明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

昨年のおうち呑みベスト3

2010-01-08 11:53:09 | 


↑元旦のおせちなど。

あんなに忙しかった年末だけど、31日の夜中に作ったわりにはちゃんとできた

お雑煮はもちろん、香川県名物、あんこ餅入り雑煮。
そして、びりけん特製のローストビーフ。

今年は、おせちだけでなく、豪華ちらし寿司も作った。
酢飯に大葉・ゴマ・生姜を混ぜ、鰻、いくら、エビ、卵を乗せている。
これがヤバイほど旨かった!!

最近、料理への情熱も以前のようにはなくなっていたが、
今年はもう少し新メニューも考えていこうと思う。
夫のメタボを治すのも、私の目標だ。
自分のダイエットが先か?

また、去年は家で飲んだ日本酒のデータをエクセルで作っていた。
1本ずつ、飲んだ感想も入れて・・・
これは今年もちゃんと続けていく予定。

最後のほうは家庭が節約状態になってしまったので、あまりいい酒が買えず、記入していないのもあるが、
それでも78種類!

今改めてざっと見直してみると、「ああ、あれ旨かったなぁ」と、
その味わいが蘇ってくる。

というわけで・・・

昨年おうちで呑んだ日本酒ベスト3!

【第3位】
不老泉 純米吟醸 備前雄町
滋賀県
精米歩合55% 酸度:1.7 日本酒度:+4 アルコール度数:17~18度

コメント:
『香りはやや強め。フルーティーな甘い香り。
アタックは普通。爽やかな酸味と甘みのバランスがよい。
甘みよりは酸味をしっかり感じられる。アルコール感はそれほどない。
余韻は普通。やや辛口でキレがよく、旨い酒だ。
割といろいろな料理に合わせられると思う。気分的には焼き魚。』

不老泉の酒は結構好きなものが多く、「特別純米 無濾過生原酒 中汲み 木槽天秤しぼり」や「杣の天狗」なども飲んでいるが、
やっぱりこれが好きだなぁ。
基本的に雄町を使っているお酒が口に合うのだ。
山田錦の優等生っぽい味より、やんちゃな雄町がいいみたい

【第2位】
賀茂金秀 芳華 純米吟醸(若手蔵人 情熱の酒)
広島県
精米歩合:備前雄町50% アルコール度数:16~17度

コメント:
『薄い黄緑色。香りはやや弱め。すっきりと爽やかなフルーツのような香り。
アタックはやや強めで、まず感じるのは酸味。これが非常に心地良い。
甘みとのバランスがいいので、強いのに穏やか。
アルコール感はほとんどない。
余韻はやや長めで、今度は甘みがじんわりと広がっていく。かなりうまい。』

賀茂金秀は今年家ではこの1本しか飲まなかった。
仙台で飲んで、夫が気に入ったんだよな~
これは酒屋のアウトレット(?)で安く買えたのでよかった。
気づくとやっぱり雄町を選んでる!

【第1位】
陸奥八仙 純米吟醸 無濾過生原酒 中汲み
青森県
精米歩合:華吹雪55% 日本酒度:+1 酸度:1.6 アルコール度数:17.6度

コメント:
『ああ、なんて美味しいお酒なんだと、ちょっと感動する。
香りは華やか。口に含むと、わずかに舌先にピリピリとくるような発泡を感じる。
とにかくまず印象的なのが酸味。
あまり広がらず、ぐっと迫ってきて、すっと消える。
その感じがなんとも心地良い。
甘すぎず、辛すぎず、本当にバランスのよいお酒。幸せだ』

2009年は陸奥八仙!
それもこの新酒のときが一番旨かった。

やっぱり自分の好みの味ってある・・・
もちろん、その時の舌の状態や合わせる料理で感じ方も変わるし、
今これを飲んでも一番かというと、それはわからないが、
味の記憶を辿った限りでは、これが一番旨かったと感じられる。

あと、特別賞(?)としては、「五凛 純米酒」かなぁ。
辛口の旨口とはまさにこの酒のことか!と思った。
食中酒にピッタリで、何を料理しようかといろいろ考えたものだ。
また今年も買ってみよう。

というわけで、昨年度の酒事情を振り返ってみたが、
今年も早速、5種類飲んだ。



↑元旦のお酒 左から、
・秋鹿 霙もよう 純米吟醸 にごり生
・小笹屋竹鶴 大和雄町 無濾過 純米原酒
・超超久 氷室貯蔵生 純米吟醸 16BY
・不老泉 特別純米 生 中汲み 木槽天秤しぼり

この中から、早くも2010年のベスト3候補が出ている!
「超超久 氷室貯蔵生 純米吟醸 16BY」
こちらはもう1本空けずにおいてあるので、4月に新築お披露目&日本酒の会の時に出そうと思っている。
(日本酒の会参加の皆さん、お楽しみに!!)

ワインでも、年代モノの本当に美味しいワインを飲むと、その美味しさに震えるというが、まさにそういうお酒だ。
平成16年から、マイナス5度で貯蔵してあるので、5年もかけて米の旨味がじっくりと熟成されている。
貯蔵の方法によっては、5年も経てば古酒っぽくなってしまうのだけど、
これは全く古酒っぽい香りや味わいがない。
むしろフレッシュで、厚みのあるフルーティーな香りがする。
この「厚みがある」というところが特長で、
樽の中でウイスキーが熟されたように、香りまでが深まっていっているのだ。
香りだけでドキドキしてしまうような酒って、なかなかないものだ。

味わいは、深く、まろやか。
角や雑味は一切なく、どこかクリーミーでさえある。
なのにスイスイと飲め、甘味の後に酸味が追いかけてくる。
料理をあわせるのにも、幅広く考えられるのがいい。

まあ、ベスト3入りは既に確実といったところか・・・!
これをしのぐ酒に出逢えるのかどうか・・・それもまた楽しみである
(とりあえず、今年も酒からは離れられないってことね・・・)