パソコンをやっている人でマイクロソフトを使ってない人はいないでしょう。
マイクロソフト社を創業し一代で世界有数の資産家になったビル・ゲイツは、
数千億円の資産を投げ出して、残りの人生を慈悲と善を推進する事業に
専念すると発表しました。そして去年それを実行に移したのです。
話はとびますが、
いまから百年前に、教育家・牧口常三郎先生 (創価学会 初代会長)は、
「人類は今まで、武力による競争から、経済競争えと進んで来たが、
将来は人道競争をする時代になるだろう。」
と予見しています。
まだ五十代の働き盛りであるビル・ゲイツの行動は人道競争時代の幕開
けと言えるのではないでしょうか。
なにか演説調になりましたが、人類の先行きを明るくするきざしは各所に
萌芽しています。
山本さん、私の話が夢物語でないことを了解して頂いたでしょうか。」
山本さん、
「先生ありがとうございました。
ビル・ゲイツという人は素晴らしい人ですね、私も聞いていますが苛酷な
環境におかれている子供たちを救いたい、という目的だそうですね。
私も自分の力の及ぶかぎり、なにかで世の中の役に立ちたいと思いまし
た。」
*
仏教説話。
法華経に転輪聖王という架空の王様が登場します。
戦争好きな悪い王がいて民衆が苦しんでいるのを聞くと、一日一夜で四天
下(地球全体)を一周できる白馬に乗って駆けつけ、悪王をやっつけるので
す。
そしてそのあとは、慈悲の心をもった王が現れ、民衆を幸せにするという
説話です。
世界最強国であるアメリカのオバマ大統領が、転輪聖王の働きをして、軍
拡と反目で疲弊した人類を救う前兆であることを期待して、この説話を書き
ました。
次回に続く
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