明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

昨年末のおいしいものの記録

2010-01-16 13:00:49 | 美味しいもの
昨年末は本当に慌しくて、記録しておきたいことがそのままになっている。

なので、今更ながら、書けなかったことを少し。

18日は祇園、19日は福島で贅沢に忘年会をし、21日は家飲み。
こうちゃんが来て、例年通り鍋をした。
私は3缶くらいしか飲んでいないのに、こうちゃんが帰った後見たら、
ビールの缶が13、4缶は転がってた
やりますなぁ・・・

22日は、ゆうちゃんといわさきっちと忘年会。
今年はどこにしようか迷ったのだが、前から気になっていた「和亭」へ。
私も初めて行く店だったので、事前に夫を誘って偵察に……

こういうと失礼だが、お店はこじんまりとしていて、町の居酒屋!って感じ。
だけど、入った瞬間に私のアンテナがピーン!!
旨いものが出る予感がした。

そして、見事にその通り!!
その場で22日の予約をして帰った。

二人に偵察に行ったことを話し、「オシャレ感はないよ。ただ、旨い」とメールすると、
「オシャレ感はいらない。旨いものが出ればいい」と返事がきた。
さすがっ!!

22日、3人で訪れると、ご主人も奥さんも笑顔で迎えてくれた。
そして、大きな生きたアンコウを見せてくれた!

おおー!!
3人とも大興奮!!

私以外の二人はあまりお酒が強くなく(好きなんだけど)、
全部で1合程度しか飲めないことを話すと、
5000円でお任せのお料理とそれに合うお酒を少しずつ出してくれるという。
ハーフのハーフだから45mlずつくらいかな。

おいしいものをちょっとずつ・・・
これが本当にありがたい。

ちょっと時間が経ちすぎて、記憶が曖昧になっているが、
スパークリングの日本酒の小瓶(たぶん梅乃宿の)を出してくれた後、
天遊琳、梵、繁桝など、順番にお料理に合わせたお酒を注いでくれた。

こちらのご主人はお料理と日本酒のマリアージュを追求されていて、
それにかける熱意とこだわりが本当に素晴らしい。
お料理も日本酒もそれぞれが十分においしいのに、
それを最高の組み合わせで提供してくれるのだからたまらない。

どれもこれもおいしかったのだが、やっぱりブリ好きの私としては、コレ。


分厚くコロコロに切ったブリ。
脂はしっかりのっているけど、しつこくない。
口の中で柔らかく溶けて、甘味が広がる。

この日は、さっきまで泳いでいたアンコウを目の前で捌いてくれるという、
アンコウ解体ショー(?)も!!



↑こんなかわいいアンコウちゃんが・・・



↑こうなって・・・



↑こうなった(笑)

みるみる解体されていくアンコウは迫力があり、お客さんがみんな集まってクギヅケに。
(こんな大事なときに、ゆうちゃんはトイレに・・・

日本人って不思議だな。
これが牛とか豚だったら目を覆いたくなるのに、
臓物を見ても魚は平気。(というか、むしろおいしそう・・・)

新鮮なアンコウの刺身に、特製アンキモ味噌を付けていただいた。
おいしい~!!
さらに、新鮮なアンキモもいただいて、大満足!!



焼き物は、マナガツオ。
これもすごくおいしかったなー。

そして、こちらは魚介だけでなく、野菜もおいしい。
私は魚ばかりだと気持ち悪くなってしまうので、野菜があると嬉しい。


田辺大根のステーキ!
うまい、これうまい。前も食べたけど、大好き。酒に合う~!


そして、これ。
みんな大絶賛だった、海老芋のあんかけ!
なんか表面の食感がいいんだなぁ。
酒に合わせるためか、味は若干濃い目。
でも、それが旨い。(帰りの電車の会話は海老芋で盛り上がった)

まー、他にも何品もいただいて、どれもこれもおいしくて、本当に満足した。
2009年に新たに行った店の中では間違いなく満足度ナンバー1!!
何度でも訪れたいお店だ。
ご主人も奥さんも本当に優しくて素敵な人で、おいしいだけでなく、居心地がいい。
おいしいものいっぱい食べて、とても幸せな気持ちで店を後にした

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25日は、かどやとびりけんへ。



記憶が曖昧で、写真を見ても何か思い出せない・・・
スズキか?



自家製ベーコン入りポトフ~
何の調味料も使ってないのに、野菜の旨味だけでここまで濃厚になるんだから、不思議。
ベーコンが味を利かせてるんだろうな。

いつもびりけんの真髄は、椀物と魚の煮付けだと思う。
特に私は椀物が好きで、
もし「幸せ」を味にしたら、こうなるんだろうなぁと思うのだ。



ガシラの煮付け。
新鮮じゃないとこの薄味では味がもたないと思うのだが・・・
甘辛く炊いたのも好きだけど、これはまた全く別物!



きのこやブロッコリーのオーブン焼き。
素材の旨さが生きてます!



大好きなニラ饅頭。
その場で丸めて作ってくれる。
これがおいしいんだなぁ。

その他にも何品か食べ、お酒もいろいろいただいた。
そしたら、最後にお客さんの誰かが持ってきてくれたクリスマスケーキが!

6人だったので等分が難しいな・・・とマスターが言うから、
「私が切る~!」と包丁を・・・



「なんやねん、これ!!」

え、何って・・・8等分・・・

「なんで6等分って言ってるのに8等分やねん!」

え、だって難しいから・・・

「俺が難しいからって言ったらやるって言うし、任せたのに・・・」

いやいや、だから、8等分にして、みんな1個ずつ食べて、
まだもう一つ食べたい!っていう人が残りを引き受けるっていう作戦で・・・

「そんな作戦いらん!それになんやねん、このためらい傷は!!」

見ると、一度刃をおろして、引き上げた跡が・・・
(画像参照)

思えば、ひのきでも杉やんがケーキを作ってくれるたびに、
私は等分を間違えて失敗していたっけ・・・
さらにこの日、塾で生徒が持ってきてくれたケーキを16等分するという無茶をやり、
「細すぎちゃうん!」と生徒にも非難を浴びたところだった

なんかわからんが、3Dって苦手なのだ。(3D?)
ものを等分するとか、空間的な感覚がどうも人とは違うようで・・・

マスターのトホホな感じと私のやりとりが面白かったようで、
隣に座っていたオネエチャンが大爆笑。
みんなお酒がかなり入っていて、ちょっとしたことでもゲラゲラ笑う。
見知らぬ人同士、ずっと笑っていて、
「こんなに笑ったの久しぶり。ありがとう」とか言われて、
なんかいいことしたような気分になったクリスマスの夜(笑)

びりけんに通ってもう何年だろう?
10年くらいになるのかなぁ。
いつ行っても変わらない幸せの味とパワーの空間。

そろそろ仕事の打ち合わせ行こう。
年末の忘年会記録は、とりあえずここまで。