今日のうた

思いつくままに書いています

「テロ等準備罪=共謀罪」は 10年後、20年後に変容をとげる

2017-06-07 11:05:55 | ②一市民運動
5月20日放送の報道特集「監視と抑圧の歴史が問うもの」の中で、
保阪正康さんと海渡雄一さんが、「共謀罪」の本質を語っていた。

保阪正康さんの言葉

「本質的には日本の取り締まり当局が、膨大な予算と膨大な人員を割いて
 ひとりひとりの思想調査や動向調査をやる。
 それに一定の枠組みから出さないようにする。
 それが 「 一般人 」
 政府の言いなりになっている人が 「 一般人 」だということになりませんか。

 想像力も日常の批判の目も、現実に対する意識も全部捨てなさいと、
 それが 「 一般人 」じゃないですか、ということではないですか」

海渡雄一さんの言葉

「政府は『乱用のおそれはない』と言っているが、
 実は「治安維持法」の時もそう言っていた。
 しかしそれが 10~20年経つうちに、
 とんでもない法律になっていった


※こちらから番組の一部を観ることが出来ます。
 「共謀罪と治安維持法  監視と抑圧の歴史が問うもの YOU TUBE(動画あり)」
               ↓
https://www.youtube.com/watch?v=SyxE-9uXyyU

オリンピック誘致の時は、「日本は安全な国」だと言い、そして今回、
「テロ等準備罪=共謀罪」がないとオリンピックもパラリンピックも開催出来ないという。
「テロ等準備罪=共謀罪」は、テロ対策のための法律ではなく、
国民を監視し萎縮させる法律です。
オリンピックに浮かれて、終わってみれば負の遺産と「テロ等準備罪=共謀罪」だけが遺る。
そしてこの法律が10年後、20年後に子供や孫たちを苦しめることになる。
これでも、「テロのためには仕方がないのかしらね?」と言っていられますか。
私は安倍政権規格の 「 一般人 」にはなりたくないし、絶対にならない!

※東京新聞の「こちら特捜部」が素晴らしい。
 残念ながら、全文をリンクできませんでした。
 ヒトラーと現政権のあまりの類似点に驚きます。
             ↓
(2)「ベルリン五輪の教訓どこに 5月26日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2017052602000140.html

(3)「『共謀罪』書簡の国連特別報告者 日本政府の抗議に反論 5月23日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201705/CK2017052302000119.html

(4)「『共謀罪』法案が参院審議入り 必要性、議論は平行線 首相また国連報告者非難
    5月30日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12962489.html

(5)「『共謀罪』過剰反応、リットン調査団重なる 加藤陽子氏 
    6月7日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASK65418WK65UTIL034.html

※一部を引用させて頂きます。

「国連の委嘱を受けた人物の要求に対しての開き直りの抗議。既視感がある。
 1931年の満州事変後、リットン卿が国際連盟の委嘱で報告書を発表した
「リットン調査団」。その時の抗議と似ています」

(6)「国際連盟脱退  コトバンクより」

https://kotobank.jp/word/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%80%A3%E7%9B%9F%E8%84%B1%E9%80%80-64011

●この時代と現在の類似点に驚きます。
 この後、日本はどうなって行ったのかを歴史が教えています。
 日本が孤立の道を突き進むことのないよう、しっかり監視していかなければ!






















(画像はお借りしました)


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