goo blog サービス終了のお知らせ 

川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

翡翠丸Aと、翡翠丸Cの間に…

2015年09月02日 | 俺の日記

当然翡翠丸B計画もあった訳なんですよw

Bが付くバイク?

ビアンキ、BMC、BHなど有名どころはこんな感じで。

弱虫ペダルで言えば、ビアンキは福富→荒北。BMCは2年の小野田。BHはアブアブ泉田。どっちに転んでも、かなりクセのある人たちばかりw

 

でも、本気で購入を考えているときには、これらのメーカーは全然出品されないんですよね~。

 

そんな中、キャノンデールのCAAD10、しかも背の低い人用の440サイズなんかが飛び出してきて、もう、活性の良いブラックバス状態ですわ。バグッとポチリました。

Bの前にC?

いいじゃん!キスした直後エッチしちゃってぇ!!(この前から昭和時代の下ネタばっかりやなw)

 

まあ、後悔はしていないです。すごく疲れるんですけど、すごくスピードに乗るバイクです。不思議なんですよ、25km/hから30km/hに上げる頃がすごく足に負担がかかるんですけど、そこを超えたら、まだ上がる!まだ上がる!って感じになる。1本道なら高速巡行も楽になったような。リズム良く踏めるって言うか、力が逃げないからそう感じるんですかね?

で、このバイクもシマノ化しちゃったし、ますます愛着が出て来ました。

 

そんな時に

今頃になって、俺に最適なBがw

うわーちょっとショックw なんか格好良いしw 値段も俺が買ったCAAD10とほぼ一緒。

 

もういい、振り向かないわ。

 

何年か後、今度は翡翠丸Dかw

DE ROSA位しか思い浮かばないなぁ。御堂筋くんかw

 

ただ、次のバイクに乗る頃には弱虫ペダルの連載も終わってるかもなぁ…。


自転車室内保管出来ない者の悩み…

2015年08月25日 | 俺の日記

台風15号、すごいですね。朝目を覚ましたのは、突風の音でした。

慌てて、iPadで現在の台風の位置を確認。急に進路を変更し、岡山に直撃すべく、今頃四国に上陸したのかと…そう思ったからです。

でも実際は、九州の熊本辺り。ええ?その辺の台風で岡山にこんな風が吹くの?久々に「非常に強い台風」が衰えずに日本にやってきたなと思いました。

 

早速5時半頃でしたが、まあ、何とか明るかったので、カーポートに行き、コルトプラスを道に出し、空いたカーポートに翡翠丸C、山翡翠丸ほか、全5台を寝かせておきました。

寝かせるのもそーっと置かないと、パターーーンって倒れそうでw ちょっとオドオドです。

 

ちなみにうちの翡翠丸C、この状態で9,700gです。

正直軽いとは言えないですが…

スタンドを外す -300g

リング錠を外す -200g

ライトと取り付け金具を外す -200g

バッシュガードを外す -150g

フロントバッグのマウンタを外す -200g

もうこれで約1kgの減量が可能です。

 

あと、スプロケットをアルテグラに戻すと -100g

ホイールも軽量な上位製品にすると -500g

 

あと、本当を言えば、ペダル外して計測するので、 -600g

色々外して、もう少しお金をかけると、7kgの前半も夢じゃ無いと。

 

ただ、その分、風に倒されるのに弱くなっているかなと。カーボンキラーと言われるCAAD10のフレームは、極限までアルミを薄く加工しているらしいので、一説には並のカーボンよりデリケートさを求められるとか。

だから、突風には神経質にならざるを得ません。

 

正直、室内保管出来る人、うらやましいです。

こんな書き込みしている間も、風がビュービュー吹いています。今日は扇風機要りません。(少し開けた窓から入ってくる風が結構心地よい。)

いつまで吹くんだろう?とっくに日本海に抜けているのに…。


なんだよこのタイムラグ…。残念な週末。

2015年07月25日 | 俺の日記

この週末、デュアルコントロールレバーを交換しようと、色々予定を入れずにスタンバイしてたのですが…その際交換しておこうと思っていたブラケットカバー(ブレーキを握るときに持つゴムの部分)が届かない。

どーなってんの?とメールの受信箱を見たら、ショップからの連絡が入っていて、「23日に商品を発送しました。」と。

おいおい、もう24日なんですけど?東京からなら、今日届いてもおかしくないっしょ?で、さらにメールを読み進めると「商品到着指定日は26日です。」だと?

何3日も寝かせてるんだよ。こんな炎天下だと腐っちゃうじゃねーかよ!

まあ、ゴムなんで腐らないですけどね…。

 

色々予定立ててたんだけどね…。25日の晩に部屋に持ち込むから、昼間のうちにタイヤを外して洗っておこうとか、ブレーキワイヤー、シフトワイヤーを外してスタンバイしておこうとか…。

25日は何もすることが無くなった…午前中、お袋の墓参りに付き合ったらフリーだよ。

しかたねーな、京橋のなかやまでも行って、オサレなバーテープでも無いかと漁ってみようか。

 

で、今日は実は、仕事がお休みで、いろいろ大忙しでした。

忙しいその1 息子の散髪に付き合う。先日息子の散髪を嫁に任せて、その嫁は店員に「髪の長さはおまかせで」と言ったものだから、髪の先っぽ1センチほど揃えただけ。ナニコレ?女子が前髪切る感じ?「何?おめー、こんなモンに銭払ったんかよ?」「なら、アンタがもう1回行かれー。」と言うことで、リベンジです。もう的確に「頭の上、一番長いところで3cm。裾は出来るだけ薄く、上の方までキレイなグラデーションでお願いします。」何で、これだけのことが言えないw

待ち時間、ヘアカタログを見て時間を潰す。ヘアカタログなんて、何十年ぶりなのよw 目に入ったのは「オシャレボウズ」の本。俺も頭が薄くなったし、丸坊主待ったなしだけど、その前段階でオシャレボウズなんてのも良いかなと…。

え?何このオシャレボウズって、ちょっとでも耳に髪がかかると気分悪い俺が、横とか後とか上の方まで刈り上げている…そのこと?俺って、知らず知らずにオシャレボウズだったんだw …って俺、15年ほど前から同じ髪型なんで、オシャレボウズってカテゴリが俺に追いついてきたって事なんだなw

その本を見ていると、「ステルスボウズ」っていうものもあるらしい。上の方が長くて気付かないんだけど、裾の方は何センチか刈り上げてることらしいんだが、こういうのツーブロックって言わなかったっけ?色々難しいねw

そうこうしているうちに、息子の散髪終了。散髪のお兄さんが息子に説明。「もう少し伸びたら、お父さんと同じようになるよ。」うん、確かに前髪がふわっと上に向けば俺と同じだw

 

忙しいその2 うちのエリアに新しくリサイクルプラザ「えこ便」が出来ました。ここは、リサイクル資源を持ち込めば無料で引き取ってくれて、ポイントを付けてくれるところ。ポイントで商品に交換も出来る。まあ、この交換が目的じゃ無い。

まあ、缶とか古新聞なら、どこでもあるものなんだけど、ここの良いトコロはリサイクル法で定められている4種の家電(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)以外の家電は何でも引き取ってくれるところ。そう、今まで粗大ゴミと言うことであれこれ手続きしてお金払って取りに来てもらっていたものが、ここに出せば無料でポイントが付く。

早速、子供が表皮をボロボロにして使えなくなっていた、マッサージチェアを持ち込みました。しかし2階から30kg近いものを車のトランクまで運ぶのは大変でしたw

それでも、今後、この手のものは粗大ゴミで家の前にいかにも「私はこんなゴミ持っていました」って宣伝するようなことも無いのかなと。

今まで、限りなく黒と知っていても、金属回収業者に消耗した自転車パーツは出していましたけど、今後はここで適正に処分出来るようになります。

まあ、便利なものが出来ました。今後は、もうちょっと近所にこんなのが出来れば…。

 

忙しいその3 最近目が悪くって。ホント、メガネを作り替えようと。視力検査してもたっら、右目はちょっと、左目はもうちょっと悪くなっていました…。乱視も修正してもらっても、なんか今イチ。今後老眼も入ってくるだろうし、どうなるんだ俺?

それはさておき、こんなメガネにしました。

眼鏡市場のiアスリートシリーズです。フレームは樹脂製の日本製。やたら軽くて弾力があります。アスリートと名に付くだけあって、スポーツで受ける衝撃なんかでも受け流す事が出来るとか。

俺は自転車の休日ライドはメガネですから(アイウェアの代わりも兼ねてw)、ヘルメットしたまま汗を拭くのに、メガネを外してゴシゴシなんてこともするんですけど、顎紐に引っかからずに装着出来るのを期待したいですね。

ちなみに、この写真ではこのフレームは黒く見えますが、実物はよーーーーく見れば紺です。またここでも青が決め手かよw

 

実は、iアスリートに似たようなデザインが後2候補あったんですが…それは、韓国製と中国製で金属製。金属製は曲がりっぱなしって事があるからねぇ。あと、どうせ買うなら日本製って気持ちがあるからねw

レンズはPCからのブルーライトを軽減するものをオプションで。すると納期が1週間。8月以降は、この怪しい眼鏡でお会いしましょうw

 

忙しいその4 お昼は、眼鏡市場の近くで食べようと、それなら、青江そばを食べようかと思って行ってみたら、なに?閉店。この店ねえ、無料でトッピング野菜4倍とかしてくれるお店だったので好きだったんだけどな。親父も好きな店だったんだけどw で、9月から塩ラーメンの店として復活ですか?楽しみのような…大丈夫かな?競合店多いよ?

そしたら、パチンコゲットゲットのそばにも旧丸天の系統のラーメン屋があったよね?って行ってみたら、焼き鳥屋に変わってるし。

うーん、どうしてくれるんだよ。青江そばの野菜4倍食べる気になっていた腹はペコペコだよ。結局小紫で替え玉しましたw

 

忙しいその5 最近カワセミの写真を撮っていませんが、そうしたら我が家にカワセミが来ましたw 冗談のような話ですが。

カワセミは、自分の縄張りを持っていて、その中に、自分のお気に入りの狩り場を3つぐらい持っていて、そこを順番に巡ります。その狩り場と狩り場を結ぶ直線上に我が家があるんですw

だから、家にいながら、

チッピー、チッピー、チッピー、チッピー、チッピー、チッピー、チッピー、チッピー、チッピー、チッピー

というドップラー現象を味わうことが出来ますw ほらほら、そこのカワセミ好き諸君、うらやましいだろうw

 

しかし、こんな事この1週間ぐらいのこと。うーん、なんでかなとカワセミが飛んでくる方向、ルートなんかを自転車で追いかけて調べてみました。

うちの近所に飛来しているのは2羽のカワセミ、そのうち少なくとも1羽は、最近飛べるようになったばかりの雛です。腹の色がキレイなオレンジ色で無く黒ずんでいること、あと飛び方が下手w 普通カワセミって人間を見つけての急旋回だって得意なんだけど、このカワセミは、人間見かけても大回りで逃げるような感じ。何かかわいいw

そのカワセミはうちの近所の土手の向こう側に時々行きます。そこで名残惜しそうに鳴いているんですが…なるほどね。

そこにはこの前の台風11号で流れ着いたゴミが大量に引っかかっている葦の群生地でした。カワセミの巣は、水辺の法面や崖に穴を掘りますが、この台風で巣が壊れたんでしょう。今でもその巣に帰ろうとしているところを見ると、そこにまだ誰かいるのかもしれません…。

俺が知る限りでは、カワセミの雛は2羽生まれるのが多いです。そしてしばらく親鳥(母親でしょうね)が付き添って、3羽で行動するのとかよく見かけます。今回1羽足りませんよね。うん、可哀想です。

で、土手のこちら側にカワセミは本拠地を移したと。良く声を聞くのは、土手の内側の田んぼの用水。そこには用水に張り出した果樹が何本かあって、狩り場としてはまずまずです。何より、田んぼから出てくるオタマジャクシがいくらでも取れるんでしょう。

 

明日の朝、このカワセミ狙ってみようかな?起きれればね。台風12号でまた引っ越しされるかもしれないからw


キャサリン妃の撮ったこの写真

2015年06月09日 | 俺の日記

今朝の新聞で見たんだけど…。

「お見事!」以外の言葉が見つからないんですよ。

 

何度も見てしまう。他人の子なのにw うちの子も、ご近所さんと比べると、まあまあかわいかったけど、こんな写真は撮れなかったw

 

まだ首も据わっていないだろう赤ちゃんをだっこするまだ1歳のお兄ちゃん。

普通なら、危なっかしくて…と思うのに、なんだこの安心感。

 

うん、こんなに良い写真が撮れるなんて、きっとイギリス王室は、良いカメラを使っているんだ…と思ったらキヤノンのEOSだって。俺と一緒じゃーん。(使用機材の詳細なスペックは不明)

 

それでも俺が想像するに、フルサイズのEOS 6D+Canon EF 50mm 1:1.8 II(もしくはCanon EF 50mm 1:1.4 USM)じゃないかな?

影から想像するに、自然光のみ。

子供は激しい動きをするので、ISOはオート、Tvモード(シャッター速度優先)で1/500秒固定とか。

 

それにしてもシャーロット王女の表情とか、ジョージ王子の手の回し方とか。ホント「奇跡の1枚」って言いたくなるよねぇ。こんなのが自然に撮れたのならうらやましい。

うちの子らは「自分が写りたい」だから、こんな写真にはならない。

記念の日には写真館で撮ったけど、知らないおじさんが撮るから、ガッチガチの緊張顔だしw

 

俺ね、こういうふんわりした写真を見ると、良く写真は「時間を切り取るもの」って言われるけど、切り取ったからと言って、その写真は無機質な物になるんでは無くて、生命は宿って、人間には絶対分からない程のゆっくりしたスピードで、その写真の中で生きている。そんな気がするんです。だって、生きているものだから、見る者の心を震わせるんじゃ無いかと。

 

え?何言ってるか分からない?

 

うん、俺もうまく説明出来ないw

 

結局何が言いたいかというと…「俺もこんな写真撮りたいなぁw」これに尽きますねw


落車!俺はしくじり先生になって、ヘルメットの重要さを問う。

2015年05月27日 | 俺の日記

実は先日朝の通勤途中に落車(転倒)しました。限りなく衝突に近い自損事故です。

職場へは、「放し飼いの犬が突然路上に出て来て、それを庇って転倒した」と報告しましたが、それは実はウソ。本当のことを言うと、色々面倒そうだったので。警察呼んだか?とか絶対言われるだろうし。

でもま、こういう事故もあるんだよ。ツーキニストの人、気をつけて行きましょう!という話題提供と言うことでぶっちゃけます。俺をしくじり先生にして、慣れた道でも安全確認を徹底してください。

 

【1時間目】落車はなぜ起きたか?

画像はGoogle Earthより

これ、俺の通勤路。橋の下を通るとき、土手の歩行者自転車専用道路から一度車道に出て、もう一度土手の歩行者自転車専用道路に戻るところです。

写真では、お昼寝のクルマが並んでいますが、朝はほとんど車両は停まっていません。ですから、この道の左側を通っていれば、自動車に絡む危険はほとんどありません。

 

落車した日も、ここには車両は無く、ただ、夜、ここで休憩をした人がいたのか、食事をしたようなゴミが散乱していました。こんなの踏んだら、いけないと、足下には注意しましたが、車道にクルマは無く、向こうの土手にも自転車も歩行者もいません。はるか遠くに犬の散歩をしている人が見えましたが、そこを通過する速度は今決めることじゃないという感じで、現状はコンディショングリーンで、大変リラックスして走っていました。

画像はGoogle Earthより

で、橋をくぐったところ。

今は下り坂を走ってきてスピードに乗っています。ただ、橋の下に割と大きめの段差があり、そこはゆるめの速度で走ります。さあ、ここから上り坂、ダンシング(立ちこぎ)して今の速度を維持したいところです。

(写真は車道側から写しているので、本当は、矢印のように左側を通っています。感覚的にもう少し左の壁の圧迫感があります。)

 

ここは今まで何千回と通ったところなんですが、まさかここで転倒するとはw

なにが起こったかというと、このピンクのクルマの位置ぐらいを通過中、今まで目の前に何も無かったところに、いきなり人が現れました。テレポーテーション?パニックです。

画像はGoogle Earthより

その状況を別の角度から。

飛び出てきたお兄ちゃん(黄色の矢印)は、この急な斜面を降りようとして、足が止まらなくなって、その勢いでジャンプした様子。

 

俺は、路外から浸入してこようとしている歩行者がいると分かれば、土手に上がらず、車道側に回避ってことも出来たかもしれないけど、なんせ、飛び出し…と言うよりは、万歳しながらジャンプしている人が急に現れたので、とにもかくにもフルブレーキング。頼むからもうそれ以上進むなと祈りながら…でも勢いはあるよね。2,3歩前に進むお兄ちゃん。ああ、こりゃ、法面に落っこちて、大事故か?

…と思ったけど、思った以上にブレーキが利いてお兄ちゃんの身体との接触は回避。大きな部活用のカバン(?)は自転車のフロントフォークと俺の左膝に接触する。

不幸中の幸いだったのは…

・ゴミと段差を回避するため減速していた。

・上り坂だった。

・タイヤが良かった?

の条件が重なって、自分が思ったラインと寸分違わぬ動きが出来た。車速ゼロになり、シューズがビンディングに固定されている状態では自転車は転倒するしか無いので、バターンっと!こけているのに、極限状態で自転車をコントロールし切れた自分に満足している変態な俺w

良く覚えている。まず右側のドロップハンドルが地面に接触。右肘を地面に打ち付け、肩を強打。次は頭、身体を強ばらせた瞬間、ムニュ。

えええ!ヘルメットしていると、ここまで頭への衝撃が無いんだ!

驚いた。ノーヘルだと、脳しんとうと言わないまでも、目の前に星が飛ぶ。星が飛んでる間は、何がなんやら分からなくなる。正気に戻るまで、そこに座り込むなんてことも良くあった。正気を保てても、首なんかにさらにダメージを受けるときもある。

車速はゼロになったとは言え、1m50cmぐらいのところから頭をアスファルトにたたきつける訳なんで、今まで無事だったのが奇跡で、頭はヘルメットでこうして守るんだと痛感。

 

お兄ちゃんが「大丈夫ですか?」と駆け寄り、まず自転車を起こしてくれた。すりむいた肘が痺れるけど、それ以外は大丈夫だ。服も破れていない。俺も起き上がる。スッと起きれた。骨も筋も何ともない。

「怪我は無いですか?」

「そっちこそ。こっちはよけたつもりなんじゃけど。」

「ええ、絶対当たると思ったけど、よけて、こけて貰って、すいません。」

お兄ちゃんはなんの部活か知らないけど、体育会系で応対が俺好みだ。喧嘩をしたい相手じゃ無い。

「俺は、もうエエよ。もう飛び出しはやめてな。今度はぶつけたるけぇ。」

「すいません…それじゃ…。あ、そっちは大丈夫ですか?」

俺が話しながら、タイヤが回るか、ブレーキが利くか、チェーンは問題ないか、外れたパーツは無いか?無意識にチェックしているものだから気になったのだろう。

「俺の作ったチャリはそんなヤワじゃねーやい!!」…と言いたいのはこらえてw

「お兄ちゃんに弁償して貰うようなところはねーな。もう学校行き。」と解散した。本当はバーテープ破けたし、サドルの傷も大きくなった。両方新品にしたら1万円!って言いたいところだけどw

 

その後、時計を見ると、少しスピード上げないと遅刻かも?って感じ。

いつも通りのスピードで走ってみる。まともだ。さすが、フレームのアンカー、ホイール&コンポのシマノはちょっとやそっとじゃ何ともない。手放ししたって真っ直ぐ進む。やっぱ日本製だなと思う。中華○○なんか安いパーツが手に入りやすくなったが、こういう時にパーツの破断とか心配だよね?そういうのはアクセサリーにとどめようと再確認。

 

仕事終わって、事故現場に戻ってみる。思ったよりタイヤの跡が残ってた。やっぱ俺変態だ。転倒の後悔より、回避の自己評価に顔がゆるむ。

でもまあ、反省はしないとね。あそこからも人は飛び出てくる。その危険は覚悟して毎朝あそこを通らないと。

画像はGoogle Earthより

ということで、おさらい。

お兄ちゃんも、本来ならぐるっと回って下に降りないといけないんだけど、ショートカットしたい気持ちは分かる。

恐らく、小学生の頃、この辺はお兄ちゃんの遊び場だったのかもな。この辺を通る中学生はだいたい自転車通学だったりする。学校からも離れているから。だから、今まで、ここを通る人を見たこと無かったんだけど、今日はなんか寄り道でもしたくなったのかな?それで、昔のようにここで飛んでみたくなった…みたいな。子供の頃は落ちるだけだったけど、今は結構飛び出せるほどになってたとw

まあいい。俺は今度からここは右端を通ることにしよう。

 

え?いつもクレーマーになるほど自己中心的なお前が、今日はやけに温情的だな、って?

まあ、少年相手に、警察だ、示談だ、賠償だなんて大人のやることじゃないなと。もちろん、相手を被害者にさせてしまった場合は、しっかり対応をします…。今回は見逃してください。

 

また、温情的になれたのは、ヘルメットに守られた、冷静なままでいられたと言うのが大きいと思う。

では、頭を守ったヘルメットについて、思うことを。

 

【2時間目】ヘルメットはすごいんだぜ


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/5, ISO 1,250

今回右側頭部の後ろ寄りをヘルメットに守って貰いました。

結構細かい傷が付いています。この一つ一つが頭に衝撃を与えたかと思うとゾッとします。

倒れたとき、ヘルメットがボコンとへこんだような気がしましたが、形は復旧していますね。単車のメットは、シェルは回復するけど、中の緩衝材は潰れたままなので、一度でも転倒したら交換することと言われているけど、自転車はどうなんだろう?

緩衝材(発砲スチロール)はへこんだ様子も無く、左右も対称。まだ使えそうな気がするなぁ…。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/30s, f/2.5, ISO 400

ここで改めて、ヘルメットの形を考えてみます。

自転車のヘルメットはアニメキャラの髪型のように、風の流れをイメージするようなデザインをしているものが多いです。

もちろん、頭を冷やすための空気穴、僅かでも軽量化したくて肉抜き、他の商品とのデザインの差別化などで形が決まるんでしょうが、マジマジ見ているといろんな事に気づきます。

 

自転車のヘルメットで一番格好悪いのは、頭がキノコのようになること。もちろん緩衝材を厚くして頭を保護するのが一番なんでしょうが、それではヘルメットを嫌う人が増える。デザインでそれが解決するなら、各メーカーのデザイナーは頑張っていると思います。

キノコのようなイメージにならない様にするには、絞れるところは絞る。出すところは出して、別の形に見せるそういうところでしょうね。

写真の青い線はヘルメットの中の頭蓋骨の位置のイメージです。今回一番傷が付いたのは、赤い部分です。

この部分ね「猫耳かい!」ってイメージで、ちょっと嫌いなデザインだったんですよw

でも、この部分が出っ張っている分、頭蓋骨へのダメージが減ったのかなと。また、猫耳に見せる事でキノコでは無いように思わせたとw

そして何より、ここが(その下の部分も含めて)出っ張っているから、首が折れなかったのかなと。何も無く、側頭部を地面に付くまで倒れたら、頭は動かない、身体は持ち上がるで全部首にストレスが来てしまう。

でも今回。早い段階でメットが早い段階で接地して、変形しながら衝撃吸収。全然首にストレス無かったです。衝撃がメット内で解消されるので、本当に、肩、背中、腰、ありとあらゆるところに好影響があったと思います。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/30s, f/2.5, ISO 400

同じような配慮は、前頭部にもありました。

また、色を切り替えることによってもヘルメットが膨らんでいるイメージを和らげていると思います。

さすがOGK。(現OGKカブト)


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/30s, f/2.8, ISO 800

そして、自転車のメットはやり過ぎだと思ってしまう後頭部のギザギザについても、デザインと言うだけで無く頭蓋骨からの距離を確保するためのデザインなんだと思うと、色々見方が変わってくる。

この部分、このメットはギザギザの1本1本が太い。だから、しっかり衝撃吸収してくれると期待出来る。

だけど、デザイン重視なものは、「そのギザギザ、いざって時、折れません?」そんなものが良くあるよねw

 

とにかく、俺は今回ヘルメットの凄さを痛感した。

ヘルメットをかぶるのはなんのため?マナー?ロード乗りのプライド?

違う。自分のためだ。それ以外何を言っても後付けの理由。俺も最初は、「子供に自転車に乗るときはメットをかぶるように指導している手前、俺もかぶろう。」ぐらいだった。最初は周囲の目が気になった。でも今は風呂上がりにパンツをはくように、自転車乗るときはメットをかぶっている。

この記事を見てしまって、まだメットはちょっと…と思っている方、手遅れになる前に、買ってくださいと。

贅沢を言わなければ、ヤフオク中古で、2,000円ぐらいの物です。(現にこのメットはヤフオクで1,600円でしたし)

良いデザインの物は、金が貯まってからで良いです。金が貯まるまでは安物でもいいじゃない。安物かぶってりゃ、本当に自分がメットに求めるところも分かってくるし。

 

さて、頭は守られた。肘は化膿もせずにかさぶたになった。

あとは、自転車のダメージを直しましょうか。

 

【3時間目】醜いところを隠すところからオシャレは生まれたと思うんだ


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/60s, f/5, ISO 100

さっきも言いましたけど、倒れたのは、ドロップハンドルからでした。となると、グリップエンドはこんな感じで傷付く訳です。

その衝撃たるや、バーテープ2枚を破り、中のハンドルの塗装まで傷付けています。

 

こうなったら、気付かないふりして乗り続けるか、、新品のバーテープを買うしか無いと思うのですが、先日「バーテープの巻き直しは何回でも出来る」なんて記事を作ったばっかりなのに、新しいバーテープをこのタイミングで買うの?

これをきっかけに新しいデザインを考えられないか?


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/125s, f/5, ISO 100

うおりゃ!たっぷり余っている仕上げテープに使ったプラスチックテープがあるじゃない。

早速巻いてみる。追加費用ゼロ、カラーコーデ問題なし。何より10分で左右出来ちゃうお手軽感。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/250s, f/5, ISO 100

こうした前後をテープで仕上げるのって、どっかで見たなと思ったら、金属バットのグリップなんかがこんな感じですよね。

なんかそれっぽく仕上がってしまいました。

破けたバーテープは、こんな修復の方法もありますよ!と。

 

まあ、そう言う事で、皆様、安全運転で行きましょう。事故ってもブログのネタになるだけで、良い事ひとつもありませんから。