荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

必殺仕事人の巻、拾壱たび。

2016年01月19日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




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必殺仕事人の巻。
必殺仕事人の巻、ふたたび。
必殺仕事人の巻、みたび。
必殺仕事人の巻、よたび。
必殺仕事人の巻、いつたび。
必殺仕事人の巻、むたび。
必殺仕事人の巻、ななたび。
必殺仕事人の巻、やたび。
必殺仕事人の巻、ここたび。
必殺仕事人の巻、とたび。
必殺仕置人の巻。
必殺商売人の巻。
山内久司の巻。

















久しぶりに観たいな。

【必殺仕事人III】。

それにしても、安普請なオープニングの作りだ。

【新・必殺仕事人】のオープニングに順ちゃんを足しただけ。

タイトルバックも、なぜか【必殺仕事人】と【III】が別です。





当時、順ちゃんの登場には賛否両論あったものです。

しかしながら、僕はこのシリーズが必殺ファーストコンタクト作品だったので、違和感はありませんでした。

僕自身も10代でしたし。

まぁ、お芝居の下手さ加減には辟易してましたが。



仕事人メンバーが不変って事もあり、【III】も【IV】も一緒くたのヒトが多い様ですが、どうしても同一視出来ないんです。

なぜでしょう…。

ひとつは秀のキャラクターかな。

三田村邦彦は『秀のキャラクターはクールであるべき』と語っておりました。

そのため、【IV】から口数が減った記憶があります。

でも【太陽にほえろ!】のジプシーもクールキャラクター。

なので、僕は【III】の比較的明るいキャラクターが好きでした。

お民の庇護本能も強すぎましたね。

結果、キャラクターの幅が狭まっちゃった。

ふたつ目は殺しのテーマ。

静謐さと躍動感が見事に融合していた【III】の【暗闘者】に比べ、【IV】の【殺しの旋律】は、な~んか間延びしていました。

他アレンジも鑑みますと、やはり【冬の花】そのものの完成度が高かったのでしょう。



あとは、玉助の存在や松田屋のお聖ちゃんとかの小ネタも不要でした。

投石機も、ちょいと馬鹿馬鹿しさが過ぎた気がします。

ライデン瓶は全然問題なかったのにな。



『わたしたちはね、世直しの神様じゃないんですよ。晴らせぬ恨みを代わって晴らす請負仕事。それだけの職人なんですよ』鳴滝忍(ニッポンの渡し人・1983)


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