リスペクトコラムです。
以前より、「エッセンシャル・ワーカー」特に医療従事者に対して、スポーツ界が何か支援できないのかと当ブログでは考えていると書いていました。たかが個人ブログですが、情報のリスペクトツールとしては何かしらのお役には立っているという自負があります。ただ、選手で寄せ書きしたフラッグを、病院名も記したその病院に進呈するくらいしか思いつかなかったです。
そんな中で村井チェアマンがいい動きをされました。もちろん、当ブログを見た訳でもないでしょうが、当ブログとしてはスタンスや動きが村井チェアマンと並走できたのがうれしかったです。つまり、当ブログで思案していた事は決して場違いでは無かったと。
【村井チェアマンが菅官房長官と意見交換 PCR検査でクラブハウス使用の可能性を提案】
「村井チェアマンは20日に首相官邸を訪れ、菅義偉官房長官と意見交換の場を持ったことを明かした。村井チェアマンは訪問実施となった経緯について、『15日の会見時に、Jリーグからの医療機関への支援アプローチについてメディアの方から問題提起いただき、何ができるかを長い時間、自問自答』した上で、貴重な意見交換の場をいただいたと説明。『おこがましい話ですが』と前置きした上で、『Jリーグがコロナ対策に奮闘している中で、国として協力できることはないか、という意見交換の時間をいただきました。我々から具体的にどうしてほしいという話までは、今はありませんが、スポーツ文化という観点から意見させていただいた』と、内容に言及した。
個別の話としては、各クラブのクラブハウスなどを、PCR検査をするための施設として使用することは国側がニーズとして持っているかを質問したと説明。Jリーグ全クラブの総意としての提案ではなく、あくまで個人の一アイデアで確認したかったと、私案として会話の中で聞いたことであると話した。
当然、自治体ごとにコロナウイルスへの対策の取り組みが異なる上、クラブハウスの所有権もクラブによって異なるので、リーグ統一での提案はできないことも村井チェアマンは百も承知。「Jクラブは全国にあり、クラブハウスにはシャワー施設があり、電話を受ける準備ができ、駐車場があり、屋外のグラウンドがあり、医療関係者が屋外でPCR検査をするなどできる余地があります。クラブにも迷惑がかかることですが、国のニーズとしてどうかというお話をして、些細な話であっても官房長官に喜んでいただきました」とコメント。」
引用:SOCCER KING
【なぜ村井チェアマンはJクラブハウスの新型コロナPCR検査場使用を菅官房長官に提案したのか?】
「きっかけは15日の臨時理事会後のメディアブリーフィングで、報道陣から「Jリーグとして医療機関を支援する可能性はありますか」と問われたことだった。公式戦開催時に地域の医療機関の協力を受けてきた歴史もあり、村井チェアマンは「何ができるのかを自問自答してきました」と」
「新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べるPCR検査が追いついていない現状に対して、医師会と自治体が直接連携する形で、パンク状態にある保健所を介さずにPCR検査を受けられる取り組みが東京都から広まろうとしている。この動きにJリーグとして、各クラブのクラブハウスを提供するアイデアを、会談のなかで提案したことも村井チェアマンは明らかにした。」
「ひとつの仮定ですが、屋外に仮設テントやプレハブハウスを作るなりして、地域の医療スタッフがクラブハウスを利用してPCR検査をする体制に供することができるかもしれません、と長官に申し上げた次第です」
引用:THE PAGE
今朝の山陽新聞の記事によると、海外ではサッカースタジアムが医療センターや物資の保管、配送の拠点となるなど、コロナ対策に活用される例が広がっているそうです。
しかし、村井チェアマンも思い切ったプランを出すものです。感染が気になる一般市民がクラブハウスに来る訳ですから、リスク的なものがあるのかもしれません。そう考えると、Jクラブもエッセンシャル・ワーカーみたいな存在になるんだなと感心しました。現実的にはクラブの敷地の空いている所にテントを張って、関係者が対応するとかになるのでしょうが、やはりリスク的なものはあるのかなと。
まさに村井チェアマンが推進する「Jクラブの社会連携(シャレン)」ですが、今回はインパクトがかなり強い活動になりますね。実施すべきかどうかは簡単には言えませんが、実施された場合は当ブログも全面的に応援したいと思います。そして、こんな情報も。
【「新型コロナウイルスに関する医療従事者への義援金」募集】
「~岡山県内の医療従事者に感謝の気持ちと支援を送りましょう!!~
新型コロナウイルスの感染拡大により、医療現場では、医師、看護師ほか多くの医療従事者の方々が最前線で診療や治療にあたっておられます。岡山県内においても感染者は増加しており、それに伴って医療用防護具(防護服、マスク、フェースシールド等)の不足による感染への懸念、病院機能の維持などに困難な状況が迫りつつあります。こうした厳しい環境にある医療機関、医療従事者の方々を支援するため、義援金を募りたいと考えております。」
引用:岡山商工会議所公式HP
申込要領によれば、義援金額は1口1万円で希望口数。申込期限は5月15日(金)まで。銀行振込になるとの事。この義援金 は、岡山県内で新型コロナウイルス感染者への治療にあたる医療従事者に対して医療物資の購入など必要経費に活用されるとの事。
実は当ブログでも個人的に、医療従事者への個人支援はまずは募金だなと思っていましたが、なかなかこれはと思うものが無かったです。今回の会議所さんのはぴったりです。近々、国から給付金のようなものがあるようで、どうこうというものではありませんが、何かしたいとを思うきっかけになったのは確か。
あと、最近思ったのは、動画でも静止画でもいいですが、医療従事者を励ますメッセージをプラカードに記入し、それを撮影者に向かって大きく掲げる事。これはわかりやすくていいのでは。できるかどうかは置いておいて、「●●病院の皆さん」と入れたら気持ちがもっと伝わるかも。
拍手とか腕を掲げる、歌を歌うとか世の中にはありますが、医療従事者にどこまで伝わっているのかなとよく思います。でも直接会う事もできないし、今回は本当に難しい事象だと思います。でも、義援金という動きが地方でも起こり始めたのはいいですね。ぜひTEAM AS ONEに加えて欲しいです。
あと、速報です。トライフープが明日から毎週木曜日20時からライブ配信をやるそうです。1時間の生配信だそうですが、頑張りましたね。さすがです。詳しくはこちら。
#がんばろう日本 #LetsGoJapan