この3連休、岡山の老舗のイベント「備前岡山ええじゃないか大誓文払い」がありまして、ちょいと参加してきましたw
酒飲みのイベントに参加した訳なんですが、珍しく家族4人での参加です。と言うのが、俺が参加したかったのが「地酒祭り」で、残りの3人が行きたかったのが妖怪ウオッチ関連商品が当たる「ビンゴ大会」これが同じ岡山駅前商店街で行われたので、一緒に行くことに。
うちの家族は、この手の岡山駅前のイベントに参加するときは、ちょっと変わった方法で岡山駅に行きます。まずは茶屋町駅に行き、駅前の某スーパーの駐車場に車を停め、茶屋町駅から岡山駅へマリンライナーに乗って行きます。もちろん、JR代往復のことを考えたら、岡山駅近辺の駐車場に行くのが安いんでしょうが、子供らは電車に乗るのが好きなんで、こんな方法がウケが良い。あ、もちろん、帰りにはスーパーで買い物をして帰るので、スーパーに迷惑では無いと思っております。
で、岡山駅に到着。その時10:17。地酒祭りは11:00スタート。その前のビンゴは10:30スタート。ビンゴにどれだけ時間がかかるのか分からないけど、駅でトイレを済ませておこうかと思って子供らをトイレに行かせる。これが大きな誤算。女子トイレが行列だった…。そんな感じで、駅を出たのが10:30。ビンゴ始まっちゃうよ。下の子をだっこして、駅前広場を爆走。子育てはスポーツだぜ!
ビンゴ会場に到着したのは10:35。「ああ!そのビンゴちょっと待った!!」ルール説明をしてたのでギリギリ間に合った。結果…息子が2番あがりで妖怪メダルゲット。娘も妖怪ウオッチのバットをゲット。まあ、なんとか目的は達成ですよ。
ビンゴが終わると、ちょうど11:00。これからは俺のステージだ!と言うことで嫁、娘、息子と別れ、地酒祭りの会場に向かいます。
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え?まだ準備中?
まだ酒並べている途中かよw
では、この時間を利用しまして、この地酒祭りのルールの紹介を。
ここに集められたのは、平成26年広島国税局清酒鑑評会優等賞受賞のお酒。要するにある程度のふるいにかけられた「良いお酒」です。
それを「おかやまの酒ばあ さかばやし」の大将が集めて、この場で試飲させてくれるものです。中には「そんなイベントにはうちの酒は出せん」という小さな酒蔵があったりとか、すでに販売が終了したお酒もあったりと、受賞酒が全部飲める訳ではありませんが、それでも、何十本も受賞酒が(言い方悪いけど、雑多にw)並ぶのは壮観です。
すごいのはこれから!
これを飲むにはチケットを買うのですが、チケットは20枚綴りで1000円!
1杯50円って計算ですな。4合瓶で1000円ぐらいのものも5000円を超えるようなものも50円です。このコスパは素晴らしい。つーか、ほぼ振る舞い酒じゃ無いか!
そう、試飲会というなら、このくらい豪快にして欲しい。
おっと、ルール説明中に準備がだいぶ出来たようですよ。
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では、置いてる酒の写真をずらずら紹介します。この辺は「燗酒部門」です。
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燗酒は燗をして飲むのですが、そっちの準備はまだ出来ていません。プロパンガスがまだ届いていないんだそうです。
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燗部門多いですね。この日はそんなに寒くなかったんで、そんなに燗が欲しいと言う感じでは無かったんですが、これが寒かったら…w
真冬にもやって欲しいですねw
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この赤磐雄町から右が「味部門」と「香り部門」です。キチッと分けてくれていたら良いんだけど、ごちゃ混ぜですw このいい加減さが、このイベントの良さなんですがw
燗酒部門は、そんなに高級な感じのお酒は無かったんですけど、ここからはビックリするような値段のお酒も出て来ます。
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箱が高級であったり、瓶の装飾が派手であったり。
だいたい瓶の栓を和紙で包んでいるようなものは3,000円オーバーですね。
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おお、金色の箱とか。これが50円とかw
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この辺ピンクのラインの札が付いていますが、これは広島県のお酒って意味です。ちなみに黄色が岡山で、緑が山口、紫が島根、青が鳥取。
あ、透明な試飲カップがありますが、アレで試飲します。
ここで重要なのは、アレにお酒を注ぐのはセルフサービスということ。普通試飲会と言えば、あの入れ物に5mmとか入れて貰えないけど、ここでは、いくら入れても50円。
ホントすごいイベントなんですからw
一番左のお酒は、箱のままですね。なんででしょう?
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はい、これで今日の試飲酒はすべてです。さあ、早速飲んでいきましょう。
ちなみに、このイベントは試飲会でもありながら、即売会でもあります。売ると言うことは、値段が書いてあるんですよ。そうなると高い奴から飲んでしまいますよねw
この、価値観がよく分からなくなるのが、面白い。
お酒の価値ってなんだろう?って思う。もちろん美味しい酒が一番なんだけど、そんな物は飲み手の受け取り方次第。
賞を取ったお酒
高いお酒
スペックが高いお酒
派手な装飾のお酒
そんなの関係ない。そこにあるのは平等に50円のお酒でしか無い訳。本当に味でしか評価しない、ある意味では最も冷徹で残酷なイベントなんだなぁと。
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このイベントは封を開けるのまでセルフサービスw
なんかだんだん、俺はお客なのか、スタッフなのか分からなくなってきたぞw
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さて、さっきの箱入りの酒を大将がご開帳。
すごいですね、桐の箱に入っていましたw こんな酒、俺飲んだこと無いよw
早速飲んでみましたが、確かに美味しいですが…もっと安くて、もっと安い酒あるよねwって思うんだから、困った試飲会です。
この試飲会の唯一の残念なところが、お酒が冷えていないところ。常温で出て来ます。これがねぇ、もっと寒い時期なら、常温でも香り高い状態で飲めるんだろうけどねぇ。
お客さんも増えてきました。こんな昼間から、人目を気にせずに立ち飲みするのは、どう考えても激しいのんべぇですw セルフサービスのなものだからお互いに酒を注ぎ合ったりして、ほぼ宴会ですw
お客同士意気投合するのはもう瞬間。お酒のやりとり、情報交換、「あ、柿の種ありますけど、食べます?」「あ、ボクもトリカラ買ってきます。」もう、なんのイベントか分からなくなってきたw
こうして、知らない人と仲良く出来るのっていいね…あれ?あの娘は?「俺のこと覚えとる?1週間ぶりなんじゃけど。」
この前の後楽園の飲み会でお知り合いになった歴女のお姉さんが参加してた。もうすでに出来上がってる彼女は聞きもしないのに「私は神戸出身ですが、熱心なソフトバンクファンです。」とまた面白カミングアウト連発。
なんか、この娘とは、また別の日本酒イベントでも会えそうだなぁw
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そうこうしているうちに、プロパンガス到着。徳利が並べられました。
「ああ、燗酒、自由にどうぞ。セルフですけど。」
おう、もう何でもしてやるぜって感じ。
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お酒を徳利に入れて、湯煎して飲む。
さっきはお酒が冷えていないと残念がったけど、今度は温度管理が自分で出来る。
ああ、マジで塩サバとか出てこないかなぁ。この瞬間なら1,000円出して塩サバ一切れでも惜しくないわ。徳利になると、「ああ、今良い温度です。どうですか?1杯。」「ああ、いただきます。」とシェアする感じになるんだけど…
あれ?この場合試飲券は、徳利につき1枚なのかな?それとも飲む人につきなのかな?いや、こんなのは考えたら負けだw
と、楽しんでいると、嫁から電話。「帰るよ。岡山駅におるから。」え?あっと、あと2枚試飲券がある。燗してる時間は無いなぁ。常温の酒を2杯一気飲みして、仲良くして貰ったのんべぇ達に別れを告げて、その場を去りました。
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電車の中。戦利品を満足そうに見つめる息子。俺も満足した。
また10年以上も先の話だけど、こんな日本酒をあーだこーだ言う試飲会に親子で参加したいな。
で、家に帰ると帰ったとたんに爆睡。最後の2連続一気飲みと、その後、岡山駅の構内までダッシュしたのが効いたか。
寝るにしても、そんなに長くは寝られない。だって今日は月に1度の定例の飲み会の日だから。
で、その飲み会で、表町の宝来軒のチャーハンが美味しいという話になって、何となく行くことに。行く事になったけど、午前3時までカラオケw
9時頃に目が覚めるも、なんか激しく二日酔い。昼から飲んで、夕方も飲めば、アルコールの摂取量はハンパないよなw
宝来軒は11時半オープン。開店前には並ばないと、休日は1時間待ちとか当たり前らしい。昼飯食いに行くのに、10時出発とか。
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で、頼んだチャーハン大盛り。
独特な鍋振りで出来上がるチャーハンは、お米の一粒一粒が旨味にコーティングされているような感覚。そんなにメチャクチャ美味しいって訳じゃ無いけど、じゃあ、何かを足すか?何かが邪魔か?と言われたら、これが一番だと思う。シンプルイズベストってこう言うことなんかなと。
しかし俺も、先日飲み会で胃が弱ってるのに、こんな大盛りが胃に簡単に収まるんだから、我ながらよく喰うよなw
でも、さすがに腹一杯。
腹ごなしに歩く事に。と言うのも表町も大誓文払いやってるから。表町が、こんなに前に進むのも困難なぐらいに盛り上がるのって珍しいよね。
食べるものが結構あって、チャーハンを並盛りにしてたら…と思うと少し後悔。
特にスキージャンプの舟木和喜選手が焼いているホタテが…食べたかったなぁ。すごいいい臭いさせてたし。でも金メダルには触らせて貰いました。よっし、俺もK点超えだ!
3連休の前半2日は、飲み食いしすぎたかなぁ?
3日目はおとなしく胃を休めよう…多分。地酒祭りの最終日に参戦ってのも良いかも?それはやり過ぎかw