クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

病友 Tさん

2010-01-18 19:58:41 | 管理人の挨拶
奥さまはいつもより早い時間に旦那さまの施設へ。

今日は旦那さまが所属していたパーキンソン病友の会自主グループで親しくなった Tさんご夫婦が旦那さまをお見舞いしたいし施設見学もしたいとのことで待ち合わせ。

施設の談話室でおしゃべり。

Tさん、病歴は旦那様より長く20年以上。奥さまの付き添いが必要だがまだ車いすなしでバスや電車での移動が出来られる。家の近くのスーパーにも簡単な買い物なら一人で歩いて行かれるという元気さ。ゆっくりだが。

数年前までは一人で外出していらしたという。電車などでイスから立ち上がれなくなった時隣の人に立たせて下さいと頼むというし、トイレで立ち往生した時も知らない人に声をかけて手伝ってもらうと言うことなど。

以前息子さんと一緒に外国旅行したとき、旅行中は勿論帰国後1カ月ほどは病気を忘れるほどスムーズに動けたが、3か月ほどしてもとの病状に戻ったといわれる。楽しい状態だとドーパミンが出るとのこと。

旦那様の部屋に移ってから、以前一緒に通っていた障害者対象の詩吟教室で習った「富士山」や「川中島」を唄う。旦那様も時々大きな声が出る。

旦那さま、別れたあと 「Tさん変わらないなー。精神力が違うなー」とはっきりした口調で言ったのには驚く。