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お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

お前のことをもっと知りたいんだ!シフトインジケーターを付けてみた。

2014年12月05日 | 俺のDIY

翡翠丸Aに乗っていて、時々思う不満は「今何速だったっけ?」って思うこと。まあ、別に足と相談して、軽けりゃ重く、重けりゃ軽くすれば良いんだけど、それじゃなんか甘えてしまう。この前、身体が疲れていたのか、平坦を楽に走っていたら、全然スピードが出ていない。こんなはずでは?とスプロケットを見てみたら、3速なんぞに入っていた。

これじゃ行かん!何速に入っているか、随時把握出来ないと、せっかくロードバイクに乗っているのに、タラタラ走ってちゃつまらないと言うことで…


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/13s, f/4, ISO 3,200

シフトインジケーター付けちゃいました。

これは、シフトのアウターワイヤーの一部を透明なパイプにし、その中に目印を付け、シフターによるワイヤーの巻き量から、現在何速に入っているか把握する装置です。

これは9速用。左から9速→1速の順番に目盛りが並んでします。真ん中のやや目立つ目盛りが5速。ですから、写真の状態では4速に入っている事ですな。分かりやすい!!


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/13s, f/4, ISO 1,000

このシフトインジケーターはリアのシフター、右側用です。

なだらかなカーブを描くシフトアウターケーブルの中に直線のパーツを組み込む訳ですから、残念ながら左右対称のワイヤーの形にはなってくれません。

…って言う以前に、右のシフターが数ミリ下がっているように見えるなぁ。普段何とも思わなかったんだけどw 写真って怖い!!

でも、直すにしてもこれって、次にバーテープ巻くときだよね?


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/6s, f/4, ISO 3,200

そして!とうとう俺の自転車にもデュラエースのパーツが!!(シフトインジケーターを裏から見たところ。)

元々、このパーツは当時、シマノのハイエンドのデュアルコントロールレバーのST-7700の一部です。

デュラが9速だった時代ですから、相当昔の話。1996年ですか。こんなの今でも製産しているシマノってやっぱすごいわ。

で、このシフトインジケーターは、シマノの9速で、シフトのワイヤーがレバーの横にでるタイプなら使用可能。と言う訳で、俺の105(ST-5500)にも使えるって事なんです。

ありがたや、ありがたや。送料込みで1,700円って価格も魅力。(作りはチャチだけど、その機能への対価としては安すぎると言っていい。)

 

で、取り付けなんですが、例によって取り付け中の写真は撮っていませんので、図で説明。

なかなかネットで取り付けの情報って無いんですよね。あっても「それほんと?」とか「それ要らねーよ」って情報多数。と言うことで、俺が僭越ながら、整理させていただきます。

①まず、ワイヤーをアウターから、全部抜きます。俺はこの際なんで、ワイヤーを交換しました。

で、フレームとシフターをつなぐアウターワイヤーの加工をしていきます。ワイヤーカッター必須なので、持っていない人は道具屋にGO!

シフトインジケーターは、デフォルトで、グレーの短いワイヤーが付いていますが、ここは青に変更します。

良く取り付けた人のブログを見ると、ここを自分のアウターワイヤーの色と揃えてないのを散見します。このグレーのアウターワイヤーは、クリッとひねると簡単に抜けますので、アウターワイヤーに凝りがある人は、色を揃えましょう。

 

②アウターワイヤーをカット。ここはセンスの見せ所だったりします。基本、シフトインジケーターの長さ分カットすれば良いのですが、実はきっちりそうすると、アウターワイヤーの差し込み代分短くなっちゃうので、その分を考えること。

で、これで十分かと言えばさにあらず。上の写真にもありますが、真っ直ぐの部品が途中に入りますので、少し長めにやった方が余裕があってよろしいと思います。俺は、元の長さ、+2.5cmぐらいの長さでやってみました。恐らく、やってみて「うーん5mm程長いか…もっと切ろう。」と言う展開になると思っていたんですが、全然w ギリギリの長さでした。やり直しが利くように、予備のアウターを用意した方が安心かも?です。

 

③あとは組み立て。要らないものはポイしちゃいましょう。

 

次にシフトインジケーター内にシフトワイヤーを通すのですが、この方法についてもいろんな情報が飛び交っています。

「ワイヤーが赤いビーズに刺さりにくいので、一気に突き刺す。」とか「黒い両端のパーツを取り去って、中の赤いビースを抜き、ビースに棒を挿して、穴を拡げる」とか。

一気に突き刺すなんて、ワイヤーの先っぽが折れたらどうするんですか?黒いパーツは正直取れません。これを取るのはラジオペンチで挟んで、引っこ抜くのでしょうか?傷でボロボロになりますよ?

ちょっと落ち着いて断面図を見ましょう。

黒いパーツも、赤いビースも穴にワイヤーが入りやすいように面取りしているんです。だから、取り付けに重要なのは、ワイヤーの先っぽを心静かに、穴に真っ直ぐ差し込むだけです。

先ほども言いましたが、俺はワイヤーを新品に変えました。新品のワイヤーの先っぽはばらけないように、ハンダか接着剤で固定しています。この状態なら、力を入れなくても、勢いを付けなくても、穴を拡張なんかしなくても、スッと入っていきます。

これが、一度切断したワイヤーの再利用とかだと、ほぐれたワイヤーの1本でも穴に入り損ねるとアウトですね。新品のワイヤーのように、ワイヤーの先を固定してから差し込むことをお薦めします。

ただ、ワイヤーなんて何百円のもんですから、こういうのを機に交換、グリスアップした方が絶対正解だと思います。

 

ワイヤーが通ったら、リアディレーラーに繋げて、初期フケをとって、微調整して終わりです。感嘆簡単。


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/13s, f/4, ISO 1,600

これが9速に入っている状態です。


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/13s, f/4, ISO 1,600

これが1速の状態です。

赤いビーズが、一番右まで行っていない様に見えますが、1速の状態で、さらにレバーを巻く方向に倒したときに、一番右に行きます。これはレバーから手を離しているのでこの位置です。

 

ちなみに、「ビーズの位置を微調整する」なんて書いているブログもありましたが、そんなの不要です。9速にしたときに、インジケーターの表示窓の左側で位置が合い、1速にしたときは右側で位置が合います。ビーズは黒いパーツで引っかかり、ワイヤーはシフターに引っ張られるので、位置は自動的に合うんです。良く出来ています。

 

ほんとにね、インジケーターのない人で、ワイヤーの交換ぐらいの事ならDIY出来るよって人は、もう、すぐ注文です。ショップに頼んでも、そんなに工賃とらないらしいし。

俺も、取り付け、リアディレーラーの調整、試運転しながらの微調整で、かかった時間は30分ちょいぐらいの作業でした。

 

何より、シフト操作で、赤いビーズがピコピコ動くのが楽しいし、信号待ちで、「今何速だったっけ?あ、5速のままだ、こぎ出しちょっと重そうだな。」って心の準備が出来るのはなんか余裕が感じられますねw


Canon EOS 5D Mark II + TAMRON SP 90mm 1:2.5 (52B)
1/10s, f/4, ISO 3,200

あと、もうひとつ。ペダルをシマノのPD-M530に変更しました。なんかPD-M424からクリートの擦れる嫌な系の音(キュッキュ)がするようになったので。

あとなぜか、同じ強さでリリース出来無いことが頻発したので、足が突けず事故になる前に、交換してやろうかなと言うのが狙いです。

 

Amazonの評価にもありましたが、424よりもクリートをはめるのは難しいですが、入る時に「スペンッ!!」って感じが良いし、外すときの「カポンッ!」って音も良い。

何より白い自転車に白いペダルというのがあつらえたみたいで良いじゃ無いですかw

 

…って給料日まだまだ先でカツカツなのに何やってるんだ俺w