ロスまでは国内線なので、機内食無し。コーヒーは相変わらず発泡スチロール臭いが、何か温かいものをと思うと、これしかない。
ロサンゼルスには深夜の到着。国内線で手荷物だけなので、簡単に外に出るも、頼んであったはずのホテルから迎えのバスが来ない。ここで何かおかしいことに気付くべきだった。仕方が無いので、貸切ではなく、普通のシャトルバスでホテルへ。
ホテルではフロントで添乗員さんが長いやり取り。どうやら予約が通っていないらしい。予約番号で人数分の予約はあるものの、名前が入っていないので部屋との対応が取れないとのこと。どう考えてもシステム入力のミスだから部屋は空いていそうなものだが、本日は満室の一点張り。さすがのアメリカクォリティー。
この時点で現地時間の深夜1時をとうに過ぎていたのだが、さらにここからが長かった。日本に電話したりなんだりで、不足分の部屋の代替ホテルが決まったのが午前2時半。タクシーが来なくて、ホテル到着は午前3時過ぎ。添乗員さんもお疲れ様でした。
あえて文句を言うと、ちょっと判断遅いよね。
まあ、innとはいえ、ヒルトンにアップグレードしたから文句は無いんだけど。
朝は9時出発のため、仮眠程度だったとはいえ、昨日の出発地のラパスとは時差が4時間あるので、そんなに眠たくない。朝ごはんの焼きたてオムレツやら焼きたてワッフルやらでゆっくりして、シャトルバスへ。
無事、空港にて全員合流。セキュリティチェックを経て、国際線乗り場へ。
アメリカの出国チェックはほとんどノーチェックなので、楽でいいんだけれど、入国時の厳しさと比べてなんとなく納得がいかないよね。
ゲートのカウンターにて、席の移動をお願いしようとするが、カウンターにいたのは空港職員で、フライトの係員は30分後に来るから待てとのこと。
そうこうして現れた日本人っぽい人が見事に日本語を話すので、隣り合った席をお願いする。ネイティブっぽい日本語の発音じゃなかったので二世かと思ったら、英語はジャパングリッシュな発音で、いったいあのひとは何者?
無事、2席並びの席を確保。となりは同じツアーの親子3人で、こちらも並び席をゲット。
しかも、中央5列とはいえ、衝立のすぐ後ろの席だったので、前は割りと広め。足元に荷物は置けなかったけれど、離着陸時以外は頭上の荷物置きから下しても問題ないらしい。
すでに昼過ぎだったので機内食を食べて、映画『蝉の記』を見ながらも、途中から二度も爆睡。結局、エンディングの記憶はございません。
ここでもビールは無料。往きは有料だったじゃないか。相変わらずよくわからん。1本目はバドが出てきたのだが、おかわりを頼んだら、バドが品切れでキリン一番絞り。おい、アメリカン航空なんだから、もっとバドとかサミュエルアダムズを積めよ。っていうか、バドも日本語版(お酒!)だったよ。
機内食の米のまずさはロス-成田便でも変わらず。どうせなら割り切って米以外にして欲しいのだけれど。着陸前の軽食は選択を誤ってチキンと米。素直にハムサンドにしておけばよかった。
そして成田に着陸。何の問題も無く入国。何のチェックも無く税関通過。コカ茶買ってきても良かったんじゃないか。
立川まではバスで。寝ている間に府中まで来ていたので、思ったより楽。行きはともかく、帰りは時間が決まっていないので、渋滞にはまったとしても、思ったよりも良いかも。
やっと自宅に帰りついたものの、ぐったりこんで明日から仕事。スーツケースはそのまま一週間放置されましたとさ。
最初から最後までトラブル続きだったものの、致命的な事件にならずに済んでよかった。念願の鏡張りも見られたし、いい旅でした。ビールはもうちょっといろいろ飲みたかったかな……。
みなさんお疲れ様でした。