クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

認知症のおばあちゃんたち

2008-02-11 20:38:32 | 管理人の挨拶
奥様はだんな様のいる施設へ。

食堂でだんな様の隣の隣のテーブル、認知症のおばあちゃんたち4人が座っている。その中の一人の方がいつも大きな声でおしゃべり。
「老人会で泥棒がいるのよ。お絞りなんかまで持っていくんだから・・・」
内容はいつも泥棒と老人会の話。編み物が得意とのこと、自分で編まれた素敵なカーデガンをいつも着ている。手先を使っていればボケないと言われるのに、それはウソ。
隣に座るおとなしいおばあちゃんも認知症らしく、同じ話をニコニコといつまでも聞いている。お二人とも背筋をピンと伸ばし、手を膝に、姿勢のいいこと。いいコンビ。
もう一人の方は、食事中もよく椅子から立ち上がって廊下をうろうろ。スタッフに連れ戻される。時には味噌汁の中にコーヒーを入れて飲んだり、ハチャメチャ。家族は大変だったろうと思う。

でもどこかみなさん、かわいいおばあちゃんたち。