明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

やさしいごはん。

2007-11-23 02:12:21 | 美味しいもの
白菜のシーズン。
今年も何か新レシピを、と思い、今日は「白菜のクリーム煮」を作ってみた。
詳しいレシピはまた今度、HPのほうに更新しておこう。


野菜がたっぷり食べられる、やさしい味のスープだ。
白菜、いんげん、玉ねぎ、海老、ベーコンが入っていて、
固形スープと牛乳で煮込み、片栗粉でとろみをつけただけ。
癒し系の1品になった。

彼がまた終電で帰ってきて、これを食べて言う。
「あー、なんか元気になるわ。ありがとうな」

食べ物で人を癒せるって、嬉しい。
なんだかこちらまで、ほっこり。

でも、実は私はいつも彼がご飯を食べ始めるとイライラしてくる。
それは、お腹が減っているからだ。
私は外食のときは別として、基本的には「お腹がすいてちょっとしんどい」という状態でないと、寝ない。
たぶん、普通の人並みの晩ご飯は食べているのだが、大食漢の私がお腹いっぱいになろうとすると、かなりのカロリーを摂取しなければならない。
(1食で1500~2000kcalは必要)
イコール、太る。
なので、私は夜はお米を食べないし、お腹が減っている状態で寝る。
それも、かなり早めの7時くらいまでには食べ終えているので、
彼がご飯を食べる12時過ぎにはもうお腹ペコペコなのだ。

美味しそうに彼がご飯を食べるのを見ている時間は地獄だ。
本当に胃の小さな人が羨ましくて仕方がない。
こんなふうにいつもお腹がすいている状態で寝るなんてこと、ないんだろうなぁ。
それでも、中肉中背以下の体型にはならない。
とても損をしている気がする・・・

では、最近のご飯を紹介。


シマアジをいただいたので、彼と半分分けにして塩焼きに。
身がつまっていて、ほっこりして、美味しい。
右下は、水菜と豚肉の煮物。
今、水菜がおいしい時期。
この煮物は彼も大好きで、いつも喜んで食べてくれる。

この日の新作は、蓋物の器に入っている、ジャガイモと鶏つくねの煮物。
生姜をきかせて、あっさりと仕上げた。


↑この日は、完全に酒のアテ(つまみ)。
焼鳥とネギ。
里芋のサラダ。
人参とブロッコリーのグラッセ。
さつまいもチップス。
これは、さつまいもを薄くスライスして、油で揚げて、塩を振った。


↑この日はもっと酒のアテ。
水菜のサラダは、油揚げをカリカリにして乗せている。
小松菜と油揚げを炊いたの。
それと、ブリ大根。
ブリは、あえてアラで。これは2日目が美味しかったなぁ。


昨日は、こうちゃんがうちに遊びに来たので、鍋(うどんすき)をした。
こうちゃんは好き嫌いが多いので、いつも何を出すか悩む。
でも、冬はいい。
鍋は好きらしいので、とりあえず鍋にすれば大丈夫。

こうちゃんはビールを6缶あけて、梅酒と日本酒ちょっと。
私はビール2缶と、日本酒2合とウイスキー。
5、6時間飲んでしゃべった。楽しかったなー。

私の自慢の土鍋が写っているが、この土鍋はホントいい。
この鍋を持っていることだけで、いつも幸せな気持ちになれる。
厚みが全然違うので、すき焼きでもできる。
煮るだけじゃなく、「焼く」ということができる土鍋なのだ。
今年もまた大活躍!


↑最後に、ある日の彼のお弁当。
私の作る卵焼きが彼は大好きで、毎日入れても全く飽きないらしい。
この日はハンバーグ弁当。
彩りも考えないといけないので、お弁当は結構大変。

なんか、お弁当のおかずって難しい。
どうしてもおかずのローテーションが早くなる。

ふと思う。
そういえば、私が中学・高校、姉が中学・高校の、合計9年間、母は毎日お弁当作ってくれてたんだよなぁって。
あのときは何とも思っていなかったけど、大変だったろうな・・・
母は勤めていたから、朝8時過ぎには家を出るし、お弁当作って洗濯して、自分の身支度もして・・・って考えると、すごい労力だ。
だけど、できあいのものや冷凍食品などほとんど入っていなかった。
たまに、コロッケとシュウマイが冷凍だったかな。

私の母だけじゃなく、他の家庭でもそうだと思うが、私たちの親世代っていうのは、本当に働き者だ。偉い。尊敬する。
たぶん、もっと不便な時代を生きてきたから、労働を厭わないんだろう。
ほんの50年ほど前の話なのに、母は小学校に上がったら、弟をおんぶしながら、朝からかまどでご飯炊いてたっていうしなぁ。
この50年で、日本は本当に変わってしまった。
こんなに短い期間にこれだけの変化を遂げてしまった国というのも珍しいだろう。

母のことを考えると、頑張ってお弁当作ろう!という気になる。
できあいものや冷凍食品は、私もやっぱり使わない。
「あー、食べたら元気になった」って、彼が言ってくれるような、
そんな「やさしいごはん」を作り続けたいのだ。

だけど、おかずが決まらない。
なんかいいおかず、ないかなぁ。