日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

ピントはずれ6-11

2018年01月12日 | Weblog
   ピントはずれ


起きては成らぬ事件が起きた。青年指導員が注意した少年に殴り殺された。
今月16日の夜、公園での出来事である。

 たばこを吸っている少年4人に注意したところ、つかみ合いになり突き倒されて死亡した。犯人は16歳の高校生や無職の少年達で、彼等は中学の同級生である。
これにたいし次のような意見が識者の声として新聞に載った。
   
社会評論家
 いまの若者は喧嘩の仕方も知らない。
いい格好したいと言う気持ちが強く歯止めが利かない。
1対1なら事件に成らぬ。
   
心理学者
 大人の存在が軽すぎる。
子供の精神と肉体のアンバランスがひどくなると’この種の事件が起こる。こわい時代になってきた。
  
 教育評論家
 年は16でも判断力は7、8歳程度。
社会的な性格形成に欠ける
グループ外人間を排除。
   
大学教授
 社会的訓練が欠如、セルフコントロールがきかぬ
この事件は少年が大人に突きつけた決算書
感性を生かしてやる手段を考えよ
のびのび育てるネットワーク作りが必要。
     
市の対策
 指導員がひるまないように緊急会議を開く。
    
 僕の意見
 社会のルールを守れない腐った根性は容赦なくたた きのめして自己規制の確立をはかる。肉体的に苦痛を与える。要するに昔流に殴るのだ。

そしてやっていいことと、悪いことを体で覚えさせる。あまやかされすぎた今の若者にルールを教えるには、口頭や、頭では無くてルール破りは痛い目に遭うと言うことを骨の髄までしみこませる。

自由放任主義を是正する。なにが子供の人権か。
 加害者の人権が過度に尊重されて被害者の人権が軽んぜられている風潮を改める。結果の分析はするが対策や提言が有効でない。あまりにも現実からかけ離れた、いわゆるピントはずれの意見だ。
 
指導員はひるむだろう。これは 当たり前だ。自分の身を守るためには其れも仕方がない。実際に関わる人間の立場に立って物を言え。とうまきにして自分の頭でしか考えない連中の意見は緊急時には糞の役にもたたん。

少年は何事も自己責任で処理するという自覚を持たせるのが本人の自覚を生み人格形成に役立つ。それが教育というものだ。

現代の風潮として、人間として生きるルールにたいして、けじめをつけないか、あるいは曖昧にする。この灰色が最も悪い結果を生む。其れが同時に悪循環する。
 
今回の件で私ならどうするか。自己防衛の為に見て見ぬ振りをする。
其れが現代ではわが身を守る方法だから。