【卵の芸術】
ダチョウやアヒル、オーストラリアの国鳥エミュー、南米に多いレアなどの
卵の殻(エッグシェル)に精密な細工と装飾を施すクラフトのことを
エッグアートという。
友人のエッグアーティストを訪ねて最新作や、制作中のものなどを見せて
貰った。
使ってる卵は駝鳥(オーストリッチ)
日本には数多くのエッグアーティストたちが活躍しており、展示会などで
多くのアーティストの作品を見ているが、
彼女(友人)の作品は、格調高く気品あふれる独特の作風で、いつ見ても
飽きることがない魅力を感じさせてくれる。
繊細で優雅だ!中世のヨーロッパ貴婦人たちが、うっとりと気を奪われそうな
気品あふれる作品だ!(表と裏側)
イタリアで買った人形をレアの卵の中に入れた可愛らしい作品(表と裏側)
駝鳥(オーストリッチ)の卵の中に天使が歌う。
後ろから見る。
製作途中のもの、レアの卵が朱に染められ白いレースが繊細に貼り付けられている。
完成後が楽しみだ!
生徒さんの作品で、お孫さんの結婚祝いに名前を入れてプレゼントするそうだ。
喜ぶだろうな~
薄氷を踏むような思いで折角作り上げた作品が割れてしまった。
修復を頼まれ、翌日見事に修復された、依頼人に喜ばれたことだろう。
19世紀後半、ヨーロッパ各国の上流階級の間で流行し、絢爛豪華な愛蔵の
コレクションを披露しあって楽しんでいたものである。
そもそも美しい形のたまごは、その中に新しい生命を包み込んでいることから
再誕生・復活のシンボルとされ、希望・幸福・祝福の最高の贈り物とされて
きた。
新聞の投稿記事に、お母さんがエッグアートに挑戦を始めた。
毎日失敗続きだ!お陰で我が家の食卓は毎日、卵料理の連発で閉口していると、
お子さんが嘆いていた、むめなるかな・・・
念のため友人作家に聞いてみたら、卵から抜いた中味は勿体ないと食べられる方も
居られるようですが、私は食べませんとの事でした・・・流石先生だ!