やってみたいことリストに挙げたもののうち,2つの実験項目をさっそく実行してみた。
RSフリップフロップと無安定マルチバイブレータの2つの回路を同時に実験した。いずれもNANDゲートを2つ使用するが,74HC00という,NANDゲートが4個入った有名なIC一つで両方の回路を組むことが可能である。
秋月電子通商で手に入れた,最小級のブレッドボード一枚にパーツを盛り込んでみた。
写真の左側が無安定マルチバイブレータで,右側がRSフリップフロップである。
単三電池4本の6Vで駆動する。初めはマルチバイブレータの出力を見るのに LED を用いていたが,電源をつなぐと点灯するものの,点滅しているように見えなかったので,圧電ブザーに取り換えた。すると,圧電ブザーが「ビー」と鳴いた。無安定マルチバイブレータで圧電ブザーを鳴らすという野望はかなえられた。回路は逆瀬川皓一朗著『ディジタル回路の基礎と応用』136ページ図6-16 (a) を参考にして組んだ。コンデンサー2個と抵抗2個を使用するタイプの回路だが,コンデンサーと抵抗はそれぞれ0.01μFと100kΩのもののみを使用した。積 RC は 10-3 のオーダーなので,その逆数の 1kHz オーダーの周波数の音が聞こえたのだろう。
一方,RSフリップフロップの方は,電池をつなぐと黄色か緑色の LED のどちらか一方のみが「その時のICの気分によって」点灯することは確認されたものの,どちらのボタンを押しても LED の状態は全く変化しなかった。ボタンの配線を間違えたのかもしれず,あるいはプルアップ抵抗を10kΩにしたのが大きすぎたのかもしれないが,詳しい検討はまた今度にしようと思う。今夜は今年一番の冷え込みで,無暖房自宅実験室では寒くてやる気がかなり減退してしまっているのである。
こうして,意図した実験は半分だけ成功したわけであるが,別の本を見ると,今回使用したのとは少し異なる発振回路が載っていたので,それもぜひ試したいところである。
それにしても,小さなブレッドボードにスイッチを2個載っけるのはちょっと大変だった。回路図兼実体配線図の描き起こしとパーツの配線の作業にはやはり一時間は要した。かなりの集中力と根気が必要なので,一日にそういくつも実験できるものではないようだ。続けていればそのうち慣れるだろうか。
RSフリップフロップと無安定マルチバイブレータの2つの回路を同時に実験した。いずれもNANDゲートを2つ使用するが,74HC00という,NANDゲートが4個入った有名なIC一つで両方の回路を組むことが可能である。
秋月電子通商で手に入れた,最小級のブレッドボード一枚にパーツを盛り込んでみた。
写真の左側が無安定マルチバイブレータで,右側がRSフリップフロップである。
単三電池4本の6Vで駆動する。初めはマルチバイブレータの出力を見るのに LED を用いていたが,電源をつなぐと点灯するものの,点滅しているように見えなかったので,圧電ブザーに取り換えた。すると,圧電ブザーが「ビー」と鳴いた。無安定マルチバイブレータで圧電ブザーを鳴らすという野望はかなえられた。回路は逆瀬川皓一朗著『ディジタル回路の基礎と応用』136ページ図6-16 (a) を参考にして組んだ。コンデンサー2個と抵抗2個を使用するタイプの回路だが,コンデンサーと抵抗はそれぞれ0.01μFと100kΩのもののみを使用した。積 RC は 10-3 のオーダーなので,その逆数の 1kHz オーダーの周波数の音が聞こえたのだろう。
一方,RSフリップフロップの方は,電池をつなぐと黄色か緑色の LED のどちらか一方のみが「その時のICの気分によって」点灯することは確認されたものの,どちらのボタンを押しても LED の状態は全く変化しなかった。ボタンの配線を間違えたのかもしれず,あるいはプルアップ抵抗を10kΩにしたのが大きすぎたのかもしれないが,詳しい検討はまた今度にしようと思う。今夜は今年一番の冷え込みで,無暖房自宅実験室では寒くてやる気がかなり減退してしまっているのである。
こうして,意図した実験は半分だけ成功したわけであるが,別の本を見ると,今回使用したのとは少し異なる発振回路が載っていたので,それもぜひ試したいところである。
それにしても,小さなブレッドボードにスイッチを2個載っけるのはちょっと大変だった。回路図兼実体配線図の描き起こしとパーツの配線の作業にはやはり一時間は要した。かなりの集中力と根気が必要なので,一日にそういくつも実験できるものではないようだ。続けていればそのうち慣れるだろうか。
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