明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

何年やっても勉強だなー

2009-11-04 13:32:53 | 仕事
昨日は塾で、レギュラー講師と個別講師の合同ミーティング。
個別講師が模擬授業をやるのを見せてもらった。

一人ひとりを採点して評価も書くんだけど、これが難しい。
自分としては、少し辛めの採点にさせてもらった。

立場上、いろいろ偉そうなことも言わないといけないから言ったけど、
じゃあ、あんたできますか?と聞かれたら……ビミョー

いろんな人の授業を見させてもらって、自分にとっても勉強になった。
すごく。

松居さんに模擬授業で使う教材を相談されて、分数の文字式の計算を選んだ。
皆がどんなふうに教えるのか、知りたかったから。

分数の文字式の計算というのは、「学力的に厳しい生徒」にとっては非常に難関で、
でも、1年で習う計算の大事な要素がほとんど詰まってる大事なところだ。

・分配法則
・カッコの前がマイナスのときのカッコのはずし方
・同類項をまとめる
など。

分数の「通分」にこだわってしまう人が多かったけれど、
実は通分でひっかかる生徒はほとんどいない。
「マイナス」をかけるところのほうがかなりの率でひっかかる。
だから、私だったら、例題でマイナスの入った問題はまずやらない。

一次関数の増加量にしても同様。
「-7から3まで増加する」を例題にはしない。
「1から4まで増加する」と、絶対プラスの世界の話からやり方を理解させる。
「学力の厳しい生徒」にとっては、マイナスの世界のことって、
こちらが想像している以上に難しいのだ。

でも、そういうことって、1年目や2年目の講師はわからなくて当然だと思う。
私も10年やってたって、まだ「あ~そうか……。ここでひっかかるか!」
と思うことがあるのだから。

ただ、昨日の模擬授業で、「自分は教え方がわからないんだから、わかる人に聞いて勉強してでも、
生徒の成績を上げてあげないといけないんだな」と思ってくれたら、
模擬授業をやった意味があるかな、と思う。

上手にできた人が偉くて、できなかった人がダメなんじゃなくて。
誰でも最初はできなくて当たり前で、私だって堀先生に教えてもらって、
生徒に「わからん!」「あの先生わかりにくい!」とダメ出しされて、
時々泣いて(マジで)、
必死に教材作って考えて、やっとできるようになったんだから。
(そして、現在は衰退中やし・・・)

授業は本当に難しい。
最近、私はほんまにテキトーすぎるので、反省やな
もうちょっとがんばらないとあかんなと、
自分にとっても心を改められる、よい機会になった。

改めるといえば・・・

生活態度も改めなくては!
模擬授業の後飲みに行って、その後、ボウリング部の初活動!
2年ぶりくらいにやったなー、ボウリング。
楽しかった。

そして、帰るに帰れず、カラオケで半分以上しゃべってて、
朝帰り・・・

あかん!何やってんねん、私
大学生と同じことしてたら、ほんまにあかんって……

ほとんど寝ずに、原稿1本書いて、これから授業2コマ。
タフやな~

いやいや、ほんまに改めよう。
ボウリング部は活動しても、これからはちゃんと終電で帰ります、はい。