日々雑感

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懲戒請求3900件。世間は怒った1-10。

2007年09月06日 | Weblog
光市母子殺害事件の最高裁差し戻し控訴審で、荒唐無稽なストーリーを作り、死刑回避を狙った弁護団の、あまりにも世間常識とかけ離れた主張に、同じ弁護士の橋下氏が懲戒請求をかけようと、出演番組で呼びかけたら、3900件の懲戒請求が寄せられた。

これに対し、被告・弁護団4人が業務妨害を理由に一人当たり300万円の損害賠償請求を出した。

いくら少年といえども、その罪状の重さから見て、常識的には死刑が当然だというのが、多くの人の国民の、健全な常識だと思う。

最高裁も特に酌むべき事情がない限り、死刑を選択するほかはないと判断している。当然だろう。

二人の命を奪った野獣は、己の命を持って償うほかに、どんな方法でもって、この重大な殺人という罪に責任を取るというのか。

このまま死刑が確定したら、被告犯罪者を真人間に戻すことなく、時の闇の中に葬るとでも言うのか。どこに弁護活動の意義があるのだ。原告被告双方を納得させることのない無意味な弁護活動だ。

犯人の元少年の内面的な未成熟を理由に、弁護団は死刑回避の弁護ストーリーを書いて、その主張を法廷で犯人に演じさせた。

未成熟を際出させようとしたそのセリフを聞いてあきれたのは決して僕一人ではあるまい。

懲戒処分請求をした人だけでも、3900人を超えたというから、この非常識なストーリーをつくあげた、精神科医や弁護団に対しての国民の怒りは相当なものである。
どちらの言い分が適切か。

国民的議論が巻き起これば非常によい事例である。

そしてその怒りこそが、社会正義であり、国民の健全な常識的判断だと思う。

法律の専門家でない一般庶民は、懲戒請求をかけることすら知らなくて、怒りの矛先を21人の弁護団に向けて、黙るほかはなかったのだ。黙っていらいらしていたのだ。

僕も今回初めて懲戒請求なるものを知った。僕が3901番目の請求者である。

この事件では被害者のご主人が、毅然たる態度と主張を展開し、その冷静さが異彩を放っていた。

もし僕が当事者であれば、このような目にあわされて、幼稚すぎて、話にならないストーリー(ドラエモンが出てくるという話)を書いて、未成熟、幼稚性を表現しようとしたところは、許すことが出来ない。

無理があって、常識的に受け入れ難いものであるばかりでなく、失笑やお笑い以外のなにものでもない。

ことは決して軽く取り扱われることが出来ない、重大な殺人事件である。

法律以前の問題として、何の落ち度もない母子(子供はまだ生まれて1年にも満たない幼児である)の命を奪った、この鬼畜を生かしておくことは、社会正義の放棄にもつながるとさえ思う。
良識のある、まじめな国民はみな怒っているのだ。

 橋下弁護士に対し、今枝弁護士は 「世間の偏見や誤解を助長している。弁護士がそのような活動をするのは問題で、刑事弁護する弁護人が風潮や世間の目を気にして、萎縮することにつながる」と批判しているらしいが。

その言い分、ちょっと待った。

「世間の偏見や誤解を助長している」とは何を意味するのか。具体的に言ったらどうだ。
世間の偏見とは、どういうことだ。中身はなにか。説明すべきである  

もし世間の偏見というフレーズの中に、一般社会の常識を否定する意味があるとすれば、許すことの出来ない暴言である。

個人的には、このような非常識な弁護士は即座に社会的な制裁を受けて、国民に謝罪するか、非を認めてリタイアーすべきであると思う。

次に誤解という言葉を追求したい。何をどのように誤解しているのか、説明されたい。
 何かをそれと違ったように誤って受け止めることを誤解という。

 誤解という言葉を使っている以上中身は何か、わかっているはずである。中身もなく単に言葉として誤解という言葉を用いたのなら、その程度しかない低レベルで、信頼できない弁護士だといわざるを得ない。

いずれにせよ、正義を実現させる場で、このような世間一般では通用しない非常識な人間が、法と言うことをたてに取り、刑事弁護という名の下で、非常識発言をするのは許してはならい。弁護のためには何を言ってもよいということは許されることではない。
次に
刑事弁護する弁護人が風潮や世間の目を気にして、萎縮することにつながる」
ということに関して、

萎縮しているのは君たちだけではないのか。
筋の通らない、わけのわからない主張や活動に対して、民衆の心が離れ、怒っているのである。筋をとうして国民が納得する弁護活動を堂々とやればいいだけの話だ。

橋下氏を批判する前に、厳しく自己批判、反省をすべきである。そこの部分が欠落している。だから民衆の共感を得ることなく、反発を受けているのである。

君たちの弁護活動が国民に受け入れられてないところから、今回の問題が発生しているのではないか。

世間常識を納得させることが出来ない弁護活動なんて、本来あってはならないことである。それがベースにあるということも知らないで、弁護活動をしているのか

とにかくお粗末の1語に尽きる。