さあ、今日は朝からリアディレーラーの取り付け。これに成功すれば、リアディレーラー、フロントディレーラー、クランクセットと「シマノ ソラ」のコンポーネントで統一出来ることになります。
ママチャリが、ロードバイクのコンポーネントを一式揃えるなんて、ちょっと格好良いじゃないですか。
で、昨日ポン付け出来るところまで準備したので、もう楽勝という感じだったんですが…やっぱりトラブルはどんどんやってくる訳ですよw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/80s, f/3.5, ISO 400
これが標準で付いているリアディレーラーRD-TY18。
特に癖無く仕事はしてくれるパーツでしたが、シマノのくせに赤いマークとは何事?(そこかいw)
まあ、それだけでは無く、安物の6段変速の自転車ってだいたいこれが付いているからなぁ、なんかそこから早く脱却したかった。
で、先日気づいたんだけど、自転車通勤の後輩もこのリアディレーラー。その子は自転車なんか何でも良いタイプの人で、正直同列はイヤだなぁ、ここはステップアップだ!と一念発起した訳ですが…。
その子はそのあと自転車を盗まれ、そんなジェラシーはどこへやら。
でもRD-3300買ったものはしょうがないw さっさと外しましょう。
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1/60s, f/3.2, ISO 100
まずはケーブルを外します。
って、こんな何でも無い行程まで写真撮っている。この時は、こうでもしないと、あとでブログにするとき写真の少ないものになったら寂しいしなとか、心配とかしていましたw
あ、ケーブル外す前に、フロントはインナーギア、リアは一番小径のギアに変えておきましょう。この状態が、一番チェーンにテンションがかかっていない状態。つまり、リアディレーラーのバネにも負荷がかかっていない。これを忘れると思わぬ事故に合うかもしれないとのことですよ。
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1/50s, f/2.8, ISO 100
六角ナット、ディレーラーガード、泥よけの支柱を外すと、リアディレーラーの取り付け部分が出て来ます。外すのは+のネジを回すだけ。固着もして無くて簡単に外れました。
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1/60s, f/3.5, ISO 100
外れたリアディレーラーはケーブルカーのようにシュルルと降りていきます。恐れていたバネの力でどうのこうのって状態にはならず、一安心。
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1/50s, f/3.2, ISO 100
何も無くなった、翡翠丸の正爪エンド。この軸はナット1個で固定されているんだなぁと思うと、良く走行中に外れたり軸がぶれたりしないもんだなぁと感心してしまう。
それにしてもスプロケットのサビがひどいw
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1/100s, f/4, ISO 100
さて、次はリアディレーラーのチェーンからの取り外し。あのメガネのような部分(ケージと言います。)をチェーンが通っていて、そのままでは外れません。
前の青いチェーンの時みたいに、ミッシングリンクで外れるようなら、するりと抜くだけなんですが、いまはチェーン切り使ってまで外したくは無いので。
8mmの6角レンチがあれば、簡単に外れます。
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1/80s, f/4, ISO 100
写真の様に下側のプーリー(歯車)を外してやってケージをずらしてやるとそこからチェーンが外れます。感嘆簡単。今までチェーンを切っていた人はお試しあれ。
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1/80s, f/4, ISO 100
外れたところで、新旧のリアディレーラーを比較。あれ?全然形状が違うぞ?
特に車軸~ディレーラーのアームの付け根~上の方のプーリーの距離が、全然違う。
う、なんか今まで晴れ晴れとした気持ちの中に暗雲が…。でも同じシマノの製品なんで、大丈夫ちゃうの?
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1/80s, f/3.5, ISO 100
裏返すと、ますます違う…。
まずはプーリーの大きさ歯車の数(純正は10枚、新しいのは11枚)。それからプーリーとプーリーの距離。
これは穏やかなことにはならないかも?
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1/60s, f/3.5, ISO 100
昨日削ったディレーラーハンガーは、イメージどおりの仕上がり。これは満足。
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1/100s, f/4, ISO 100
さっきとは逆の要領で、リアディレーラー取り付け。そのまま定位置へ移動。
この頃は、ハンガーに固定して、ケーブル戻して、終了。8時に朝食か?位の気持ちでした。
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1/100s, f/4.5, ISO 100
取り付け完了!?
なんか妙に難しかったです。6速のギアと、上の方のプーリーが干渉しちゃって、これで良いのって感じ。
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1/100s, f/4.5, ISO 100
あ、ちなみにさっきからチラチラしてたこのパーツは。緩んだチェーンが暴れたときに、フレームに接触すると傷が付くので、それを防止する、チェーンステーカバー。
オークションしてたら、白青黒と思いっきり翡翠丸をイメージさせる色使いだったので、速攻で購入しました。
ちなみに、XTRとは、マウンテンバイクのギア等のコンポーネントの名前。グレード的には、シマノの最高峰。
まあ、正直言うと、ロードのソラ(グレード的には下の方)ってコンポーネントで自転車仕上げておきながら、XTRって書いているんだから、トヨタ車にレクサスのエンブレムを付けている様なものかもしれないけど、誰もそんな事気にかけないだろうから問題なしw
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1/100s, f/4.5, ISO 100
ここで大トラブル!!
ギアチェンジしても思ったギアに行かないw
シフターが6速の時は6速、5速の時も6速、4速の時も6速、3速の時は5速、2速の時に4速、1速にすると、3速と4速を行き来すするような不安定な状態。
なんか思いっきりずれている。
うーんパニック。仕方ない。困ったときは朝食だ。
「アレ?もう自転車は済んだん?」
「いやー、手詰まり状態じゃけー、先に朝飯にして。」
…
「相談があるんじゃけど。さっきな…(中略)…ってうまくギアチェンジせんのよ。何が悪りぃと思う?」(もちろん正解なんか求めてない。ただ、どこで詰まっているかを聞いて貰いたかっただけw)
「私に分かるわけねーが!ワイヤー?引っ張りが足りんのじゃろ?もう1回引っ張ってみりゃええが。」
正解!!
今回のように1段動かして、1段分ワイヤーがリアディレーラーを引っ張っていないと言うことは、ワイヤーの緩みが臭い。そういえば、リアディレーラーを交換したのに、古いものを固定していたときにワイヤーに付いた痕を目印に、そこを固定してしまったような気がする。最初からグイグイ引っ張って固定して、初期伸びを取って再度引っ張る。基本じゃん。てか、うちの嫁、ナイスアドバイス。
「おお、すげぇ。それあるわ。ごちそうさん。また、自転車の所におるけー。」
早速、引っ張り直して固定。何回かギアチェンジをして、その後再固定。
すると、6速は6速、5速も6速、4速は5速(中略)1速は2速。どうしても1速のギアに入らないと言う状態に。あとは可動範囲の調整でなんとか…
ならず。一番内側にアームを指で押しても2速のギアの下にまでしか行かない。そりゃ、1速には絶対入らないわ。反面、6速の外側までアームが動くとか、例によって取り付け位置の調整が必要らしいw
やっぱママチャリにロードのパーツを付けるのは簡単じゃ無いな…。
まあ、簡単に考えたら、現状、正爪エンドの外側に付けているディレーラーハンガーを正爪エンドの内側に付けるとか?
ここで時間切れ。今日は嫁の両親の家のリフォームの打ち合わせに付き合うことになっている。まあ、30分ぐらいで終わらせて…と思ったら2時間半もかかった。でも、ここで帰れば…「なぁ和さん、今回の件では色々お世話になっとるし、昼ぐらい奢るから一緒に行こう。」え?断れないなぁ。
日曜昼のレストランはどこも大盛況。頼んだものは来りゃしないw 時間は無情に過ぎていって、家に帰ると2時半。うはっ!!時間無い。
「あんた、約束のあれ、頼むよ。」「え?あれ?あああ、散髪連れていくんじゃった」と言うことで散髪屋へ息子を連れて行く。こういう時に…5人待ちとか勘弁。
で、4時前作業再開!
もう時間との勝負。写真なんか撮っている暇無い。
何をやったかというと後輪を外して、ディレーラーハンガーを正爪エンドの内側へ固定。後輪を戻し、リアディレーラーを装着。そこで嬉しい奇跡!調整無しで、ギアチェンジがスパスパきまる状態に!
テスト走行していくつかの部分に目を瞑れば問題なさげ。(中途半端だなw)
まあ、日没までに作業が終わって良かったw
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1/80s, f/4, ISO 100
とりあえず、今日の所はこんな感じです。
正直満足は出来ていませんが、どこをどうしようというのは、これから考えます。
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1/60s, f/3.5, ISO 100
ディレーラーハンガーは外側から見えなくなりました。取り付けネジは内側にボルト、外側がナットになっています。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/3.2, ISO 100
ディレーラーハンガーが内側になるのが、確認出来ます。正爪エンドの厚みが3mmぐらいあるので、3mmぐらいはアームの可動範囲が内側に寄って、適正な位置に移動したようです。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/60s, f/3.2, ISO 100
これはフロントアウター、リア1速にした状態。一番チェーンのテンションが上がった状態です。
下側のプーリーがあんなに前に行っています。
走行に支障も無く、異音もしませんが、アームが長いだけに不格好ですよねぇ。チェーンが短いのかなと思いきや…
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/80s, f/3.5, ISO 100
これはフロントインナー、リア6速にした状態。一番チェーンのテンションが下がった状態です。
下の方のプーリーはなかなか良い位置にいるんですが、上のプーリーの位置が微妙です。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 125
スプロケットとプーリーがほぼ接触という状態です。ちょっとヤバイ。
そのため、この状態の時変な振動と異音がします。
上の方のプーリーは元の小さいものに戻したら、この辺のトラブルは回避できるかも?
この状態で乗ってみてどうするか考えてみます。
でもね、さすがロードのコンポーネント。ギアチェンジが静かで機敏になるんですよ。
アームが長すぎるので、ショートケージのものに買い換えようかな?また、ディレーラーハンガーの加工もやり直したい様な気もするなぁ。
翡翠丸、いよいよ完成!ってなるのは今年中って言うのは難しくなったのかもなぁ…
【追記】
とりあえず、上の方のテンションプーリーを純正のものに戻しました。さぞかしみすぼらしくなるのでは?と思いましたが、アームで元々隠れる部分なので、全然問題なしでした。
さて、今回俺は、逆爪のものを正爪で使うのだからと、ディレーラーハンガーを裏返しにして使いました。確かに、そうして使っておられる方も多いです。しかし、よく調べてみると、無加工で、正爪エンドを、逆爪でフタをするような形で取り付けられている方も、チラホラ見かけます。
正直、ママチャリは、後輪を外すのはタイヤ交換の時ぐらいですから、フタをしたってそんなにトラブルは無いのでは無いのか?そう思うようになりました。
今回、俺はゴリゴリしすぎたような気がします。だからリアディレーラー自体、もう少し時計回転方向に回った位置に取り付けた方が理想でした。それでも、ネジがあれば…調整できる。そう思っていたんですが。
画で説明するとこんな感じです。もうネジの意味は無くなりました。
正直、もう1枚このディレーラーハンガーを買おうかな。やり直そうかなと思っているところですが、反対側(逆爪側)は、無傷なんだから、そこを使ってみてから、ディレーラーハンガーを買うことにしようかなと。
この逆爪を逆爪のまま使う計画だと、ディレーラーハンガーの位置は裏返したときより、1cm未満でしょうが上の方のテンションプーリーが前に出ます。本当は下に行って欲しいんですがw それでもスプロケットから離れていくので接触の危険性は払拭されるものと期待しています。
だけど…いつやるの?
今は時間ねーよ!!
…って訳なんですよね。
とりあえずショートケージのリアディレーラーは比較の意味も含めて購入したいと考えています。
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