正に取り組まない自民党に対して、アメリカの雑誌で次のように批判する。

  「 憲法改正は日本が真に戦後から脱却し、
   日本人としての自信と誇りを持つのに必要だ。
   あまりにも池田(勇人)および私の弟(佐藤栄作)が、
   『憲法はもはや定着しつつあるから憲法改正はやらん、やらん』と
   非常に後退したからね。
   もういっぺん俺が総理大臣になってだ、憲法改正を政府としてやるんだと、
   まあ、密かにそう思ったことは随分ありますよ。
   完全燃焼しないと未練が残る
 


(5)「これ正に先生のご初心であり、小生の初心であります」と憲法改正について語っていた
    中曽根康弘は、総理大臣に就任した1982年には、次の言葉を残している。

  「 現行憲法の民主主義、平和主義あるいは
   基本的人権の尊重、国際協調主義等は、優れた理念であって、
   憲法改正を政治日程にのせる考えは、目下のところありません
 」  

 (自民党結成時は自主憲法制定が党是だったようだが、それ以後に引き継いだ政治家は、
  安倍晋三までいないようだ。岸は「自主憲法制定」のたすきをかけて孤軍奮闘、訴え続けた)

※98歳になる中曽根康弘氏の考えは違うようだが……。

(6)岸は民主政治について、次のように述べている。
  「 反対運動は一部である。大衆に追随し、大衆に引きずり回される政治が
    民主政治ではない。
    民衆の2、3歩前に立って、民衆をひきいて、民衆とともに歩むのが、
   本当の民主政治の
リーダーシップだ
 」
    それに対して「自分についてくるのが民主主義だと思っている」との批判がある。
   (引用ここまで)

 (こうした岸の政治的野心が、安倍に受け継がれていったことがよく分かる。
  1960年に岸が行い、それによって民意が離れていったと同じことを、なぜ今、
  安倍はしようとするのだろう。
  メディアを一顧だにしないこと、自分についてくるのが民主政治だと勘違いしていること。
  私は55年前のデジャビュにつき合わされ、そこまで遡るのはごめんです!
  もう一つの私の疑問は、岸は対米従属構造を徹底して嫌った。だが安倍は、アメリカへの従属を
  より深めようとしている。私にはそこがどうしても理解できない)(敬称略)

●今回この番組を見直して、岸と安倍の立場に違いがあると強く思った。
 ここからは私感だが、安倍は岸が果たせなかったことを成し遂げるといった
 宿命のようなものを感じながら、生きてきたのではないだろうか。
 そのことは、この番組を観るとよく分かる。
 だが、安倍は岸と同じようなことをしているようで、根っこの部分が違うと思う。
 岸はあくまでもアメリカへの従属を排除しようとして、安保や憲法改正を考えていた。
 だが安倍はアメリカへの従属を強めようとして、様々な法律を作り、憲法改正を考えている。

 古き良き時代(?)の明治時代を国の手本としていることまでは分かる。
 日本を世界に誇れる国、世界でも強い国にする。
 そのためには、憲法が定めている立憲主義や基本的人権などは邪魔なだけだ。
 国が暴走しないよう、国民が権力を縛る「立憲主義」ではなく、
 権力の都合のいいように、国民を縛る憲法が欲しい。
 いざとなったら国のためには命を捧げるような、教育勅語を礼賛する。
 戦後、「個人」がのさばり過ぎたので、「基本的人権」に歯止めをかけたい。
 多様性よりも、「和」を重んじる統一のとれた国作りをめざす。 
 安倍のめざす国とは、こういうことなのか? 私には国としてのビジョンが全く見えない。
 私は国のために生きているわけではない。
 私は私、自分が選んだ道を好きに生きていきたい。
 国に監視され、管理されるのは、真っ平御免だ!   (敬称略)


(425)「〈憲法特集〉内田樹さんが語る『時代の正体』 5月3日 カナロコby神奈川新聞」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170503-00017589-kana-l14

「日本は真の属国」、納得です。
 こうした屈辱を晴らすために、弱い立場の人たちを差別する。根性がひん曲がっている!
 だが内田さんの次の言葉が救いです。引用させて頂きます。

 「だがそうした危機的現状にあって、冷静なまなざしで現実を眺め、
  自分たちが生き残るために、自分たちが受け継ぐはずの国民資源を
  今ここで食い散らすことに対して「ノー」を告げる人たちが
  若い世代からきっと出てくると私は思っている」  (引用ここまで)


※参考までに
「NKHスペシャル戦後70年 ニッポンの肖像 -政治の模索-
 第1回 保守・二大潮流の系譜」
        ↓
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20150718

●こちらで観ることが出来ます。 「YOU TUBE(動画あり)」
 これを観ることで、現在の安倍氏の動向がよく解かります。
 是非、是非、是非、是非、是非、ご覧ください!
        ↓
https://www.youtube.com/watch?v=tqSBgtmQmlY










(画像はお借りしました)
  
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