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岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化等「岡山からJリーグ百年構想を」。情報リスペクトブログ。

カリスマの存在257

2020-11-07 00:03:44 | カリスマの存在

 リスペクトコラムです。
 J1柏のコロナ感染が止まりません。今日もトップチームの選手1名が感染したとクラブから発表がありました。これで合計、選手4名、スタッフ11名の合計15名となりました。まさにクラスターです。もう少しリスペクトしたいと思います。昨日、取り上げられなかったポイントを見てみます。
   
【クラブの姿勢】
 J1柏は独自に厳しい感染対策を講じてきたと言われています。リーグ再開を前に対外試合を行うクラブが多い中、感染リスク(ネル監督の要望もあったとか)を考慮してJ1では唯一、対外試合を組んでいなかった経緯があります。また、練習では一般はもちろん報道陣にも非公開と、外部との接触を徹底的に絶ってきました。それが今回クラスターになってしまうというのは皮肉なものです。結局、いくら徹底してもどこのクラブでもこうなる可能性が高いと言えます。たまたま柏だったという事か。

【具体的な様相】
 リリースでは、11月3日(祝)に中止となった仙台戦から柏へ戻るバスへ乗車していた選手・スタッフのほか、スタッフルームを使用していたスタッフ、クラブハウスやグラウンドでの接触などの項目から、選手21名、トップチームスタッフ8名の計29名がすでに濃厚接触者として判定されています。つまり、当ブログでも指摘していた移動バスが感染広がりに影響してしまったという事。移動は新幹線等電車なのか、バスなのかという事という部分ですが、もともと集団活動なので、どこででも感染リスクは高いという事か。
 スポニチによれば、要因の1つとして考えられるのが、クラブハウス内のスタッフルームだとか。換気対策などは講じてきたというが、保健所からは部屋の狭さを指摘されたそうです。ただ、それは「1つ」であり、広い部屋に代えても、ちょっとお互い顔を合わせて言葉を交わすシーンがあるので、それだけではないと思われます。例えば、当ブログで指摘していた飲水タイムでのマスクをしない監督のコーチングなど、以前はマスク姿ばかりだったのに、最近は誰もマスクをしていません。つまり、油断が広がっていると。

【オルンガ選手への影響】
 スポニチによれば、クラスターの余波で、オルンガ選手が、ケニア代表として出場予定だった、アフリカネーションズ杯予選試合を欠場する見通しだとか。これもルヴァン杯決勝に出場の有無で気になっていましたが延期になり、リーグ戦も3週間近いカードが延期になるので、余り関係なくなってきました。逆にオルンガ頼りではなく、クリス選手が本調子をキープできればカバーできるのではないでしょうか。

【ルヴァン杯決勝の延期】
 スポニチによれば、延期される決勝の代替日程について、今後はJリーグ、両クラブ間で選定が進行中。関係者によれば、来年1月3日が有力候補だとか。FC東京は今後、今月下旬からカタールでの集中開催のACL出場があり、リーグ戦の日程も余分な日程は無く、11、12月の開催は困難な模様。村井チェアマンのコメントでは年明けの可能性もあり、来年の開幕を遅らせる可能性もあるとされ、会場は国立競技場が第1候補としています。
 巷の噂ではその3日が国立が空いている日だそうですが、1日は天皇杯決勝と日が近いため、両チームが決勝に出ない前提での話となり、まさに瀬戸際運営ですね。この決勝戦は来季開催予定の東京五輪のテストの意味合いもあったそうですね。面白いコラムがあったので、紹介します。

【柏にクラスター発生で日程の大幅調整が必要か?/六川亨の日本サッカー見聞録】
「8月にクラスターの発生した鳥栖は、15日間の活動停止後も、すぐに公式戦を戦うのはコンディション的に難しいとの判断から9日間の練習期間を与えられた。これを柏に当てはめ24日後とすると、11月28~29日の第30節となる(ただし柏は試合なし)。 
 1つの考え方として、コロナ禍の今シーズンはJ2リーグへの降格がないことと、リーグ戦は75%を消化できれば成立するというレギュレーションだ。すでにJ1リーグは10月31日で75%をクリアしている。このため柏と対戦相手2チームは今シーズンを33試合で終了するというプラン。仙台(18位)、鳥栖(15位)、大分(12位)の3チームは、例年ならまだ降格ゾーンにいるものの、今シーズンは降格がないため救済される。問題になるのは、柏(9位)と鹿島(5位)にはリーグ優勝の可能性こそないものの、天皇杯とACLの出場権を獲得できる2位以内の可能性があることだ。
 問題はルヴァン杯決勝である。 もしもFC東京がACLのラウンド16(12月6日)か準々決勝(10日)で敗退したら、帰国後2週間ほどの自主隔離期間があったとしても、FC東京と柏が天皇杯に出場しなければという条件付きで12月26日(土曜)か30日(水曜)に開催は可能だ(新国立で開催するかどうかは別にして)。 厳しいのはACLで決勝まで勝ち進んだ場合である。帰国後に2週間の隔離期間を取るとすると、試合ができるのは早くても1月4日以降となる。」
引用:超WORLDサッカー

 これは複雑ですね。仲間選手を観に、DAZNのJ1柏の試合をよく観ますが、という事は今月は今月はまるまる中止。5試合ですよ。これは大きい。そして、もうJ1はシーズンが成立しているから没収試合になってもいいじゃないかという考え方。リーグ戦は確かに中位ですが、来季ACLへの出場権利(プレーオフの3位までは現在勝ち点8点差)があるので、それもどうかと思います。あと、対戦相手の5チームも同時に1試合ずつ没収試合になってしまえば、影響を与えてしまう。優勝は川崎さんでしょうが、ACL本戦に出場できる2位争いとか微妙。
 あと、やはり天皇杯とどうなのかという点。2チームとも天皇杯決勝に出れなければ1月3日でもいいでしょうが、どちらかが決勝まで駒を進めたらややこしい。F東さんがACL決勝まで進むと、もっとややこしい。
 個人的な印象としては、コロナ禍で瀬戸際運営でカードを超過密で組んできたため、ここにきて弊害が出てしまったという事ですかね。春の頃の心配はこんなものじゃなかったので、これくらいで済んで良かった、シーズンも成立できて良かったじゃないですかという印象。とにもかくにも、早くチームが元に戻って欲しいですね。最近のSNSでちょっと目をとめたニュースがあります。
   
【柏市役所のエール】
「本日11月6日、柏市地域づくり推進部が黄色一色に染まっています!
このび新型コロナウイルス感染症の感染が確認された柏レイソルの関係者の1日も早い回復を願い、同部の職員がレイソルグッズを身につけて業務にあたっています。頑張れ!柏レイソル!」
引用:柏市スポーツ課公式ツイッター
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

コメント
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