川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

EF 100-300mm 1:5.6 Lを持って散歩

2010年11月09日 | 俺の撮影
と言うことで、腐ってもLレンズ、最近ヤフオクでゲットした「EF 100-300mm 1:5.6 L」を持ち出しての撮影散歩です。
散歩のお供にはなかなか長いレンズですがw

今回の撮影機材はすべてEOS 40D + EF 100-300mm 1:5.6 L



撮影開始は午前6時過ぎ。まだ薄暗い頃から。でも、夜明け前だからこそ、この様な幻想的な空の色が撮影できるわけです。
今年は酷暑だなんだと、大騒ぎの年でしたが、夜明け前はさすがに寒い!
川の水温が空気より高いために湯気出てます。



暗いからシルエットだけで何の鳥かは分かりませんが、鴨だな、きっと。
お前ら日中どこに隠れているんだ?と聞きたくなるほど、この時間はうじゃうじゃ水面にいます。

さあ、せっかく新しいレンズなんだから、なんか珍しい鳥とか出てこないかなと思っていたら、カカカカカッって音がしますぞ?



お?珍しい。こんな町中にコゲラが。初めて見ました。



一生懸命桜の木を突いているんですが、よくあるキツツキのイメージのように、木のくずが飛び散るように穴が空く…そんな感じでは無かったですね。ことごとく跳ね返されているような感じ。まだまだ未熟者のコゲラなんでしょうか?



木のてっぺんで黄昏れちゃったコゲラ。実は、この時間、まだまだ日の出前で、一応明度の調節なんかしてみたんですけど、こんな写真にしかなりませんでした。
この時、この木の真下から撮影したので、被写体との距離は3mぐらいだったかな?まさか、こんなに寄れるとは。薄暗かった故に近づけたのかもしれません。



今度はヤマガラ発見。と言っても、ここではおなじみの鳥。



とにかく、集団で移動してくるので、その時間が合えば、楽に撮影できる鳥です。ただしチョコマカと動きが速いので、なかなか良いポーズの写真にはなりませんが。



あと、こいつは小さくて可愛いんだけど、目も小さいから、瞳にハイライトが入る写真が撮りにくいんだよな~。この鳥の持つ元気の良さが伝わるような写真が撮れませんw



ヤマガラのお食事タイム。今日のメニューは桜の木の芽のようです。あんまり食べると、来年の夜桜撮影に影響するから程々にねw



見にくいかもしれないのでトリミング。



なんか上手に両足を使って食事してますよ?そういう足の使い方をするなら、木の枝や、電線よりも、鉄パイプの上が都合が良いかもしれませんね。



シラサギ。ちょっと小振りな幼鳥のようです。
シラサギにしてもアオサギにしても成鳥は目つきとか怖いのですが、こういう大きな瞳、太い首なんかだと結構可愛く思えるモンですね。しかし用水に背を向けて…田んぼの方に餌がいるんでしょうか?



屋根に留まっている2羽のつがいのスズメ。ま、よくある光景ですが…



トリミングしても鑑賞にたえるほどの画質。
安く手に入れたレンズですが、さすがは蛍石が入ったLレンズ、と言うべきでしょうか。
すっかり日が昇り、十分な明るさになったとは言え、綺麗に撮れたなと思います。



ハクセキレイのダイブ。
正直、この瞬間を狙ったわけではありませんが…結果面白い写真になりました。
このレンズは、AFが若干お馬鹿さんで、結構被写体を見失うんですよね。迷いだしたら結構長い。その辺がこのレンズの不人気の所以なんでしょうが…。
でも、それはAFセンサーを1つに選んで、そこに被写体を持っていくようにすれば回避できることなんで、工夫次第です。



お、水辺の鉄パイプの上に鳥が?このシチュエーションはカワセミかと思いきや、ジョウビタキの雌でした。(地味にバックにシラサギも写ってますねw)



カワイイのでトリミング。
プロポーズされるのを待っているんでしょうか?雄はどこにいるのかな?



ちょっと離れた所で黄昏れていました。



この時期彼らは縄張り争いで大変ですからちょっとお疲れなのかもしれませんね。



ムクドリ。都会の方では毎年異常発生して、害鳥になってしまっているようですが、この近所ではそんなに酷くはないです。鳴きだしたら五月蠅くてしょうがない鳥ですがw
そのムクドリの飛び立つ瞬間をパチリ。飛び立つ瞬間まで電線を離さないんですねw



お、ここでこのレンズ初めてのカワセミを発見。さあ、どこまで寄れるかな?と言うところで、向こうから大きな音をさせて原チャリが接近中。また川にはバス釣りのボートが。こりゃゆっくり近づいているような感じでは無いなと、大胆に歩み寄ってのワンチャンスに賭けました。



シャッターを押した瞬間に「チッツーー」とカワセミの鳴き声。ああ、逃げられたな…と。カメラのプレビュー画面を覗くとカワセミのいないロープ…遅かったか?ん?



トリミング。大事な写真なので、さらにトリミング。



あらま、狙ってなかったけど、良い感じでフライングカワセミが写ってるじゃないですか。しかも秋っぽく、水面に映った紅葉がカワセミブルーを引き立てているし。こうなると、逆にロープが邪魔だな。
いや~驚き。



そんな俺より驚いているのがこのモズでしたwチャンチャン

なんか、この日はここにアップしただけで10種類の野鳥が撮れていますな。アップしていないけど、カラスや鳩、カワラヒワなんかもいたから、13種類か。
うちの近所の土手って、下手な野鳥撮影の名所よりも環境が良いんじゃないかと思いますw