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Jリーグの話題180

2020-04-09 00:01:01 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 退屈な週末が続く今日この頃ですが、「クラブ倒産」や「Jリーグ銀行」というドキッとするような言葉が並ぶコラムを目にしてしまいました。何度読んでも何とも言えない印象ですが、情報は情報ですから。ただ、このまま何もしなかったら、コラムに書いてあるように、倒産するクラブが出る可能性はあります。
   
  ※画像はイメージ(過去の事例)

【Jリーグ“クラブ倒産”に現実味 『クラブを潰すな!』合言葉に「Jリーグ銀行」誕生へ】
「サッカーJリーグも『緊急事態宣言』だ。公式戦再開時期が全くみえてこないが、試合(興行)が行われなければクラブの利益が生まれず、J1~J3まで全56クラブのいずれかが倒産する可能性が現実味を帯びてくる。
 村井満チェアマン(60)は『Jリーグもある種“非常事態”の中にある。クラブが安定したサービスを提供できる状態、経営基盤を守る」と、何があってもクラブを倒産させないことを明言。そこで『クラブを潰すな!!』を合言葉に『Jリーグ銀行』が誕生する。
 Jリーグにはこれまで経営難に陥ったクラブに対して行う『安定開催融資制度』がある。通常はJ1・1クラブにつき上限3億円、返済期間は1年だ。従来これを受ければ勝ち点10がマイナスとなるが、このシステムを見直す。
『J1は3・5億、J2は1・5億、J3は3000万円を上限に、返済期間も3年にする。勝ち点が減ることもありません』(Jリーグ担当者)
 目玉はこれだ。2005年から始まった『安定開催融資制度』には積立金が10億円ある。この金額を元金に、Jリーグ自体も融資を受ける準備をして、金銭的に苦しくなったクラブに融資する『Jリーグ銀行』という形をとり、各クラブの融資相談を随時受けるシステムを構築中だ。
 各クラブには『内閣府や各自治体の融資制度についても詳細に話をしている』(担当者)と通告済みで、Jリーグ銀行の本格始動に向けて『業務』がすでにスタートしている。またこのJ1を対象にしたリーグ戦上位4チームに、3年間で還元される『理念強化分配金』の100億円の一部をクラブ救済の資金として投入。再開した場合に優勝賞金などを減額することは、全クラブが了承済みだ。」
引用:zakzak

 本当にJリーグが銀行を作れるのかなぁというのは思います。この話が本当であれば、今までの銀行業への異業種参入とはちょっと違う印象を持ちます。今まではイオンやローソンの流通系、ソニーのような製造メーカー系でしたが、今回の興行サービス系というのは今無かった事例です。規制緩和があるといってもそんなに簡単に銀行を作れるものなのかな。
 あと、思うのが今回の「銀行」の主な業務が経営不安のクラブに融資を行なう事。これも珍しい。2003年に、東京JC(青年会議所)が日本振興銀行を設立しました。「公益法人は営利企業の設立はできない」と言われ、設立後はゴタゴタが続き、しばらくして資産状況が悪化し、6年余りで経営破綻しています。
 この「Jリーグ銀行」の話がどこまで現実的な話かはわかりませんが、申し訳ないですが、少し似たようなイメージを持ってしまいます。あと、懸念材料が銀行スポンサーの離脱です。今まではクラブとスポンサーの関係でしたが、今度は競合相手を見られる訳ですから、微妙な関係になるかと。いくら関連企業だと主張しても、競合する存在と認識されるかもしれません。
 地元J2岡山でもおかしん、トマト銀行等がスポンサーに付いていますが、Jリーグ銀行岡山支店ができてしまったら、今までと同じスポンサードを継続してくれるのかな。そういえば、スルガ銀行カップというのもありました。スルガ銀行は今はどういう状態なのか知りませんが、大会スポンサーになってくれるのかと。ふと、DAZNの減額ばなしとリンクしていたりしてと思ってみたり。また、きつい週末が来ますね。
#がんばろう日本 #LetsGoJapan

コメント
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