日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

芸術の不思議

2020年12月12日 | Weblog
さだまさしさん噺話集より

僕は一時期天才だった時があるんです。

天才まさしく天才で。すそれは自分でそう思ってました一時期念のため

それはどういう時に感知したかと言うと
例えばステージに上がる出演日だからお客様がいらっしゃるまえで歌いながら別の曲を作ったんですよ。
信じてもらえないかもしれないがそういう感覚があったんです

ちゃんと歌ってるんですよ いつものようにすると歌っているうちに他の曲が頭の中で鳴り出すんです
その新しいメロディーをしっかり覚えておいて後で譜面に移すのです

僕は一晩6曲作ったことがあります
無縁坂 縁切寺 雲にらくがき 倉敷マリオネット19歳フレディもしくは三教街のロックフィッシュの集中力の勝負。

普通の人では経験できないから、本当かと驚くだろう。

さださんは確かに天才にあたる部分がある。僕はさださんに限らず、服部良一さんや古関祐而さんや

山田耕筰先生にもこういう感覚があったことを認めている。いずれも天才の部分だ。

たった一度だけれど僕も似たような経験をしたことがある。しょっちゅうこういう経験があれば
僕も天才になれるのだが・・・。

音楽に限らず芸術の不思議とはこういう部分を指すのではないだろうか。