風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

占冠(しむかっぷ)の秋 お勧め宿

2012-10-10 | 北海道の夏 5年目 (2012)
北海道を去る前に、もう一度訪れたいと占冠に寄った。


鬼峠から眺めた占冠村


                                    

去年・今年とお世話になった方を訪ねたら、
ちょうど《なめこ》が収穫時期なのでと、案内してくれた。   

  
深い森のなかに《なめこ》のホダ木が整然と並べられている。
そして、よーく見てみると・・・
ある、ある! 小さな《なめこ》が!
差し込む木漏れ日を受けて、その表面がキラキラと艶のいいこと!



ほんの30分ほどで、こんなに収穫!
森の中で育った天然なめこは、ぬめり、香りが違う。


                                    

次は《赤岩青巌峡》へ

  
来年には取り壊されてしまう古い橋からの眺めは
その清流、赤や青の岩肌、山の木々・・・・
例年より秋の訪れが遅く、見事な紅葉は見られなかったが、十分心に沁み入る。


  
驚いたことに《赤岩青巖峡》そばの岩でロッククライミングしているのは・・・
今年、坊主山登山でお世話になったTさんだった

仕事が休みの日にはこうしてロッククライミングを楽しんでいるとか・・・
命綱をつけているとは言え、切り立った岩を登っている様子は、
見ているだけでも力が入って、自分が登っている訳ではないのに疲れてしまう。
「気をつけて!」


                                     

さて、今晩の宿は、4日前にリニューアルオープンしたばかりの
「湯の沢温泉 森の四季」

  
去年来た時とは全く印象が違って、素敵に変身。
お部屋も、お風呂も、食堂も手が入れられ、まるでホテルのよう。

   

ランチも始まり、これは「鹿丼定食」

鹿肉のローストはクセは全くなく、柔らかい。
それにタレが美味しく(甘さに、ちょっとの酢が効いて)
これで850円とは、近くであれば毎日でも通いたい。


  
夕食は《おまかせメニュー》に。

あまり好きではない《カツ》が山のように出て(これで3人前)「えーー!」と思ったが、
この豚は普通の豚ではなく、野山を駆け回っている放牧豚で、これがウマイ
「もう一つ、もう一つ」と、いくらでも手が伸びてしまう。

 

朝食(食後のコーヒー付き)

そのどれもが、手抜きのない感動の味。
梅干しに至るまで、「美味しい」の言葉が尽きなかった。
(お味噌汁は、私達が収穫した「天然なめこ」)

これほどの満足で
素泊まり 3500円
朝食付き 4500円
二食付き 6500円~
なのだから、ここを素通りするのは勿体ない。

フェリー港の苫小牧も近いし、来年からは楽しみに訪れたいと思っている。