奥様はだんな様のいる施設へ。
だんな様と同じテーブルで100歳のばあちゃまも食事。今日はどこかご機嫌が悪い。昼食も半分ぐらい食べただけで残された。もう食べようとされないおばあちゃまに、日ごろ食堂の仕事はしないスタッフが親切心から食べさせようとスプーンでおばあちゃまの口に持っていくと、おばあちゃまの右手が上がってスプーンを払いのけられた。
慣れないスタッフは、こぼれた食べ物を拾いながら 「いらないならいらないと言って下さいよ!」
おばあちゃまは、目を閉じて黙ったまま。どこか威厳がある。
日ごろ車椅子とはいえ、ご自分でスプーンで食事をされる方。食べさせてもらうなんていやなことのよう。
だんな様も調子がいい時、奥様の差し出すスプーンをさけて、自分でお箸を使って食べようとする。箸使いの下手なだんな様、それではすごーく時間がかかってしまうので、奥さまはタイミングを見ては口元に持っていくんだって。その兼ね合いがむずかしいらしい。
自分で食べるのが一番おいしいんだけどね。
だんな様と同じテーブルで100歳のばあちゃまも食事。今日はどこかご機嫌が悪い。昼食も半分ぐらい食べただけで残された。もう食べようとされないおばあちゃまに、日ごろ食堂の仕事はしないスタッフが親切心から食べさせようとスプーンでおばあちゃまの口に持っていくと、おばあちゃまの右手が上がってスプーンを払いのけられた。
慣れないスタッフは、こぼれた食べ物を拾いながら 「いらないならいらないと言って下さいよ!」
おばあちゃまは、目を閉じて黙ったまま。どこか威厳がある。
日ごろ車椅子とはいえ、ご自分でスプーンで食事をされる方。食べさせてもらうなんていやなことのよう。
だんな様も調子がいい時、奥様の差し出すスプーンをさけて、自分でお箸を使って食べようとする。箸使いの下手なだんな様、それではすごーく時間がかかってしまうので、奥さまはタイミングを見ては口元に持っていくんだって。その兼ね合いがむずかしいらしい。
自分で食べるのが一番おいしいんだけどね。