滞在先の家の前に広がっている《ジャガイモ畑》
先月は《ワタスゲ》を観たいと、わざわざ霧多布まで行ったが、
帰ってきて気付いた。
「ここも負けずに美しいな~」と。
そして、この写真を撮って1カ月後の今日(8月20日)
そのジャガイモの収穫が始まった。
こんな広い畑を、機械で、ほんの数時間で掘り上げていく。
掘り上げると同時に、車に乗った数人の女性が選別も同時に行ってしまう。
ジャガイモの入った箱(コンテナ?)が、もう20個ほど並んでいる。
すごい量だ。
(1箱には1.5トン位のジャガイモ)
畑には収穫し損なって残るジャガイモがあって、
それが翌年、勝手に育って出来るのが《野良いも》と言うそうだ。
新しい種イモと違って、病気を持っていたり、本来のジャガイモの養分を横取りしたりと、
農家さんにとっては、ちょっとした厄介者ではあるらしい。
だから見つかり次第、引き抜かれる運命にあるとか
たまたま引き抜いた根に小さなジャガイモがついていたと、頂いたことがあったけど、
本来の新ジャガイモと何ら遜色ない美味しさだった。
厄介ものにされて、大きくなる前に掘り起こされて、
挙げ句の果ては《野良いも》などと有難くもない名前までつけられて、
大変だね、野良いもさん