J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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新型コロナウィルスとの戦いに打ち勝とう48

2020-11-16 00:01:57 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクトコラムです。
 巷の報道ではすっかり第三波到来が浸透し、日々感染者数の最多更新が発表されています。地元岡山も2ケタの感染者数が続き、日によっては中四国で最も感染者数が多い県になってしまいました。また、世間ではGoToキャンペーンが話題にされ、ブレーキとアクセルを同時に思いっきり踏み込んでいる様に、個人的に頭を抱えています。スポーツ界特にJリーグでもこの1週間でいろいろありました。まず目に留まったのはコロナ禍の拡大による政府による「大規模イベントの人数制限の延長」ですか。
   
【感染急拡大ならGoTo停止も コロナ「大流行に最大警戒」】
「政府は12日、新型コロナウイルス感染症対策分科会(会長・尾身茂地域医療機能推進機構理事長)の会合を東京都内で開き、全国的な感染拡大を踏まえ、大規模イベントの人数制限について来年2月末までをめどに継続することを決めた。
 尾身氏は記者会見で、感染状況が急速に悪化すれば、「Go To」キャンペーンの停止を政府に求める考えを明らかにした。
 各地の感染状況について、西村康稔経済再生担当相は会見で「大きな流行が来つつある」と述べ、「最大限の警戒」を呼び掛けた。現時点で緊急事態宣言を出す状況にはないとしながらも、感染増や病床不足が一層進めば、新型コロナ対策の特措法に基づく休業要請などが必要になると指摘。「それでもとどまらない場合、さらに強い措置ということになる」と警鐘を鳴らした。」
「政府はプロスポーツなど大規模イベントの参加人数を段階的に緩和。今月末までの対策として上限を収容定員の50%に設定するなどしていたが、感染拡大の状況から来年2月末ごろまでの制限延長が必要と判断した。」
引用:時事通信

 先日、NPBが社会実験をやっていましたが、こういう状況では考えられない事。深い味方をしたら、あの実験で感染拡大の後押しになっているかもしれません。経済優先という価値観が生んだネガティブな事例でした。夏場の感染拡大で第二波と呼ぶかどうかメディアで躊躇していましたが、今回は迷いなく第三波と認識され、夏場は自動的に第二波と捉えられています。夏から秋にかけて、第二波と呼びたくなかったのか、一体何だったのか。当ブログではずっと第二波と呼んでいましたが。とにかく良かったです。実態は深刻化しているのに緩和にかじを切っていたので。そんな中、まずは鹿島さんで感染者が出ました。
   
【トップチーム選手1名の新型コロナウイルス感染症の陽性判定のお知らせ および、2020明治安田生命J1リーグ第27節 川崎F戦開催決定】
「トップチーム所属の永戸勝也選手が新型コロナウイルス感染症PCR検査の結果、陽性判定を受け、保健所によりトップチーム選手6名が濃厚接触者であると判断されました。 この状況を受けて、現在のJリーグプロトコルに照らし合わせ、Jリーグ及び対戦クラブと協議のうえ、当該選手および濃厚接触者と判断された選手計7名を除き、本日11月14日(土)開催予定の「2020明治安田生命J1リーグ第27節川崎フロンターレ戦(17:00キックオフ)」の開催を決定しましたのでお知らせいたします。 」
引用:J1鹿島公式HP

 濃厚接触者は杉岡、荒木、町田、関川、山田、常本の6選手とか。毎日新聞によると、濃厚接触者の名前を公表するのは異例のようですが、鹿島関係者によると、試合メンバーを見れば推測されるし、無用の詮索を避けるのと、情報を分かりやすく公表するための判断と説明があったようです。確かにクラスターになったJ1柏は試合が中止で開催されないから、誰が出場しないかわからない。なので、非公表になったのかな。公表すべきかしないべきか、当ブログにもわかりません。人数なんでしょうね。今季初めにルールがJリーグから試合成立人数が発表されていますが、柏は人数に満たず、鹿島さんは人数に足りた訳ですね。あと、最近ではセレッソさんJリーグ職員の感染者も発表されていますね。
 そして昨日出てきたのが愛媛さんです。今までは単独のニュースだったが、最近は同時に複数チームから感染者が出て、試合どうするという話になっています。

【J3岐阜vs富山戦試合観戦者に新型コロナ陽性が1名…濃厚接触はなし】
「FC岐阜の試合観戦者の中に新型コロナ陽性者がいたようだ。明治安田生命J3リーグ第26節のFC岐阜vsカターレ富山戦にて、来場者の新型コロナウィルス感染症陽性反応が確認された模様だ。11日にクラブ公式HPより発表されている。
 FC岐阜は11月8日に開催された同試合の来場者の中に新型コロナ陽性反応が確認されたと岐阜県から連絡を受けたと発表。該当者はホームゴール裏自由席Jゾーンにて観戦していたと伝えられているが、濃厚接触者はいない。
 陽性反応が確認された該当者は当日、入場時の検温に異常はなく、常にマスクを着用され、屋台村、場外ステージへの移動がありましたが、周囲の方に対しての濃厚接触の指定はなかったと伝えられている。」
引用:SOCCER KING
   
【2020明治安田生命J2リーグ 第34節 愛媛FC vs ヴァンフォーレ甲府 開催中止】
「本日11月15日(日)に開催を予定しておりました、2020明治安田生命J2リーグ 第34節 愛媛FC vs ヴァンフォーレ甲府(13:00キックオフ/ニンジニアスタジアム)は、昨日、愛媛FCにて選手1名が新型コロナウイルス感染症の検査で陽性判定となったこと及び、保健所より選手4名・トップチームスタッフ1名が濃厚接触者と指定されたことを受け、愛媛県知事より愛媛FCへ、正式に試合中止についての強い要請があったため、試合中止を決定しました。
 感染経路が不明であることなどから、その他の選手・スタッフについても保健所が実施するPCR検査を受検し、その結果をふまえて試合を開催すべきとの判断により、中止を要請されたものです。」
引用:J2愛媛公式HP

 今日もCスタで磐田戦がありましたが、個人的には今日のMOMは愛媛県知事さんだと思っています。これが都市部の行政さんだったら、多方面への影響を考えて中止にできなかったかもしれませんが、地方都市であり、なおかつ愛媛県がクラブの筆頭株主である事も作用したのでしょう。行政が深く経営に関与する事に関して、様々な意見があると思いますが、当ブログはポジティブにとらえています。例えば「横から物を言われたくない」「わしらでやるんじゃ」という価値観で後援会組織を置こうとしないところが他にあれば、愛媛さんの方がよっぽど地域に根差した、地域の宝と言える公共財だと思っています。ただ、商業主義が強い経営体質であれば、愛媛さんも開催ありきの結果になっていた事でしょう。サンモニの張さんでもないですが、あっぱれです。今日のMOMです。
 ただ、そんな愛媛さんもコロナ禍には勝てず、村上社長が私財を提供して筆頭株主になったとか。村上社長って誰?と思ったらスポンサーのニンジニアの社長さんでした。個人の筆頭株主と言えば、J2岡山で長く木村社長がそうして(確か過半数?)いて、Jクラブの中で異色な存在だったっけ。Jリーグ専務理事就任で解消されましたが、当ブログでも「個人商店状態だな」として長年気にしていました。今回の村上社長の場合はかつてのJ2岡山とは違い、コロナ禍の応急処置でしばらくしたら元の状態に戻されるでしょうが。愛媛新聞に「比率を高めることではなく課題解決が目的。今後も株主79団体の思いを大事にしていくと強調」とありますが、そういう面では愛媛さんは地域に根差したいいクラブですね。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

コメント
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