追い越しを教えた生徒にかけられて
いつの間にやら差もつけられて
このシーズン、小学校勤務の時は、図工の時間は絵画展に向けての作品づくりが始まるときです。結構時間がかかります。ゴッホ紙の大きさなので、ふつうの画用紙の倍はあるので、描くところに行く、描くところを決める、下描きをする、色を塗る・・・と子どもたちは、真剣に取り組みます。今はどうなんでしょうか。
初めての勤務校の2年目。4年生の担任。近くの萱津の神社に行きました。学校では、当時はその神社を描くのが通例となっていました。受け持った子どもたちの絵はだいたいは今でも頭に入っています。
小学校4年生のようこさんは、お宮に行ったときに、真正面から神社の建物を描き始めました。一般的にはちょっと斜めから描くと、立体的になって奥行きがでるのですが、ようこさんは正面から描きたいと言いました。
4年生とは思えない絵が完成しました。絵画展で見事入賞しました。冬は、デザイン展があるのですが、カニをきれいな色づかいでこれもまた入賞。才能を発揮しました。
それからイラストレータに。三光中学校で道徳の研究会があった時に、研究資料を作成しました。説明がわかりやすいように、イラストを入れた方がいいと思い、子どもたちが階段を上って目標をつかむというようなイラストを頼みました。
ようこさんは、パソコンを使って作品づくりをしているのですが、ここは、「手描きで描きます。」と目的に合う可愛らしいイラストを送ってくれました。早速資料に差し込みました。
現在も結婚してお母さんになっても、グローバルに活躍している女性です。
今日の朝、昨日の夕刊(朝刊と前日の夕刊が一緒に来る地域です。)を見ると、ようこさんが大きく取り上げられていました。ふるさと出身で東京などで活躍している人がスポットにあてられた記事です。
これまでの経歴、現在の活躍が掲載されていました。目標をもって頑張っています。電話をすると、
「先生が、老け込むことが心配。」
そこかい。
しかし、教えた生徒たちがそれぞれたのもしく成長して、考え方も生き方もどんどんと追い越されていくことがまた嬉しくもあり、自分自身が年を重ねていくことはとても幸せなことだと感じます。
生徒たちとの出会いからたくさんのエネルギーをこれからももらいながら、年を重ねても、老けこまない?ように歩いていきたいと思います。
いつの間にやら差もつけられて
このシーズン、小学校勤務の時は、図工の時間は絵画展に向けての作品づくりが始まるときです。結構時間がかかります。ゴッホ紙の大きさなので、ふつうの画用紙の倍はあるので、描くところに行く、描くところを決める、下描きをする、色を塗る・・・と子どもたちは、真剣に取り組みます。今はどうなんでしょうか。
初めての勤務校の2年目。4年生の担任。近くの萱津の神社に行きました。学校では、当時はその神社を描くのが通例となっていました。受け持った子どもたちの絵はだいたいは今でも頭に入っています。
小学校4年生のようこさんは、お宮に行ったときに、真正面から神社の建物を描き始めました。一般的にはちょっと斜めから描くと、立体的になって奥行きがでるのですが、ようこさんは正面から描きたいと言いました。
4年生とは思えない絵が完成しました。絵画展で見事入賞しました。冬は、デザイン展があるのですが、カニをきれいな色づかいでこれもまた入賞。才能を発揮しました。
それからイラストレータに。三光中学校で道徳の研究会があった時に、研究資料を作成しました。説明がわかりやすいように、イラストを入れた方がいいと思い、子どもたちが階段を上って目標をつかむというようなイラストを頼みました。
ようこさんは、パソコンを使って作品づくりをしているのですが、ここは、「手描きで描きます。」と目的に合う可愛らしいイラストを送ってくれました。早速資料に差し込みました。
現在も結婚してお母さんになっても、グローバルに活躍している女性です。
今日の朝、昨日の夕刊(朝刊と前日の夕刊が一緒に来る地域です。)を見ると、ようこさんが大きく取り上げられていました。ふるさと出身で東京などで活躍している人がスポットにあてられた記事です。
これまでの経歴、現在の活躍が掲載されていました。目標をもって頑張っています。電話をすると、
「先生が、老け込むことが心配。」
そこかい。
しかし、教えた生徒たちがそれぞれたのもしく成長して、考え方も生き方もどんどんと追い越されていくことがまた嬉しくもあり、自分自身が年を重ねていくことはとても幸せなことだと感じます。
生徒たちとの出会いからたくさんのエネルギーをこれからももらいながら、年を重ねても、老けこまない?ように歩いていきたいと思います。