川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

バトルギア!懐かしすぎて思わずポチッとな!!

2014年12月02日 | 俺の日記

最近ヤフオクである物を探しておりました。

大昔のタイトーのレースゲーム「バトルギア」のサントラです。

もう、このゲーム、一時ハマりまくって、俺がランキングのネームが「MXT」(当時ランサーMXツーリングに乗っていたので。)のランエボV使い。で、面識はないんだけど「GAJ」氏がインプ使いで、いつも俺が出すトップタイムを更新しやがるw

この頃はまだインターネットとかそんなに普及していなかったから、今では当たり前の全国ランキングなんか無く、店舗での最速を競う時代でした。で、その店舗での最速のゴーストが目の前を走るんですよw 俺はGAJ氏の紺のインプレッサのケツを鼻息荒く追っかけ回していました。当時俺のメインコースは上級。工事中の峠道という設定で、砂利道のヘアピンを制するのが攻略のキモでした。砂利道はすぐにテールスライドに移行するので、ギリギリまでグリップでクイックにドリフトに持って行き、即立て直すのが良いのか、早くからカニ走りした方が良いのか、本当にいろんなパターンを試しましたね。もう時間があったら、コース図を描いて、どこでどこまでブレーキを踏むか、攻略に頭を悩ませたりしていました。

ある日、ひょんな事から、そのヘアピンが3周ともキレイに回れて、「俺、二度とこんなタイム出せねぇ」ってタイムを出しました。コンマ何秒を争っていたGAJ氏もそこはなかなか攻略出来なかったらしく、2位のGAJ氏のタイムは更新されているんだけど、俺のトップは揺るぎないw おう、俺の黄金時代到来と思っていたら…ある日突然、GAJ氏が俺のタイムを3秒近く更新してやがる。

何が?何があったんだ?裏技でもあるのか?…なんと、GAJ氏は俺を抜くためにインプは変えないけど、ミッションをATからMTに変更して、こんなタイムが出せるようになったと。ランエボ抜くのにインプでという姿勢を貫き、なおMTと言う新境地まで開拓して、俺を抜いた、いや抜いてくれたGAJ氏に対し敬意を抱きながら、俺もMTに挑戦!が、そんなに世の中甘くない。全然ATの方が乗れている俺…。

ちょっといじけているうちに驚愕の出来事が…。

俺がタイム更新出来ない間にランキングボードのすべてにGAJ氏の名前。つまり、俺のタイムはすっかり圏外に…。しかも、ちょっと待て!GAJ氏はインプだけでなく、ランエボでも俺のタイムを抜いている。…こ、これは…。「おい、MXT、ランエボ使いなら、せめて、このランエボは抜けよ。」そういう挑戦か?く、悔しい!!しかし、悟りを開いたGAJ氏には歯が立たないどころか、俺、スランプに。

そこに、全国のバトルギアの集計をしているゲーメストって雑誌を見て、全国の猛者の中にはランエボATでGAJ氏を上回るタイムを出していることに気付き、よし、俺は、ライン取りに特化した走りで行こうと方針を決めて、毎日1,000円ぐらいトライアンドエラーをしてたところ、店員さんから悪魔の宣告が。

「バトルギアなぁ、インカム(収入)良くないんよ。リッジレーサー2に変わるから。」

がーーんwwwww プレイしてたのは俺とGAJ氏だけだったのかよw

と言う訳で結局リベンジすることなく、俺はバトルギアを引退したんですがw

 

その筐体が撤去される前、その店員に頼み込んでBGMの録音をさせて貰いました。ゲームは出来なくなっても、マイカーでバトルギア気分を満喫したい(おいおい、危険だぞw)。

筐体からスピーカーの線を外し、カセットレコーダーに録音。アナログな時代でした。

 

その後、バトルギアのサントラが発売され、発売日に買いました。やっぱCDの音質いいよなぁ…と感動したのを思い出します。

 

で、それから何台かの車を乗り継ぎ、カーコンポも色々入れ替えたりしたんですが、そのうちにそのCDを紛失してしまいました。コンポもヤフオクに出品したりしていましたから、ひょっとしたらCDが入ったまま出品しちゃった?みたいな事があってもおかしくはないです…。

で、この前、車を運転中に鼻歌でバトルギアのBGM「The Night Diver」をチャララララ…と歌ってたんですが、途中で「アレ?この後なんだったっけ?」と、ど忘れする始末。これは再びゲットするしか…。

 

で、ヤフオクでバトルギアのサントラを探してみるも、比較的新しいバトルギア3、4のサントラは見かけるんですが、初代のものは無く。Amazonで中古品の出品もあったんですが、8,000円とかふざけんなのレベル。

 

そんな中、見つけちゃったんですよw

iTunesで売ってたんですね。盲点でした。

ちなみに、9曲目から11曲目はSIDE BY SIDE 2って言うバトルギアの前身のゲームの曲ですけどね、気にしないw

 

迷わずポチるんですが、どうしたものか。アルバムで全曲ゲットすると、16曲で1,400円。でもそれではバトルギア3の音楽も入ってしまう。実はバトルギア3のサントラは持っているので、買う必要は無いんだけど…

1曲ずつ買うと…バトルギア3以外の曲、11曲×150円…1,400円で全曲ゲットの方が安いのかw

 

結局全曲まとめてポチッとな。で、今ノリノリで聞きながらブログ書いています。

 

ゲームのサントラとかにお金払うなんて奇特な人間だと思う人もいるでしょうが、

大昔「Beep」って雑誌がゲーム音楽の「ソノシート」を付けて、それを聴いた俺はカルチャーショックを受け、そこからゲーム音楽好きになってしまいました。ゲームプレイしたことないのに、作曲者が好きだからと購入したサントラとかありましたよね。

ゲーム音楽は、ファンタジーゾーンぐらいから熱心に聞く様になり、カルテットの人工音声「セセセセセッガ」に驚愕し、サイコソルジャーの「歌」を口ずさみながら、ゲームをプレイし、アウトランからサントラを親父の車に持ち込んでドライブしました。懐かしいなぁ。

黎明期のゲーム音楽って制限だらけなんですよ。音は3音のビープ音のみとか。それがFM音源、サンプリング音源と進化していくのに立ち会えて、ほんとワクワクさせて貰った。

ほんと俺らの年代ってラッキーなのかなと思う。いろんな過渡期を経験出来て。PCがらみではWindowsのステップアップやパソコンの性能競争。デジカメの登場からフィルムに取って代わる存在になるまで。車もツインカム、ターボ、4WD新技術がでる度に興奮させて貰った。

その点、今の若い人たちは気の毒にと思う。パソコンは性能ではなく携帯性、デジカメはスマホに内蔵のもので満足、車は燃費が良ければそれで良し。それで良いのか?と。

…なんでバトルギアからこんな話に?w