【博多祇園山笠】③追い山編
さー”博多山笠”も最終日に入った。
櫛田神社入りの最初を任された「東流」の一番山笠が入ってくる。
狭い境内は興奮に包まれる。
一番山笠のみが許された”博多祝い唄”が境内に響き終わると、
イヤー!の掛け声勇ましく駆けはじめる・・・最高の瞬間だ!
直接櫛田神社境内で見ることは無理と最初から諦め、TV放映で
我慢した。
5分おきに次から次と各流の山笠が飛び込んでくる、タイム争いも
あり皆必死だ!
此処が櫛田神社本殿内部である。
博多っ子のシンボル神社だ!
ここが「追い山」の本舞台前日の様子だ、観覧席は有料で先着順のため、
明朝は2時頃には観客で埋まってしまうそうだ。
今年の櫛田入り一番を任された「東流(あずまながれ)」
刻々と迫る櫛田入りに舁手の男衆に緊張感が漂ってきた。
朝3時半、各流の山笠が土居通りに並び櫛田入りの順番を待つ。
出発時間が迫り、櫛田神社界隈が慌ただしくなってきた。
朝4時59分、一番山笠「東流」が威勢よく入って来た(TV画面)
この瞬間を待っていたが如く境内は静まり、博多祝い唄の一番が唄われる。
参加者全員の”博多手一本”で締められる。(TV画面)
櫛田神社を出た一番山笠が旧東町筋の狭い通りを駆け抜ける。
あまりの速さに山笠の姿を撮ることが出来なかった。
”この通りで駆け抜ける様子を見るのが最高”と聞いていたが、人も多い.
たまたま開いていた調剤薬局の親切なお姉さん方が店先に椅子を出して
くれ、かつ4時59分になるとTV放映を見なさいと店内まで連れてってくれ
クライマックス場面を見ることが出来た。
調剤薬局のお姉さん方有難う!
太博通りを走り続ける各流、それにしても良く走る!頑張るベテランも顎を
出していた。
因みに、「櫛田入り」のタイム上位三位は
1、西流・・・31秒05 2、東流・・・31秒54 3、千代流・・・33秒40
「全コース」のタイム上位三位は
1、東流・・29分17秒 2、大黒流・・29分37秒 3、千代流・・29分38秒
皆様お疲れ様でした。
「飾り山笠」で唯一櫛田入りを果たした八番山笠「上川端通」、高さ10mの
”走る飾り山”が豪華絢爛な飾りを揺らしながら、街中の電線を潜り信号を
避けながら見事に曳かれていく様子は圧巻である。
それから…あのぅ未だ明太子が我が家に届かないのですが女房と二人、白いご飯を炊いて待っております(笑)