トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

果樹(熱帯果樹)の種まき

2008-08-11 16:20:07 | 透析
観葉植物の中にも、トロピカルフルーツが含まれています。コーヒーの木は普通に売られています。パキラはカイエンナッツと呼ばれ、長さ20~30㎝にもなる果実がなり、中の種子を焼いて食べるという事です。果物時計草の鉢植えも、花屋で見かけるようになりました。実はパッションフルーツジュースにして飲用されています。バナナの苗も見かけることがありますね。ミラクルフルーツの苗も売られています。この実を口の中で噛んだ後、レモンを食べると、レモンが酸っぱくなく甘く感じられる不思議な植物です。

 果物屋でも、珍しい果物がお目に出来る季節です。何年か前には、地元の小さな八百屋にドリアンが置いてありましたっけ。ドラゴンフルーツは、三角柱というサボテンの実です。中の黒い粒々がそれぞれ種子にあたります。

 植物を育てる楽しみの一つに実生があります。この暑い季節、トロピカルフルーツや果物を食べてた後に、種まきして発芽させるのも楽しいかも知れません。実生苗は、親木より劣った果実が実る確率が高く、実がなるまでは時間もかかるし、冬の間の温度管理といった問題もありますが、観葉植物として楽しむという方法があります。
うまくいけば実もなります。※おいらは、最近は実生はしていません。病気になったのと、年齢の問題ですね。実成りまでの時間を考えるとゲッソリすることがありまして。でも、本当は植物の生育と共に、頑張って生きていくという選択肢を選ぶべきなのかも知れません。

 地球温暖化の影響で、冬の平均気温が上がって、今まで冬越しが難しかった熱帯植物の管理もいくらか楽になったようです。本当は、喜ぶべき問題ではないのですが。

 ☆パパイア
取り出したタネは、腐葉土のたっぷり入った土にすぐにまいておきます。タネが隠れる程度に覆土しておきます。生育には、冬季16度以上、夏季38℃以下が適温。雌雄異株ですが、両全花もあり、多くの場合は雄株無しで結実するものが多いようです。

 ☆マンゴー
2,3日タネを水につけておき、果肉を腐らせてから取り、よく水洗いして、腐葉土をたっぷり混ぜた土に、覆土3㎝位でまきます。発芽まで1~2か月かかりますが、それまで土が乾かないようにしておきます。
タネの固い殻を、中心部から取り去り、中のやわらかめのタネの部分を植える方法もあります。この方法は、芽のの出てくる部分を傷付けないように、殻を取る必要があります。

 ☆アボガド
芽が出やすい。土植えの他、水栽培も出来ますが、後で土植えします。

 ☆レイシ(ライチ)
冷凍ではなく、生のものを食べ終わったらすぐにまきます。リュウガンも同じ。

 ☆グレープフルーツ・オレンジ
食べ終わったタネは、水洗いしてすぐにまきます。発芽までは、日陰に置く様にします。苗のうちに日当たりの良い所に置くと、葉が黄ばんでしまいます。。徐々に日に慣らすようにしていきます。うまくいけば、翌年に良い香りの花が1輪付くかも。

☆クダモノトケイソウ
オオミノトケイソウなども栽培されています。種まきは、とりまきか6~8月にまきます。挿し木も出来ますから、増やしやすいですね。普通の時計草も、繁殖は実生が良いですね。(挿し木もOKです)。
 熟した果実の種子を水洗いして果肉をとって、砂で傷をつけてすぐにまきます。

 他にも珍しい果物のタネが手に入ったら、まいてみるのも面白いでしょう。最近は、アボガドの接ぎ木苗や、トロピカルフルーツの苗木を扱う業者もいるので、時間を早めたい人はそちらを求めて育てれば良いでしょう。たとえ実がならなくても、自分の食べた果実からの実生だと思って、観葉植物として育ててみるのも良いかも知れません。

 ☆パイナップル
さし木の要領です。パイナップルの芽は、葉のついたヘタから出てきます。切り取ったヘタを2日間ほどそのままにして、切り口を乾かします。そして、湿らせた砂の中に1cmほどにヘタを埋め込み、暖かい場所に置いておきます。今なら、気温は心配しなくてもいいでしょう。根が出るまでは、砂が乾かないように時々水やりをします。その後ヘタから根が出たら培養土に植え替え、日当たりの良い場所に置きます。うまくいけば3年くらいで結実します。
 
 熱帯果樹に限らずに、ブドウやハナミズキなど実生で育てるのも、一つの楽しい園芸分野です。
 

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2 コメント

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ほえー! (桜花あかり)
2008-08-11 20:16:34
パキラも実がなるんですか?いま私の部屋の片隅で密かに育っています。
あと1年もしないうちに天井に届きそうです。
そしたら外で育てるしかないですね。実がなるかなぁ?
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難しいかも (トッペイ)
2008-08-11 20:34:23
 パキラは、冬は家の中に入れなければならないので、適当にカットしてやって下さい。
 太い幹でも、挿し木で増やせます。
1~2年に1回は植え替えてください。本来は、お日さまが好きな植物です。幹は、下部になるほど太くなるので、格好良く育ててください。もともと、大型の室内植物です。
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