私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【犬山祭】街景色

2018-04-21 17:48:09 | お祭り

【犬山祭】街景色

戦国時代以降、政治や交通、物流の要衝として栄えてきた犬山は

こじんまりとした町ながら、歴史が薫るスポットが点在し、お祭りと

重なり大勢の観光客を迎えていた。

往時の城郭構造をそのまま残した街並みには、歴史的な建造物や

古民家を改築したカフェ、土産物屋さん、伝統的なお菓子などを

扱う店が建ち並び、多くの観光客の足を止めていた。

 

国宝犬山城の姿は市内何処からでも望められる。

城門は新緑に包まれていた。開門を待つ人の列が長く続いていた。

長い歴史に養われてきた人情は、観光客を歓迎する”おもてなし”が

そこそこに窺われた。家々の表には手作りの等身大の人形が飾られていた。

車山に乗る子供たちが身にまとう「金襦袢」

一昔前には男の子が 5歳、6歳になって、車山に上がる年齢に達したとき、

金襦袢や締め太鼓などの用具を揃え、準備するのである。

最初に上がることを「初車山」と呼んだ。この初車山に必要な備品の類は、

嫁の在所持ちと言う慣習が、つい最近まであり、大変なもの入りのため

「車山のある町内へは嫁に出すな」と言われていたそうだ。

金襦袢等一式揃えると、百万円以上するものもあり家計を苦しめるだろうと

想像してしまう。

子供はにこにこ顔だ!肩に乗せたお父さんは、やりくりして大変だろう。

可愛い子供の「初車山」、そこは親父さん笑ってはいるがじっと我慢だ!

針綱神社の横には、三光稲荷神社がある。商売繁盛、開運厄除けにご利益が

あると言われ、祭りと重なり神社前は大変な混みようだった。

古い街並みが続く本町通り、犬山名物の品々が店頭をにぎわしていた。

犬山名物「藤沢げんこつ」の老舗店の女将さんがポーズを取ってくれた。

”げんこつ飴”が犬山名物とは知らなかった。少年の頃食べた味が懐かしく思い

出された。

古民家ではミニチュアの車山が勢揃いしていた。

コメント (2)
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