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新型コロナウィルスとの戦いに打ち勝とう4

2020-04-10 01:53:45 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 東日本大震災や西日本豪雨災害では、全国で募金活動が行われ、被災地へ送られました。プロスポーツ選手もチャリティーマッチや、試合での募金活動を行い、赤十字などの団体へ送金いたしました。ただ、今回は募金活動ができません。あと、今回一番の被災現場は医療機関だと思われます。医療従事者が自らも感染の危険にさらされながら、頑張っておられます。一番の支援先は医療機関であり、ワクチンの開発に取り組んでいる研究機関なのかもしれません。
 そんな中で昨日、NPB(プロ野球)の方でこうした支援での寄付活動が報道されました。いつもはJリーグの方が先を進んでいるのですが、今回はプロ野球が先でしたね。
   
【NPB支配下全選手がコロナ対策へ寄付 数億円予想】
「プロ野球選手が動きだす。日本プロ野球選手会が日本最大級の寄付サイト「READYFOR」を通じて新型コロナウイルス感染拡大防止支援を実施することを決めた。選手会会長の巨人炭谷を旗振り役に、12球団の選手会長がチームメートに働きかけ、支配下全725選手の総意として賛同を得た。自主練習、活動自粛の日々を過ごし、球春が見えてこない状況にプロ野球選手が一丸となってウイルス収束へ立ち向かう。
 東日本大震災の直後は各球場で募金活動を実施したが、今回のケースでは専門家から密閉、密集、密接の3つの密を避けることが呼びかけられている。ネット上のクラウドファンディングを活用した支援ならば「3密」はない。集まった助成資金は、ワクチンや治療薬の研究、開発への助成、医療機関などへのマスク、防護服など物資の供給、医療従事者、影響を受けた子どもたちのサポートに活用される。」
「現役プロ野球選手が先頭に立ち、支援に乗り出すことでファン、OB、女子プロ野球など“野球界”全体へ支援の輪が広がっていくことも期待できる。」
引用:日刊スポーツ
READYFOR「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」ページ:https://readyfor.jp/projects/covid19-relief-fund

 READYFORは国内最大級のクラウドファンディングサービスだそうです。「新型コロナウイルス感染症 拡大防止活動基金」の特設ページから、1口1,000円から寄付できます。これまでに約3,000人から、4,000万円以上の寄付金が集まっているとか。今後は同サイト内にプロ野球選手からのファンへのメッセージや寄付の呼びかけなどの動画も公開されるそうです。
 寄付者はコメントが出せるそうなので、ちょっとコメント欄を覗いてみましたが、HNばかりでどの人が選手なのか全くわからなかったです。まぁそれでいいのかもしれませんが。最初はNPBがこのクラファンを立ちあげたのかと思ってしまいましたが、よく調べてみると募金活動の代わりに、募金を呼びかけ、自らも募金したという事でした。まぁこういう活動はどこが主催でも関係ないですから。このクラファンのプレスリリースでプロ野球選手というキーワードがやっと出てきて、やはりここだったのだなと確認できました。
        
【「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」日本プロ野球選手会所属選手および日本人MLB選手らからの支援も】
「この度、日本プロ野球選手会とNPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーション(BLF)を通じてプロ野球選手の皆様からも本基金への寄附、またSNS上での支援呼びかけなどのご支援を賜ることになりましたので、お知らせいたします。本基金の趣旨に賛同する選手の皆さまは『新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金』ページより寄附を行い、動画にてファンへのメッセージや寄附の呼びかけ等を行います。動画は『#明日をつなぐ』『#日本プロ野球選手会」『#野球で人を救おう』のハッシュタグとともに選手会、BLF、当基金、READYFORの各公式SNSアカウントから投稿されます。
◾ 日本プロ野球選手会 炭谷銀仁朗会長コメント
「先日立ち上がったREADYFORの『新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金』に寄付させていただきました。選手会として、感染拡大防止に少しでも力になれればということで、12球団の選手会長と相談し、全選手にこの基金について案内しました。」
引用:READYFORプレスリリース

 いやぁ、プロ野球の皆さんはいい活動をされましたね。JリーグやBリーグも負けてはいられませんね。ここに出てくる「ベースボール・レジェンド・ファウンデーション(BLF)」は、プロ野球選手や球団の慈善活動をサポートするほか、野球にまつわる社会貢献活動を展開するNPO法人だそうです。
 今回の新型コロナウィルスに関して、支援すべき相手は医療機関なのかもしれません。こうしたクラファン等での募金活動もそうですが、そこまではできないという下位カテゴリリーグのクラブも多い事でしょう。当ブログでは例えばの支援例を示したいと思います。
 それは、現在コロナ等で頑張っている病院などに、クラブ所属選手が寄せ書きをした中旗を進呈するというもの。サインではダメです。誰のものかわかりません。真面目にメッセージと氏名を読める字で1人1人書いていくのがいいと思います。一番上には「●●病院のみなさまへ」というメッセージもちゃんと入れて。
 ただ、世の中ではどの病院がコロナ関連で頑張っておられるのかわからないケースがほとんどだと思います。別にメディアにすべてを公表する事はなく、「市内(区内)の病院にメッセージ付きの応援フラッグを進呈した」で十分だと思います。
 試合も無く、クラブの業務も休止し、選手は皆自宅にいます。できる範囲でフロントでとりまとめ、医療機関に持って行ってはいかがでしょうか。寄せ書きの中に「看護師の皆さん」と入っていれば、それを見た看護師さんが自分達の事だと元気を出してもらえるのではないでしょうか。

 ちなみにサッカーキングによれば、日本代表の酒井宏樹(やってやれ)選手は、マルセイユの病院をはじめコロナウイルスと最前線で戦っている医療関係各4カ所に5万ユーロ(約588万円)の寄付を行ったそうです。今後はこういう活動が増えてくる事でしょう。高級取りであれば寄付金ですが、金銭以外でも上のような形でも励ます事はできると思うし、メディアも取り上げてくれると思います。
#がんばろう日本 #LetsGoJapan

コメント
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