荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

必殺仕置人の巻、ふたたび。

2016年06月14日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




【新・必殺仕置人】第11話「助人無用」を観ました。




詳細は、いろんなヒトがネットで披露してますから、そちらで確認して下さい。

ざっくりしたストーリーは

『引退した老仕置人・天狗の鞍三が、若い女房の治療費の為にふたたび仕置きを決行する』

というモノです。

天狗の鞍三を演じるのは、嵐寛寿郎。


そう。アラカンの当り役・鞍馬天狗のパロディという訳。


ブランクもあり、老いているが故に、モタモタしてスマートに仕置き出来ず、レギュラー仕置人の【助人】が【必要】になる、というプロットであります。

同じ様なプロットには、【必殺仕掛人】第22話「大荷物小荷物仕掛の手伝い」や【必殺仕事人V】第11話「主水、送別会費を全額盗まれる」がありました。

ちなみに、「大荷物~」での老仕掛人は【カニの七兵衛】、「主水、送別会~」での老仕事人は【浦島亀吉】といいました。



今回、最高にカッコ良かったのが、天狗の鞍三と闇の総元締・虎との邂逅です。

ボディガード・死神を従えた虎が、鞍三に向かって頭を下げる…!


鞍三が、いかに凄腕仕置人だったかが、よ~く分かるシーンでありました。

浦島亀吉も、おりくの殺しの師匠って設定でしたし、まぁ鉄板っちゃあ鉄板っすよね。

天狗と虎の奉納古絵馬がとても粋であります。




ジャニタレ学芸会バージョン【必殺仕事人20XX】も、少しは見習って下さい。



『社会的存在としての引退はあっても、心の引退は生命ある限りないのです。いつも何か目標を定め、それに挑戦していくことが大切です』ジョセフ・マーフィー(英国の宗教者・1898~1981)

過去の記事。
必殺仕事人の巻。
必殺仕事人の巻、ふたたび。
必殺仕事人の巻、みたび。
必殺仕事人の巻、よたび。
必殺仕事人の巻、いつたび。
必殺仕事人の巻、むたび。
必殺仕事人の巻、ななたび。
必殺仕事人の巻、やたび。
必殺仕事人の巻、ここたび。
必殺仕事人の巻、とたび。
必殺仕事人の巻、拾壱たび。
必殺仕事人の巻、拾弐たび。
必殺仕置人の巻。
必殺商売人の巻。
山内久司の巻。
藤田まことの巻。

【必殺仕事人V】第11話「主水、送別会費を全額盗まれる」は、おりくの【必殺シリーズ】降板回でもありました。

その後、愛息・勇次とは組んだのかな…。


『母の自分に対する愛は、それが盲目的であればあるほど尊かった。子と母との間には何らの理解も要しなかった』菊池寛(ニッポンの小説家・1888~1948)


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