私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

佃・住吉神社例祭

2015-08-05 22:38:19 | 季節

佃・住吉神社例祭

江戸時代佃島は江戸湊の入り口だった。

佃・住吉神社は海運業や各問屋組合をはじめ多くの人々から

海上安全、渡航安全の守護神として信仰を集めていた。

佃島の中には6本の幟が立てられている。

広重の版画にも描かれ、古い景色がいまだに引き継がれている。

朝6時45分頃佃公園テラスを出発して晴海沖で海上祭を済ませて

8時ころテラスに戻ってくる船渡御、朝日を浴びて隅田川を上る姿は

晴れ晴れと堂々としていた。

船渡御の着船を待つ人たちも緊張気味だ!

陸に上がった神輿は狭い道を練り歩き乍ら住吉神社に向かう。

住吉神社の宮神輿は珍しい「八角神輿」だ、天皇陛下の御座高御座を模したと

言われている。この地区では女性は神輿を担ぐことも禁じられており、町の女性は

祭りの浴衣を着るのも許されていないそうだ、今でも続く習わしとのこと、老舗の

佃煮屋の女将さんが話してくれた。

神輿の前で清めの儀式が行われていた。盆に乗せられた伊勢海老にアワビが

炎天下でピクピク生きていた、流石漁の町である。

佃は佃煮屋さんが多い、老舗の「天安」には早朝から客が詰め掛けていた。

店の前では天安の若い衆が、冷たい水にシロップを入れて神輿の担ぎ手たちに

振舞う甘水を作っていた。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする