J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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新型コロナウィルスとの戦いに打ち勝とう47

2020-11-11 00:01:07 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクトコラムです。
 昨日SNSを観ていたら、気になるコラムがありました。先日、NPBの試合会場で収容率100%を目指して入れていき、当ブログでもまるで人体実験みたいと批判していました。確か、目標とした収容率に達せず、その後も特に報道されなかったのですが、このコラムで様子がよくわかりました。
   
【横浜スタジアム「入場制限緩和」実証実験で記者が感じた効果と限界】
〔横浜駅ホームからすでに密状態 手指消毒なしですり抜けも可能?〕
「11月1日の昼下がりに、まるでコロナ以前の通勤ラッシュのような混雑ぶりを見せたのは、JR横浜駅の大船方面行京浜東北・横浜線のホームだ。通勤ラッシュと異なるのは、プロ野球横浜DeNAベイスターズのユニホームや帽子を身にまとった乗客がそこかしこにいることである。」
「スタッフは『COCOAのダウンロードのご協力をよろしくお願いします』と声を張り上げていたが、ダウンロードはスタンド入場の条件ではない。これではコロナ陽性者と接触しても分からないではないか、と不安は尽きない。ディー・エヌ・エーによると、ここでは実は、COCOAをダウンロードした人の割合を調べていたのだという。まさに実証実験だったのだ。
 内野席の入場ゲートには消毒液のポンプ付き容器が設置され、スタッフが手指の消毒を呼び掛けていた。ただ、行列になるほどではなくても観客の数は多く、記者はもちろん消毒をしたが、消毒をせずにすり抜けることも十分にできそうだった(下写真)。なお、検温はカメラによって行われていたようだ。」

〔スクリーンで注意、拍手で応援 タオルを広げて左右に揺らすのがトレンド〕
「内野席上段や外野席の一部は空席が目立った。後の発表では、観客数は2万7850人で、スタジアム収容人数の86%程度だったという。そして14時の試合開始の直前や、攻守の交代の際には度々、バックスクリーンに『大声で応援しないように』といった注意事項を表示していた。」
「阪神ファンのスタンドでは、笛と太鼓、メガホンをたたいての応援で、まだこの頃は、観客の掛け声は聞こえてこなかった。ただ、スポーツ観戦であるから、やはり無意識に声は出てしまうもの。1回裏、横浜の2番ソトが先制ソロ本塁打を打った時は“大きな拍手”だったが、3回裏に2打席連続となるソロ本塁打を放つと、周囲の横浜ファンから『おおー』と歓声が上がった。」

〔マスクをずり下げて話す観客の姿も アプリは任意のため効果が不十分〕
「スタンドでは観客に対し、食事中以外のマスク着用が求められていた。食事中は外さざるを得ないのは当然だが、飲んで、食べて、試合を見て、そこで応援しているチームの選手がホームランやヒットを打てば、声も出る。マスクをあごまでずり下げたまま仲間と話し、歓声を上げる客の姿も複数あった。こればかりは止められないであろう。」
「記者ももちろん、LINEを通じて『ハマスタ技術実証アカウント』をダウンロードした。だが、アプリそのものも実験中だったのか、機能は十分に発揮されなかったらしい。」

〔阪神ファンからとどろく「六甲おろし」 「歌ってるじゃねえか」と横浜ファン〕
「3対1で2点を追う阪神は、1死1・3塁から1番近本のライト前タイムリーヒットで1点を返した。すると、阪神ファンの座席からは、メガホンをたたく音に合わせた、明らかにスピーカーからの音ではない『六甲おろし』の歌声が。原曲のゆったりとしたテンポとは異なる素早いリズムで、チャンス到来の興奮ぶりがいや応なく伝わってくる。
 近本は盗塁にも成功して2・3塁とし、打席には2番糸原。『かっとばせー糸原』の声が聞こえる。声援に応えた糸原のタイムリーツーベースで、ついに3対4と逆転した阪神。ファンの座席から再び『六甲おろし』の歌声がとどろく。記者の周囲にいた横浜ファンは『歌ってるじゃねえか』と吐き捨てた。
 阪神ファンの座席の前には、紺色のウインドブレーカーを来た複数の球場スタッフが駆け出し、両手を上から下に振って、必死に何かを呼び掛けている。声を出して応援しないよう求めていたのであろう。お疲れさまです。
 阪神はこの回、3番マルテのレフト前タイムリーで3対5とした。だがその裏、横浜は6番細川のソロ、2番ソトのタイムリーで同点に追いつく。横浜ファンは恒常的に歌声や声援を上げることはないものの、得点の場面ではやはり、『わあー』『おおー』と歓声を上げていた。」
「結局9回裏、横浜の1番梶谷のレフト前タイムリーでサヨナラ勝ち。横浜ファンは総立ちで歓声を上げるのだった。やはり、大声での応援を完全に止めることはできない。」
「こうした工夫の結果、帰りの京浜東北線の車内はガラガラでかなり空いていた。独自のアプリをダウンロードさせたり、大声を出しての応援の制限を呼び掛けたりした成果はまだ分からないが、退場規制の効果だけはよく実感できた。」
引用:ダイアモンドオンライン


 という内容でした。Jリーグのサポーターに限らずNPB以外のファンからは考えられない光景ですね。NPBはJリーグよりも一歩早く事を進めていますが、野球ファンも一歩進んだルール破りっぷりでした。しかも実証実験の日がこういう状況なのですから、普段はもっとひどい内容なのかもしれません。「六甲おろしの歌声がとどろく」の下りがものすごいですね。どうしてこのような異常な状態になってしまったのか。
 JリーグでもNPBに続いて、実証実験をそのうち行う話を以前に聞いた事があります。当ブログとしてはやめて欲しいですね。一歩先を歩むNPBはお手本ではなく、反面教師なのではないでしょうか。しかも世の中は「第三波の到来」。第一波の時も北海道から増えていきました。時期も最悪です。お願いしますから、もっと規制をきつく、ブレーキを踏み込んでもらえないでしょうか。当ブログで一番心配するのが「感染爆発」。その出元がサッカーのスタジアムになってはいけません。
 村井チェアマンは以前に「開催ありきではない」と言われていましたが、「ありき」にしか見えません。その予兆が最近のJクラブの感染です。今がピークではなく序章だと思います。手を打つなら今です。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

コメント
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