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拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

2008年5月3日(ダマスカス/シリア)

2008-05-15 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)



AM5時30分~7時30分 パルミラへ

朝日に照らされた遺跡が美しい。
遺跡はやはり人の殆どいない早朝、夜明けがベスト。

しかし広大なこの遺跡も"ここ"という場所が無い。
なぜかぺトラのように"やっと出会えた"という実感が無い。

7時30分~8時30分 朝食。アラブ式朝食もイマイチ。
ただ甘くて硬くて食べられなかったフリーズドライピスタチオ豆腐のオリジナルに出会う。
フリーズドライと違ってちゃんと食べられるがやっぱりカタイ。まあ自分でお金を出して食べようとはやっぱり思わない。

8時45分 ダマスカス行きのバスへ乗ろうとバス停へ。しかし2社合計で毎30分時にバスがあるも、9時、9時半、10時、10時半、11時と連続して満席で乗れず。
13時まではアウト、それ以降もわからないと言われる。別の町が始発の為、予約も不可。これは困った。
しかし同じくバス待ちの日本人2人とタクシーをシェアすることに。1人1100SP(約2400円)
11時~14時 タクシー移動。約3時間。PM2時過ぎにダマスカス到着。

アル・ハラメインホテル。
ドミトリー1泊540SP(約1200円)

15時~17時 オールドダマスカスへ

町をぶらつき買い食いの昼食。
レバノン風ピザ 25SP(約55円) 焼きたてが超ウマイ。(冷めるとマズイ)

アラブ菓子(ワルバード) 25SP。ピスタチオ入り。なかなかウマイ。
トルコアイス 50SP。すごい行列ができていたので並んで食べるがイマイチ。
味覚が違うのか?

マンゴー生ジュース 60SP。かなりウマイ。
水1.5ℓ 25SP

両替 10USドル=450SP。

ゴールドスークを歩く。
非常に大きい地元の商店街アーケード。
イスタンブールのグランバザールを思い出す。

ウマイドモスクも壮大でキレイ。
外国人は本来有料らしいが、地元人用の入場門から入ったらタダだった。(知らなかった)

なおシリア人は敬虔なムスリムだと思っていたが、お祈りの音楽が流れてもお祈りしていない奴が多い。
トルコ等もそうだが、意外にいい加減なイスラム教徒が多い印象があり。
イスラエルとの問題は宗教的な意味合いよりも領土争い等の利権問題の方が大きいのだろうか。

17時30分~19時 宿に戻って歌う。

19時過ぎにマルジェ広場近くのレストランでケバブ等を食べるがイマイチ。
見た目はレバノン料理に近いものでも味は完全に別物。

口直しに同じくマルジェ近くのアルディークアルフィッディ(Al-Deek Al-Fiddi)へ

ハーフチキン90SP(約200円)
コーラ40SP(約90円)

ニンニクマヨネーズソースの鳥丸焼きが超ウマイ。
鳥は地鶏風?
まさにB級グルメ。

部屋に戻るとドミトリーの相部屋にロンドン在住のイギリス人青年がチェックインしてきた。
見た目はハリポタのラドクリフ君そっくり。
彼もミュージシャン志望でギターを持って旅をしているとのこと。ただし路上ライブはしないらしい。

彼はこの後レバノンに戻ってそこでティーチングプログラム(語学学校の講師?)でサウジアラビアに行くといっていた。
他でもよく聞く話だが、サウジアラビアは観光ビザが非常にとりにくく、サウジアラビア航空が主催するパッケージツアーでないと入国ができないが非常に高額。一方サウジ国内の企業からのレターがあれば比較的容易に労働ビザがとれるので、彼も労働ビザでサウジに入国すると言っていた。3ヶ月サウジにはティーチングプログラムで訪問すると言っていた。

自分が日本で音楽をやっていたこと、また自分がUKの音楽が好きだったことを話す。
90年代はRadio HeadがNo1だと思っていたが、今のUKのNo.1ミュージシャンは誰だと思う?と自分が問いかけると、「コールドプレイかな?」という答えが返ってきた。
I think so tooと返す。
この日は相部屋となった日本人と3人でPM11時頃まで話す。

※写真:ウマイドモスク