風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

《利尻島》 本場ウニの美味しさ

2009-10-03 | 北海道の夏 2年目 (2009)
礼文島から、午後のフェリー船で利尻島に渡る。
(お互いに島はすぐ近くに見えるが、40分かかる)

1泊した次の日は、昨日の強風が嘘のように穏やかなお天気。
海から朝日が昇り、海面を光がキラキラと輝く。
朝の澄んだ景色を眺めながら波止場まで送ってもらい、
島一周(4時間半)の観光バスに乗る。



利尻富士を背に、姫沼で。

この沼は周囲に木道が整備されて、一周することが出来る。
花や木々の間から眺められる沼に映る利尻富士が美しい。


                     

バスから降りて、港のそばにある 《ペシ岬》に登る。
島の人たちは「見た目よりも案外簡単に登れるよ」とは言っていたが、
なかなかどうして、難儀な道のりだった。

滑りやすい急坂の道で、柵もないので下を見ると足がすくむ。
「無理しないで、もう止めないか?」と言う夫に、
「せっかく、ここまで登ったんだから」と、へっぴり腰ながら歩を進める。
そして、登頂成功!



岬の先に、昨日行ったばかりの礼文島が見える。


                     


観光が終わった後は、待ちに待った昼食。
そう、利尻に行くなら絶対に食べようと楽しみにしていた《ウニ丼》
昨晩の旅館の夕食でもウニを食べたが、
やはり満足するほどの量を食べたい。

そこで、港の食堂に入ると、
「バフンウニの漁は明日で終わりなので、ギリギリで食べられるよ」とのこと。
9月にはいると、ムラサキウニしか漁をすることは出来ないらしい。



濃いオレンジ色のバフンウニ。
殻から出したばかりで、ミョウバンなどを使っていないそうだ。
「利尻昆布を食べたウニなので特別おいしいよ」と、出してくれた。
一杯3,000円は安いのか高いのかは分からないが、美味しさは格別だった。