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日本サッカー協会の話題37

2020-04-08 00:01:51 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 そうでした、天皇杯がありました。元々五輪調整だったのか、本大会が来月から始まるそうですが、どうなんでしょうか。第100回の記念大会である今年の天皇杯本戦は5月23日に開幕する予定だったようです。正式には延期がが発表されていませんが、今日非常事態宣言が発令されたので、まず予定どおりの開催は無理でしょう。現在は本来であれば各都道府県予選の開催時期だったようですが、こういう状況で全国的に予選が開催できない情勢で、各都道府県協会が様々な対応を取っているようです。昨日くらいから具体的に出てきましたね。
        
【鳥取県予選】
「ガイナーレ鳥取は6日、同クラブが第100回天皇杯の鳥取県代表チームに決まったことを発表した。クラブによると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、第63回鳥取県サッカー選手権大会 兼 天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権大会鳥取県代表決定戦の中止が決定。その結果、昨年度のリーグ戦所属カテゴリーが上位であったガイナーレ鳥取が、天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権大会の鳥取県代表チームに決まった。」
引用:ゲキサカJ3鳥取公式HP

【神奈川県予選】
「神奈川県サッカー協会は第100回天皇杯の神奈川代表決定戦について、新型コロナウイルスの感染拡大により延期となっていた1回戦・2回戦の開催目処が立たないことから、準決勝進出チーム決定の抽選会を実施したことを発表した。
県予選準決勝の組み合わせは以下の通り
SC相模原(シード)vsエスペランサSC(※ 抽選)  Y.S.C.C.横浜(シード)vs専修大(※ 抽選)
 なお、準決勝の日程は現在調整中。」
引用:ゲキサカ

【福島県予選】
「J3リーグの福島ユナイテッドは2日、第100回天皇杯福島県予選の開催規模が縮小され、代表決定戦のみ行われることが決まったと発表した。代表決定戦は5月10日午後1時にキックオフし、JヴィレッジスタジアムでいわきFC(JFL)と対戦する。」
引用:J3福島公式HP

【秋田県予選】
「ブラウブリッツ秋田は31日、同クラブが第100回天皇杯の秋田県代表チームに決まったことを発表した。予選の中止により事実上の”不戦勝”となった。発表によると、新型コロナウイルスの感染拡大で日本サッカー協会(JFA)が各種事業禁止・中止の要請を行っており、4月19日に予定されていた決勝戦が中止となったため。秋田県サッカー協会と同協会1種委員会が決断した。」
引用:ゲキサカJ3秋田公式HP

【栃木県予選】
「栃木県サッカー協会理事会において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、「NEZASカップ第25回栃木県サッカー協会選手権大会」の開催を中止することが決定いたしました。それに伴い、栃木県予選を実施することが出来ないため、該当チームの中で最も上位のリーグに所属しているチーム、当クラブの「栃木シティフットボールクラブ」が推薦されることが決定いたしましたので、お知らせいたします。」
引用:栃木シティ公式HP

 JFL、地域リーグ、都道府県リーグも延期が続き、日程の再編に苦慮しています。愛知県や静岡県などでも、代表決定戦だけを行なう方向で調整されています。J2勢が登場するのは6月10日の2回戦。日本協会では24日までに4回戦までの日程を再編しましたが、Jリーグの大幅な中断を受け、J1勢は4回戦(8月19日)から登場する新日程が発表されましたが、早くも「再々編」の可能性が高まってきたとの事。と書いていたら、ついさっき、天皇杯開幕延期のニュースが入ってきました。まぁそうだよなぁという感じです。

【天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会 開幕延期】
「公益財団法人 日本サッカー協会は、 5月末まで主催するすべての会議・イベント・競技会について、原則として延期・中止することから 、5月23日(土)、24日(日) に開催を予定していた天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会1回戦を延期することを決定しました。また、各都道府県代表決定期限を5月10日(日)までとしておりましたが、こちらも合わせて延期することとします。延期による開催日程の変更については、決定次第お知らせします。
【1回戦】5月23日(土)、24日(日)       【2回戦】6月10日(水)
【3回戦】7月8日(水)             【4回戦】8月19日(水)
【ラウンド16(5回戦)】10月14日(水)       【準々決勝】11月3日(火・祝)、4日(水)
【準決勝】12月19日(土)             【決勝】2021年1月1日(金・祝)」
引用:日本サッカー協会公式HP

 正直4回戦まで開催が難しいのではないでしょうか。問題はその後、「コロナ後」でしょう。仮に9月くらいで終息したとしても、同様にリーグ戦、ルヴァン杯、ACLも開催するために通常のやり方では物理的に成り立たない計算になります。つまり、中2~3日で12月後半まで延々と試合が続くのです。リーグ戦はDAZNのため、ルヴァンは山崎のため、ACLは出場チーム枠を増やすためですか。
 この形を強行すると、たぶん選手にけが人が続出するでしょう。また、試合が多すぎて思ったより観客動員数が伸びないかもしれません。じゃあ、どうするべきか、当ブログでは以下のように考えます。

・天皇杯はJ1とJ2限定のトーナメント戦にして、J1チームが出場する試合はJ2のスタジアム、J2が出場する試合はJ3のスタジアムで開催し、地方への普及に役立てる。
・ルヴァン杯はグループリーグを取りやめ、トーナメント方式に縮小する。育成色を更に強化し、満年齢21歳以下の日本国籍選手を先発に含める人数を1名から3名に増加させる。

 あくまで個人的な提案ですが、どのみち今季は試合開催時期が極端に少ない。Jクラブによる同じようなトーナメント大会をやってもファン・サポーターは「どこが違うの?」と混乱して観客動員に響くのではないでしょうか。だったら、ナビスコは若手選手の発掘の場、天皇杯はジャイアントキリングが起こるかもしれない、地方で開催される大会としたらどうかと。これでも盛り上げるのには足りないでしょう。さぁ、リーグ戦、ルヴァン、天皇杯とどうなるのでしょうか。
 今日の報道で日本協会の田嶋会長が「JFAとしてJリーグに50億から100億を支援する用意はあると話していた。」という話が流れましたが、随分気前がいいですね。この支援を機に秋春制の強引に導入しようと画策されるのではないでしょうか。それって、今のJリーグにとって結果オーライの事なのでしょうか。田嶋体制は早く終わって欲しいですね。
#がんばろう日本 #LetsGoJapan

コメント
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