風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

新しいお友達と、札幌へドライブ

2016-09-20 | 北海道の夏 9年目(2016)
滞在地の近くにお友達が出来た。
知り合ったきっかけは、町の小さなスーパー。
普段はあまり行かないスーパーなのに、そこで知り合い、
その後の諸々の偶然が重なって、それ以来のお付き合い。

ある日、
リオ・オリンピックの話から⇒
夫が仕事でブラジルに駐在した頃の話となり⇒
それからブラジル料理のシュラスコの話になり⇒
「では知り合いがブラジル料理店をしているのでシュラスコを食べに行きましょう」と、
話がトントンと進んだ。
ご縁のあるかたとは、こうして一つの話題から話が広がり、先に繋がっていくものだ。

                        

そして今日は、夫婦4人のダブルデート。
農家にとって秋の晴れた日は忙しいだろうに、その貴重な一日を使って、
岩見沢から札幌へと案内して下さった。

                


ブラジル料理レストランでは、シュラスコなどのお肉料理以外に珍しかったのが「ベイジーニョ」というお菓子。
ポルトガル語で「軽い口づけ」という意味だそうだ。

コンデンスミルク、ココナッツ、バターで作るらしいので、最近の体重増の私にとっては大敵。
でも、小さいので1つくらいは・・・
いや、2つ・・・3つ、4つ・・
え~い、もっと食べちゃえ

                

 
その後は札幌へと足を延ばし、旧道庁、大通り公園、時計台へと歩き、
最近オープンしたという菓子店へ。

この菓子店は、以前は図書館→美術館→文書館別館として歩んできた歴史的建造物を
リノベーションしてオープンした。(安藤忠雄デザイン)
そのことを新聞で知って以来、一度行ってみたいと思っていたので、この機会にワクワク。


2階は吹き抜けになっていて、天井まで続く壁面は全部が本棚という斬新なデザイン。
最初は壁一面の本に驚いたが、それが落ち着きと寛ぎを演出している。


 
新しさだけでなく、以前の玄関や階段なども残っていて、新旧のデザイン融合の面白みもある。

歴史ある古い建物を壊して新しいビルに建て替えるのではなく、
その姿をとどめ、耐震工事と共にスタイリッシュな空間に生まれ変わらせる知恵と技術に感心した。

                

今年初めて知り合ったかたと一緒に、札幌への日帰りドライブ。
あの日、あの時間に、あの場所に行かなければ知り合うことがなかったご縁。
人が生きて生活する中で、こんなご縁が重なり人と繋がっていく
そんなご縁の不思議さを思い、有難く思った一日だった。