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碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

1日(火)朝、広島の「RCCラジオ」に出演

2013年10月01日 | テレビ・ラジオ・メディア

広島のRCC中国放送ラジオ。

突然ですが、朝のニュース・情報番組「本名正憲のおはようラジオ」
に、生出演します。

とはいえ、広島まで行くわけではありません(笑)。

授業もあるので、電話でのインタビューです。

テーマは、ドラマ「半沢直樹」。

番組の開始は朝7時で、私のお話は、7時15分くらいからの予定。

広島方面の皆さん(って誰だ? 笑)、よろしくお願いします!

今週の「読んで、書評を書いた本」 2013.10.01

2013年10月01日 | 書評した本たち

昨日、新聞社から連絡があり、作家の山崎豊子さんが、29日に
亡くなったことをを知りました。

恥ずかしながら、初期の作品はあまり熱心に読んでいません。

その面白さにハマったのは、「白い巨塔」以降です。

「華麗なる一族」、「不毛地帯」「二つの祖国」「大地の子」「沈まぬ
太陽」「運命の人」・・・

こうして並べてみて、あらためて素材の面白さ、スケール感、そしてストーリーテリングの見事さを思います。

また、上記の作品すべてが、映像化されているのもうなずけます。

この辺りのことは、新聞社の記者さんに、お話させていただきま
した。


現在、週刊新潮に連載している新作「約束の海」は、最新号で
まだ第6回。

これを、20回まで書き上げてあるそうです。

筆者亡き後も、その作品が掲載され続けるのは何だか不思議な気分ですが、山崎さんが遺してくれた贈り物と考えて、読み進めたいと思います。


作家・山崎豊子さん。

享年88。

合掌。




今週の「読んで、書評を書いた本」は、次の通りです。

近藤富枝 
『大本営発表のマイク~私の十五年戦争』 河出書房新社

堀井憲一郎 
『ホリイのずんずん調査 かつて誰も調べなかった100の謎』 
文藝春秋

坪内祐三 『総理大臣になりたい』 講談社

鈴木涼美 『5年後、メディアは稼げるか』 東洋経済新報社

内田樹・釈徹宗 『聖地巡礼』 東京書籍

森 達也 
『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるか」
 と叫ぶ人に訊きたい』 
ダイヤモンド社

風野春樹 『島田清次郎~誰にも愛されなかった男』 本の雑誌社

* 書いた書評は、
  発売中の『週刊新潮』(10月3日号)
  読書欄に掲載されています。