ということで、後楽園のライトアップ「幻想庭園」に行ってきました。
まーね、この時期から、イルミネーションだとか、紅葉だとかが被写体になってくるのですが、それが一度に楽しめる訳だから、お得?かな?
で、この幻想庭園ってイベント時間が厳しい。午後5時~8時半。3時間半もあるっちゃあるんだけど、仕事帰りに行ったので、どんなに急いでも6時過ぎからの参加です。2時間で何が撮れる?楽しみのような…。持っていく機材を間違えたら、10分で撤収なんて事にもなりましょうしw
で、俺の機材チョイスは…
カメラは俺が持っている中で、一番高感度に強いCanon EOS 5D Mark II
レンズは迷いに迷って、OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4とTAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)の2本。何となく「暗いからオートフォーカス使えないんじゃない?だったらマニュアルでいいや。」みたいな感じ。
あと三脚、ベルボンミニF。いっぱいに伸ばしても高さ1mにもならないミニ三脚。コンパクトでリュックに入る。しかも1200gと比較的軽量ですし。
あと、何年ぶりだろう?クロスフィルターも用意。
あとレリーズも用意して、本気夜景モードです。
では早速下手くそ夜景写真を見て貰いましょうかw
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
13s, f/5.6, ISO 400
正直元々ライトアップ施設もないだだっ広い公園に、臨時に投光設備を置いてるだけなので、暗い所は真っ暗。明るいところは下品なくらい明るい。
ここまで明暗が激しいと、ちょっと撮影は難しいかなぁ…と弱気に。
でもこうして紅葉が照らされているのを見ると、テンションは上がってきます。
今日はミニ三脚を持ってきています。ミニ三脚の良さはなんと言っても、ローアングルが得意と言うこと。この写真の様に、その長所を活かした撮影が出来れば良いんですが。
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
1.3s, f/5.6, ISO 3,200
うん、クロスフィルター良い仕事している。
岡山城も良い感じ。普段は黒い城ってイメージなんだけど、こんな感じで青白く浮かび上がると、なんか特別なものに見えますよね。
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
1/40s, f/5.6, ISO 1,600
投光器の光は、すごく強いんだけど、こうした足下の光は、落ち着いていて悪くないです。欲を言えば、もう少したくさんあれば。
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
1/2s, f/5.6, ISO 400
うん、良い感じだ。
置いている傘を、大きな(人間の目線ほどの高さの)三脚で撮ると、見下ろすようになってくるからね。そこでこうして岡山城と一緒にと言うアングルを探ろうとすると、ちょっと広角に狙わないといけなくって、結果岡山城が小さく写って迫力は無くなるでしょうな…。
ちなみに、こういういかにもカメラマン用にオブジェを置いているところには、三脚持ったカメラマンが行列作って順番待ち。耳を澄ますと、山陽新聞の読者の写真コンテストの話がチラホラ。
俺も傑作が撮れたら、投稿しようと思っていたけど、今日はライバルだらけじゃ無いかw
そんなライバルに、教えて貰う事もある。夜景撮るときには懐中電灯は必要。これ大事。カメラの設定を確認するのにも必要だし、三脚立てるところが安全か確認するのにも使える。首からぶら下げるタイプが便利そう。
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
1/2s, f/5.6, ISO 400
傘の照明はオシャレですね。
こうした紅白のものはなんか縁起が良いw
そういえば、倉敷の美観地区にも、傘の夜景でキレイなのがあったよね。ちょっと興味がわいてきた。
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
0.8s, f/5.6, ISO 400
ライトアップされた紅葉。キレイですね。
本当は、もっと紅葉紅葉したライトアップかと思ったんですが、元々後楽園にモミジが少ないのか、常緑樹にライトが当たっていたり…。
緑を楽しむのは夏の幻想庭園の時で良いからw
この日、こういうモミジへ近づいての撮影は、これだけ。と言うのが、結構風が吹いていて、葉っぱが揺れて撮影になりませんでした。暗いとどうしてもシャッタースピードが遅くなるから、揺れる葉っぱでは被写体ぶれがどうしようも無いのよねw
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
5s, f/5.6, ISO 400
シャッタースピードが遅くなるのは悪い事ばかりでもない。こうしてコイの動きが長くなって面白かったりする。
これで、もう少し水が透明ならばなぁ。
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
3.2s, f/5.6, ISO 400
格子戸の影が面白いなと思って撮った写真。
でもこれだけだとやっぱり寂しいかなぁ。どこからかネコでも乱入すれば面白いのかもなぁ。
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)(トリミング)
1.3s, f/5.6, ISO 400
格子戸の中はこんな感じになっていました。
何気に右側の岩ってデカいですよね。
岡山城の石垣だって、ここまで大きな岩は使ってないんじゃない?
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
4s, f/5.6, ISO 400
なんか、これってアングルが見つからないままダラダラ歩いていると、ちょっと疲れてきた。
茶店で水分補給だw
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
1/4s, f/5.6, ISO 3,200
池もライトアップ。光が当たるところにコイが行くのを狙っていたんだけど…なかなか行ってくれないw
まあ、コイにしてみたら、もう寝る時間なのに、明るすぎって怒っているのかも?
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
4s, f/5.6, ISO 400
小高いところから、後楽園の全景を。
これがやりたくって24mmのレンズを持ってきたようなもの。クロスフィルターも狙い通り。
本当は、これを、5時半頃に撮りたかった。こんな星が少ない夜空よりは、夕焼けの方が趣ありそうだし。
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)(トリミング)
4s, f/5.6, ISO 400
これはちょっとクロスフィルター仕事しすぎかw
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
5s, f/5.6, ISO 400
竹細工のオブジェなんかもあって面白いです。
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
2.5s, f/5.6, ISO 400
川辺に並べられたLED。こんな感じで撮れるとキレイですね
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
1.3s, f/5.6, ISO 400
色々残念だよな、この被写体。足下から、小さめの照明を何個か使って木の全体を照らせば枝の隅々が色よく見えると思うのに、大きな投光器1個で済ませたから、木の真ん中が白くなってる。
文句言っちゃダメかw
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
1/2s, f/5.6, ISO 400
レンズを変えて、もう1枚。
あ、この木はなぜか真下からは撮らせて貰えない。離れた所からしか撮れないなんて勿体ない。
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
8s, f/5.6, ISO 400
もう後楽園は撮りつくしたかな?岡山城の方に行こうかなぁ?
ちなみに、今日の後楽園、お客もそこそこ入っていて、風が強かった。だから、結構砂が飛んでるの。こんだけ飛んでると、レンズ交換とか危険だったかもしれないですね。
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
3.2s, f/5.6, ISO 400
あ、所々に、こうした巨大な生け花やっていましたが、正直浮いてましたw
後楽園っぽく無いんだよね。わびさび無く、派手。
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
1s, f/5.6, ISO 400
岡山城に続く橋。
今まで気付かなかったけど、三脚をセッティングしてしていると、この橋、結構揺れている。
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4(トリミング)
8s, f/5.6, ISO 400
岡山城の方が紅葉がキレイなのかもなぁ。
うん、単純に格好良い!!
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
4s, f/5.6, ISO 400
今日も大活躍の山翡翠丸。
ホントちょっとした移動にはもってこいの自転車です。ママチャリの良いところ、カゴ付き、泥よけ付きを残しつつ、ロードバイクのギアやクランクを移植した、ちょっとそこらにはない自転車だと自負しています。
こんなスタイルで30km/h巡行も苦じゃ無いですからね。
ロードバイクは無理ですが、クロスバイクぐらいなら良い勝負出来ますもの。
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
1/4s, f/5.6, ISO 400
岡山城のライトアップは「秋の烏城灯源郷」と言うらしいですね。桃源郷と引っかけているのも、ちょっとオシャレ?
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
4s, f/5.6, ISO 400
石垣のゴツゴツ感がライトアップでより引き立ってワイルドですね。大迫力です。
普段素通りするところなのに、じっくり見上げてしまった。
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
2.5s, f/5.6, ISO 400
岡山城を真下から見上げる。
うん?なんか違和感。
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
1/10s, f/5.6, ISO 400
なんだ?このパチンコ屋のネオンみたいな照明は…。
ちょっとおかしいだろ?
ライトアップって、光を当てるものであって、照明を取り付けることでは無いと思うんだけどな?
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
1/3s, f/5.6, ISO 400
今、岡山城の前では、なんかアートとかで、鏡になっている卓球台が何台も置いてあったり。
瀬戸内芸術祭だったか?アレの成功で、変なアートで客を呼ぼうってトレンドがあるみたいだけど、岡山城みたいな、変な手を加えなくてもアートなものは、要らんことするな!と言いたいです。
ところで、この卓球台はネットがガラスになっていますね。
ネットにボールが当たると、カツーンって返ってくるのかw
スマッシュするのは危険だなぁw
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
1.6s, f/5.6, ISO 400
ははは、今日は邪魔者扱いですなぁ。
…正直来年3月までこのスタンプラリーするのは、期間が長すぎると思うんですがw 短期間の方がプレミア感があって盛り上がるじゃないかなと。
Canon EOS 5D Mark II + TAMRON 24mm 1:2.5 (CW-24)
1/6s, f/5.6, ISO 3,200
岡山城の南側の広場は、こんな感じのイルミネーションで飾られています。
色とりどりの行灯が良いですね。
こうした古典的なオブジェなら岡山城のコラボは面白いと思うんだけど、卓球台は無いわw
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4
0.8s, f/5.6, ISO 400
ここも傘が良い味出してますね。
こんなところに、和服の女性が…都合良く来る訳無いしw
でも、60歳ぐらいの老年カメラマンが、そこら辺のお姉さん2人組に声をかけて、「2人でスマホで岡山城の写真を撮ってくれないか?その様子を撮らせてくれ。」と申し込んでいました。
おお、都合の良い写真ってそうやって撮るんだと勉強になりましたw
そのカメラマン曰く「撮った写真は山陽新聞のコンテストに出すよ。毎月15日ぐらいの紙面に入賞したら載るから。」って教えてあげるんだけど、そのお姉さんは、「ええ?じゃ、この写真明日の新聞に載るんですね。私新聞とってないから、お父さんに言って確認して貰います。」って。
おいおい審査はいつやるんだよ!って突っ込みを入れたくってうずうずしている俺w
Canon EOS 5D Mark II + OLYMPUS G.ZUIKO 50mm AUTO-S 1:1.4(トリミング)
1/40s, f/5.6, ISO 2,000
ちなみに傘の裏側はこんな感じで、ライトが隠されています。これで、それぞれの傘が良い発色するんですね。この細やかさで是非紅葉のライトアップをして欲しかったw
…あれ?あのカメラマン、まだお姉さんと話をしている。
「私バンド活動やってて、今度ライブあるんですけど、そこでの写真もお願いしたいんですけど、して貰えますかねぇ?」
「音楽は分からないけど、キレイに撮るのは任せといてくれりゃあええで。」
…カメラマンって意外にモテるのか?
今回は、ちょっと狙い通りの写真は撮れなかったような気がするw
来年リベンジ出来るのなら、レンズはCanon EF 28-70mm 1:2.8 L USMの1本で勝負したいかな。と言うのが、ライバルカメラマンが、結構このレンズを装着してて、間違いないのかなと。
三脚は大きいのも持っていきたいかな?ローアングルも良いけど、やっぱり俯瞰しているところも撮りたいしねw
ところで、幻想庭園ですが、意外に若い人も参加してて驚いた。ただ、若い人たちは足早に歩いていたので、つまらなかったのかなぁw
まあ、ゆっくりキョロキョロして歩いているのはだいたい三脚持っている人ですがw
で、俺は山陽新聞のコンテストに何か出すのか?ですが…、今回はパスかなw