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川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

ケチケチ!レカロシート修復

2012年06月04日 | 俺のDIY

さて、昨日我が家に来たレカロシートですが、穴が空いていたり、ウレタンがへこんでいたりという正直みばえのいいものではありませんでしたが、安価な材料でとりあえず見栄えだけでも修復してやろうとしました。

(今日は写真のデータは省略します。)

 

まずは…

運転席側の小さな穴を埋めます。

穴埋めに使うのはズボンの裾上げテープです。これはアイロンで加熱すると溶け出す糊が付いているテープで、穴埋め後、加熱することで、そこに長く留まることを期待しています。

イメージはこんな感じ。黒いのが表皮。黄色いのはウレタン。灰色は裾上げテープを丸めたモノです。

補修テープを丸めたモノを、糊の面が見えないように丸め、精密ドライバーの先のような細いもので押し込んでいきます。

これが意外に大当たり。

詰め込む量はわずかに盛り上がる程度にしました。アイロンで押さえた時に真っ平らになれば良いと思っていたので。

また、あまりギュウギュウに詰めると、そこがしこりみたいに堅くなってもいけないので、いろいろ触りながらの作業でした。 

次は助手席側の大きな穴です。

琵琶湖みたいな形をしていますがw

長い辺が1cm、短い辺が0.5cm深さ0.3cmと言ったところでしょうか?

こんな感じで何枚か裾上げテープを用意しておきます。

イメージはこんな感じ。

まずは傷口よりも中身の空洞が大きくなるようにウレタンを掘っておきます。掘っておくことによって、テープで作った団子が抜けにくくするように期待しています。

そこに下に敷くテープ、丸めてかさ上げをするテープ。上から見て不自然無いように、包むようなテープの3枚を使います。

何も手当をしないと、ちょっと目立ちますよね。

まずは1枚だけ下敷きを入れます。これだけでも、気にならないぐらい隠れていますけどw

一番大きなテープを丸めた団子で穴を埋めていきます。

たこ焼きを作る時のように針の先を下に潜り込ませ、潜り込ませ…を繰り返します。

そして最後の1枚で、何となく表面を真っ平らにします。この時、裾上げテープの、糊の面を上に向け、シートの表皮に接着できるようにしています。

裾上げテープが黒でなく、もう少しグレーなら、さらに目立たなくなったのに…。色まではさすがに合わせられませんw

さあ、修復箇所はどこでしょう?

すぐに分かると思いますが。それでもかなりキレイになったと思います。

さて、当て布をして、アイロンがけです。

若干、裾上げテープは糊の部分が溶け、再度固まったので、触るとガサガサしますけど、座った感じでは、どこが修復箇所かなんて分かりません。

おしりが敏感な人なら分かるかもしれないけどw 

これで穴あきは対策終了!正直、助手席の穴は最初見た時にへこんだんですよw

うわ、これは恥ずかしい。もう、このシートは諦めて、別のシートを買おうか…。このシートは高速道路から放り投げてやろうか…ぐらい思いましたw

次はウレタンが割れて、へこんでしまったレッグサポート。これを詰め物をして、通常通りの形状に戻したいと言うことです。

さて、今回補修の材料としたのがこれ。ハンディモップの毛。本当は、脱脂綿とかにしようかと思ったんですが、テーマがケチケチなので、贅沢な素材は使いたくなかったとw

他にボリュームが出せる素材はないモノかといろいろ考えました。衝撃を吸収?プチプチでも入れるか?でも踏ん張る度にプチプチ音がしそうで却下w

ということで、レッグサポートの隙間から、ハンディモップ(紙製)を詰めてみました。 

だいぶ不自然なへこみは無くなったと自画自賛。(形を整えるのに、レッグサポートを触りまくりましたから、結構汚れています。)また雑巾で拭けば元に戻るだろう、うん。

 

と言うことで、簡単な修復完了。新品同様とは言えませんが、まずまずの仕上がりだと思っています。楽しみだなぁこの週末のシート交換日。

 

【追記】

…と思っていましたが、見た目はまあまあなんですが手触りがやはり良くない。ウレタンとハンディモップの境目がよく分かるんです。ウレタンはパンパン。ハンディモップはフワフワ。ちょっと分かりすぎ。

なんかいい方法はないかと…

 

ちなみにこのレッグサポートの中身どうなっているか説明しますと…

こんな風になっています。前のオーナーが、乗り降りの際にレッグサポートを潰しながら足を車外に出していたんでしょう。その部分がボロボロ崩れてワイヤーがのぞいている状態でした。

そこでとりあえず試して見たのが、ハンディモップのモコモコでその谷間を埋めるというモノでした。さすがに、どんな隙間にでも入り込んでホコリを掻き出すのを使命として生まれた素材。すんなり谷間にフィットしてくれます。この点ではこの素材を選んだのは成功だったと思います。

ただ、さっきも言いましたがウレタンとでは素材の感触が全然違う。その辺を埋める素材はないモノか…

そのヒントは意外なモノにありました。お昼休みです。弁当箱を開けると…おお!これだと!!

ご飯に載っていた海苔を見てひらめきました。素材と素材の境目をぼかすカバーのような素材を上に載せたらどうだろう?

さて、どんな素材にするか?フェルト布が良いか、厚紙のようなモノでも良いかもしれない。

考えがまとまらないので、ホームセンターに行って考えることに。

 

いやーやっぱホームセンター、俺のイメージ通りの素材がありましたわ。

これがその素材。天然ゴムシートです。厚さ1mm、20cm四方のサイズ。気になるお値段は158円。うーん、まだまだケチケチのうちかな?

さて昨日は、どのようにレッグサポートの中にアクセスするか紹介してなかったので、今日はご紹介。

まずはシートの接合部(?)のカバーを外します。プラスドライバーで、中のネジを抜いて、そのまま引っこ抜けばOK。完全に外す必要は無し。ずらすだけで良い。

あとはレッグサポートの表皮が側面の溝に引っかけてあるので、それをめくるようにして取っていきます。

すると、こんな感じでなんとか手を潜り込ませるスペースが確保できます。

この時、崩れたウレタンがボロボロ出てくるので、必ず新聞でも敷いてからトライしてください。

そしてゴムを滑り込ませます。

思った以上にスルスルと入っていきます。でも気をつけないといけないのが、ゴムの上に崩れたウレタンが載ってしまうこと。表皮の上から見ても、そこにウレタンの固まりがあるな…と言うのが分かります。

俺はこの隙間から掃除機を差し込み、崩れたウレタンを出来る限り吸い込んで、それから再挑戦。今度はうまく入り込みました。

ゴムが入ったら、ハンディモップで肉付けして、カバーを元に戻して完成です。本当なら湾曲した部分に平らな素材を這わせることになるので、どこかにしわ寄せがあってもおかしくないのですが、ゴムという素材が良かったのか、1mmという薄さが良かったのか、加工無しでちょうど良かったです。(無理があったら、どこかに切り込みを入れて、対応するしかないかと思っていましたが、その必要はありませんでした。)

さて、その出来ですが、正常なモノよりはゴワゴワ感がありますけど、それでも。ある程度のウレタンがある上に、ゴムシートですから、弾力は抜群です。十分運転席でも使えるんじゃないか?と思えるほどの張りになりました。

2脚で5,000円のシート。結構なダメージがありましたが、一見ダメージは見受けられないそう言うレベルまで到達したように思います。

とりあえず、今日の弁当に海苔を入れてくれた嫁に感謝!

 

【さらに追記】

昨日は四角のままゴムシートをしても大丈夫だと思いましたが、何回も上からプレッシャーをかけてみるテストをしたところ、マックスまで押し込んだ時にレッグサポートの外側の横と下側にしわが寄ることが発見されました。内側は真っ平らに近いので影響は無いようでした。

なんかここまで来たら、そんな些細なしわも許せなくなってwそのしわになる(皮が余る)ところに切れ込みを入れる事にしました。

狙い通りしわは出なくなりました。ただ、しわが出なくなった分、ウレタン+αだった張りが失われたかな?と言う気がしますが、その分乗り降りがしやすいかもな?という気がします。

 

ああ、毎日こんな事してたら、時間がいくらあっても足りないw

しかし、こんな日々もあと数日?今日、シートレール屋から、商品発送の案内がありました。大阪の業者ですから、明日には届くんだと思います。

うん、土曜日は早朝から取り付け作業ですなw


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