孫が病気でうちにいる時、猫の判別はできるようなので、うちにあった古い絵本の中から猫の出ているのを探して見せたところ、↓この本だけえらく気に入ったようで、何度も読まされました。
読んでいて気になったのが、子供の服装や髪型の古さ。
さらに家並みや車のクラシックなこと。
犬も古い(笑)。シェパードのようですが、今ならラブラドールレトリバーってところでしょうか?
仔猫さん爪を立てて怒っている様子がよくわかります。犬は遊びたいという顔です。
さて、犬に追いかけられて木に登った仔猫の声を聞きつけて、お母さん猫登場。鋭いまなざし。バックの子供がサッカーボールを持っているのは当時としては新しい(^^;)。昔は車はこんなだったのかな…。
お母さん猫が仔猫を無事保護↓、よかったね…。
これをもう繰り返し繰り返し、ヘビーローテーションで読まされて、「咳の子のなぞなぞあそびきりもなや 中村汀女」を実感を持って思い出しました。
それでは…、と孫の親が買ってきた猫のしかけ絵本。
青三角を押すと
猫がするーっと手を伸ばして金魚にちょっかいを出しているのは興味深い(手が下から横へと回るように動く仕掛けが不思議です。金魚も動いているし…)。でも物語性はなく、今流行のいろいろな猫が登場するので、猫好きの大人向きかも。
さて、「ちいさなねこ」(作:石井桃子作、絵:横内襄)はいつの絵本なのかと見たら、
1963年発行。つまり半世紀以上前、東京オリンピックの前年。古いわけだ…。うちにあるのは1978年第26刷版。まあこれもたいがい古いですけど。それにしても、そのころは絵が古いとはあまり思わなかった気がします(余裕がなかったのかな…)。