晴れて気温が上がったが、風が強く若葉の葉擦れがやかましかったため、野鳥観察は不向きの日、少し野鳥たちとの出会いはあきらめて3時間ほど青葉の森を足早に歩いた。
それでも撮影と録音が叶わなかったが、去年出会った杉林の遠くでサンコウチョウの「ツキ・ヒ・ホシ・ホイホイホイ~」のさえずりが聞こえた。もう渡ってきてくれたんだ!しばらく佇んでいたがあの美しい姿は視界に入らなかった。
沢筋を昇ると若葉の間から、のど元の朱い小鳥が現れて枝先に止まっていたのでレンズを向けたがピンボケだった。鳴かなかったが「鷽・ウソ」にちがいない。この森では、はじめての出会いだ。
今日は、「誰にも出会えない」と帰り道を急いでいると、甲高いガビチョウと競うようにオオルリの鳴き声が道を挟んんで聞えてきた。しばらく立ちすくんでやっと青い影を発見してレンズを向けるが逃げ去っていった。
サンコウチョウくん
ウソくん
オオルリくん
たった3時間の風の森で、彼らに出会えただけでも不思議な出会いと感じて満足して帰る。
TV情報番組ではGWのヒトゴミを映しだしていたが、青葉の森は無縁。あったのは4,5人、静かすぎる。
今日のお友達
ツリバナの仲間
ギンラン
ニョイスミレ
エンレイソウのベッドにくつろぐどなたかの花