風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

美瑛の《青い池》

2011-09-14 | 北海道の夏 4年目 (2011)
3週間程を過ごした道東をあとに、美瑛・富良野を目指す。

富良野や美瑛は何回も行った所だが、北海道へ行けば、やはり外せない場所でもある。
特に私は、美瑛の丘陵地に広がるパッチワークのような畑を眺めるのが大好きだ。


この丘からの風景は、いつ来ても、いつまで見ていても、見飽きることはない。
ここに立つと「また美瑛に戻ってきた」という思いで満たされる。


その美瑛に「《青い池》なるものがあり、口コミで人気が高まっている」という情報を得て、
なんとしてでも探したいと車を走らせた。

その《青い池》というのは正式な名前ではなく、もちろん地図にも載っていない。
手掛かりは「美瑛にある」というだけ。

旭川近くの《とうま道の駅》で訊いても誰も知っている人はいなく
「美瑛の道の駅で訊いてみてください」と、つれない。
次に《美瑛・道の駅》で訊いたら
「白樺街道を真っ直ぐ行った先に、最近立てた看板があります」と。
だんだん手掛かりが絞られてきた。

白樺の街道を走ること20分程で真新しい看板を見つけ、
矢印に沿って歩いて行くと・・・
あっ、見えてきた!


白樺の木立の散策路から、青い色の池が姿を現した。



コバルトブルーの鮮やかさは、絵の具を混ぜたのでは?と思えるほど。



立ち枯れた木々が、この池の神秘的な光景に深みを与える。


更に、池の向こうから聞こえる川の音が気になって、そばまで行ってみると、
そこにも不思議な光景が!!


何と、川も青色!

この池が何故青くなったのかの原因は諸説あるが、まだ決定的なことは分かっていないらしい。
(近くに温泉郷があることも一因しているらしい)

が、原因なんて、いいよ。このままで。
この、原因が不明と言うのが、更に不思議さが増してくるのだから。